36福祉の現場を支える人たち「仕事」について調べようhttps://www.tsukuniha-s.net/職業訓練で更正を促す■職業指導員■更正援護施設や授産施設の利用者に、職業を通して自立を図るための職業上の技術を習得させる訓練や指導を行います。特に資格は必要ではありませんが、技術指導できる経験や技能は必要です。作業指導で自立を促す■作業指導員■知的障害者支援施設などに配置されて、利用者の自立に必要な職業上の技術の訓練・指導を行います。障がいの程度に応じて、大工や農園芸、部品の組み立てのほか、日常生活上の援助もします。在宅介護のエキスパート■訪問入浴オペレーター■在宅介護サービスの入浴サービスを担当するスタッフです。特に資格はいりませんが、在宅介護にくわしく、訪問介護員の資格を持っていると有効です。在宅介護サービス企業や社会福祉協議会などで活躍できます。施設全般を管理する責任者■施設長■基本的に、1施設に1名配置され、施設の運営・管理にあたります。施設のサービス提供や財務の管理、各種折衝などを行う施設全般の責任者です。社会福祉施設の基本的な理解と、マネジメント能力も求められます。介護施設の事務業を取りしきる■介護事務管理士■介護施設における事務仕事を担当、管理します。主な業務は介護報酬、つまり介護施設で発生した介護サービス料を計算し、利用者や行政に請求します。施設によっては受付や送迎、人事管理などの業務を行う場合もあります。快適な歩行を約束する■シューフィッター■足に関する基礎知識と靴合わせの技能を習得し、足の疾病予防の観点から、正しく合った靴を選びます。健康管理の一翼を担う技術者であり、専門家です。靴メーカーやショップが活躍の場となります。要介護者を訪問しヘルパー行為を実践■介護福祉士実務者研修(旧:ホームヘルパー1級)■いわゆる「ホームヘルパー」のお仕事は、介護が必要な人の家を訪問し、食事や洗濯などの日常生活に必要な作業や、必要に応じてのアドバイス・相談などを行います。2013(平成25)年度より介護職員基礎研修及びホームヘルパー1級の資格は「実務者研修」へ一本化されています。支援施設で暮らす母子をサポート■母子支援員・少年指導員■母子指導員・少年指導員は母子生活支援施設で暮らす母子に対し、相談や助言など生活面、精神面をサポートし社会的自立の手助けをする仕事です。国家資格ではありませんが、厚生労働大臣指定・児童福祉施設の職員養成学校等の卒業者、保育士、2年以上児童福祉の仕事に従事する等の条件が必要です。まだまだあるよ!福祉の仕事
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