つくにはBooksNo5_2025
41/110

○任心理系の仕事で活躍する人たち41「仕事」について調べようhttps://www.tsukuniha-s.net/※  =特定の職業ないし職位に任用されるための資格ひとり親家庭の自立をサポート■母子・父子自立支援員■離婚や死別などの何かの理由でひとり親家庭となり生活が困窮した家庭の現状を把握して、子どもの健全な育成とひとり親の経済的な自立の支援を行います。最近は貧困の問題などから寄せられる相談の件数が増加しており、相談機関や母子・父子自立支援員の必要性が高まっています。保健室の意義を見直す■スクールヘルスリーダー■いじめなどの問題で保健室を利用する生徒が増加している事を受けて、保健室の充実を目的として定年退職した元養護教諭を学校に派遣するスクールヘルスリーダー制度により誕生した仕事です。保健室になら登校できる生徒の悩みを見抜いて、問題の解決をはかります。保護者の悩みに助言・指導を行う■家庭児童相談員■家庭および家庭児童相談所で、児童に関してさまざまな問題を抱える保護者の相談に乗り、助言や指導を行います。生活習慣などの家庭内の諸問題から、不登校などの家庭外の相談まで受けます。近年は、児童虐待相談の件数が急増し、高度な専門的対応が求められています。また、育児不安等への子育て相談ニーズも拡大しています。相談・援助の代表的職種■生活相談員■特別養護老人ホームなどの高齢者施設に多く配置され、利用者や家族からの相談に応じ、助言・指導を行ったり、高齢者の一人ひとりにあった生活支援システムを計画・実行したりします。心身障害者施設の場合には、生活援助と訓練指導を中心に行います。全国の福祉事務所で相談に対応■面接相談員■全国1,244か所(2024(令和6)年4月:厚生労働省)ある福祉事務所に必ず設置されている職種で、生活苦などを訴える相談者に対して面接を行い、福祉事務所の職員と連携を保ちながら、必要な援助を行います。地方自治体ごとに設置規則を設けているところが多いようです。審理をするうえでの問題点を調査・分析■家庭裁判所調査官■家庭裁判所で取り扱われる家事事件や少年事件は、近年ますます複雑化しています。家庭裁判所調査官は裁判の当事者となる人たちの面接や心理テスト、カウンセリングなどを行い、問題解決の一助とするためにその結果を裁判官に報告する専門職です。■児童心理司○■任■学校心理士■まだまだあるよ! 心理の仕事

元のページ  ../index.html#41

このブックを見る