?どんな?つくには?どんな?つくにはには、大学の医・歯学部を卒業する、大学の保健衛生学部や薬学部・理学部・栄養学部などで、指定された科目を履修することでも受験資格が得られます。検査機器やデータを扱う仕事であるため、正確さや慎重さが求められます。また、結果を見て、それが何を意味するのかを判断するために、化学や生物などを基礎とした知識が必要になります。関連学科臨床検査学科 など合格することで資格を取得できます。 臨床工学技士の活躍の場は、これまでは病院が中心でしたが、最近では医療機器メーカーでのユーザーへの機器運用の指導、研究機関での医療機器の研究・開発、臨床工学士養成施設での教育分野からの求人も増加しており、将来性のある資格です。 臨床工学(技士)科 など関連学科看護・医療の現場を支える人たち45仕事仕事医療機器で生体データを取得 臨床検査技師(Medical technologist)は、医療の現場で必要になる検査のスペシャリストです。医師が正しい診断をするためには、患者さんの状態を把握する必要があります。そして、患者さんの詳細な生体データがあれば、より正確な診断ができます。臨床検査技師は、患者さんの身体や患者さんから採取した血液や尿などを、顕微鏡や医療機器などを使って検査し、生体データを取得することを専門にする医療技術職です。正確さ、慎重さが大切 臨床検査技師の仕事をするには、臨床検査技師の国家資格を持っていなければなりません。その受験資格を得るには、臨床検査技師の養成課程を設置する大学・短大・専門学校(3年以上)を修了するのが一般的な方法です。他「ECMO」を扱う仕事 人間の生命を維持する呼吸、血液の循環、代謝を一時的に医療機器に代行させたり、補助させたりする生命維持管理装置の操作と保守・点検・管理が臨床工学技士の主な仕事です。 医療機器は急速に進歩していて、医療現場では高度な医療機器が導入されるようになり、医学的知識を持ち、高性能な機器を操作・管理できる専門技術者の需要が急増しました。特に、新型コロナウイルスに有効な対症療法である人工心肺装置「ECMO」を扱える仕事の1つとしても注目され、臨床工学技士の認知度は以前より大きく高まっています。現場以外にも需要拡大 文部科学大臣または都道府県知事指定の養成施設において3年以上必要な知識と技能を習得した後、臨床工学技士国家試験に臨床検査技師臨床工学技士医療現場における検査のスペシャリスト医療の進歩と共に業務内容が高度化
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