つくにはBooksNo5_2025
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○任34福祉の現場を支える人たち関連学科社会福祉学科、地域福祉学科 など関連学科人間総合学科、福祉スポーツ学科 などどんな仕事? 知的障がい者に対する相談業務のほか、日常生活などの指導や福祉事務所職員への技術指導など、さまざまな幅広い業務を行います。福祉事務所や知的障がい者更正相談所などでは、専門家として、援助困難なケースを任されることも少なくなく、重要な役割を担う、やりがいのある仕事といえます。つくには? 知的障害者福祉司は公務員ですので、地方公務員採用試験に合格することが必要です。行政職や事務職に携わったあと、人事異動によって知的障害者福祉司として配置される場合もありますが、採用の際に希望を届けておくとよいでしょう。関連学科社会福祉学科、地域福祉学科 などどんな仕事? 主に病院などの保健施設で相談・援助業務を担当します。入院費の相談、治療に対しての不安、療養中の家事・育児の心配など、さまざまな問題を持つ患者に対して相談にのり、問題が解決するよう援助するのが仕事です。問題の解決は、主に社会福祉サービスを利用することで行います。つくには? 医療ソーシャルワーカーの資格は特にありませんが、多くの場合、社会福祉士資格を取得していることや、福祉系大学を卒業していることが採用条件となります。公立病院や大規模病院からの求人が一般的です。関連学科人間福祉学科、社会福祉学科 などどんな仕事? 福祉事務所職員での身体障がい者福祉に関する技術指導や、身体障がい者の相談・更生援護の要否・種類の判断などの専門技術が必要となる仕事です。主な職場は、身体障がい者更生相談所や福祉事務所となります。身体障害者福祉司の仕事に一定期間従事すると、社会福祉士の受験資格を得ることができます。つくには? まず、地方公務員採用試験に合格することが必要です。行政職や事務職に携わったあと、人事異動によって身体障害者福祉司として配置される場合もありますが、社会福祉士の資格を持っていれば採用の合否に有利だと考えられます。スポーツ指導で障がい者の社会参加を促進障がい者スポーツ指導員どんな仕事? 障がいを持つ人の社会参加を促進するために、スポーツ活動を推進する場合、参加者にスポーツ指導を行います。社会参加の一環として、相応のプログラムをスポーツセンターなどの施設で行う場合、現場で指導を担当します。つくには? 特に必要な資格はありませんが、地域スポーツ指導者や各種体育系の指導員資格は有効でしょう。公立施設の職員の場合は、ほとんどが公務員で、求人は稀です。入院中の安心を約束してくれる医療ソーシャルワーカー。※  =特定の職業ないし職位に任用されるための資格身体障がい者福祉に関する専門家知的障がい者福祉のスペシャリスト病院での相談・援助を担う就職してから社会福祉士資格へ繋がる道!4年以上、児童福祉司、身体障害者福祉司、福祉事務所の査察指導員、知的障害者福祉司、老人福祉指導主事の業務を行い、6ヵ月以上(600時間程度)を養成施設で学べば、社会福祉士国家試験の受験資格が得られます。身体障害者福祉司○任知的障害者福祉司○任医療ソーシャルワーカー(MSW)

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