公益財団法人日本医療保険事務協会 TEL:03-3252-3811関連学科 医療ビジネス科、医療情報科 など看護・医療の現場を支える人たち49装具で社会復帰を支援義肢装具士保険請求計算のプロフェッショナルどんな仕事? 障がいで失った手足の機能の代わりをする義手・義足・コルセットなど治療用の装具を製作し、利用者が社会復帰できるよう、リハビリを行う専門職です。製作、身体への適合はもちろんのこと、適合に際して、義肢の場合の不安定さをなくしたり、利用者に対する心のケアを行ったりします。つくには? 指定の養成施設を卒業し、国家試験を受験して資格を取得します。多くは義肢装具メーカーに就職します。メーカーの職員が資格取得を目指す場合も多く、また最近ではチーム医療の一員と見なされる場合が増えてきました。どんな仕事? 医療機関の収入の大半は、健康保険などからで支払われます。診療報酬請求事務とは、健康保険に係る「診療報酬明細書(レセプト)」の作成や、健康保険の点数の計算を主に行います。計算能力が必要なのはもちろんのこと、医療に関する専門的知識が求められます。高齢化に伴う医療費の増大により、この診療報酬請求事務のニーズが高まっています。需要と供給のバランスを考えても、将来性の高い仕事と言えるでしょう。つくには? 医療事務として働くだけではなく、計算能力やパソコン技能を生かす業務に就きたいと考える場合、財団法人日本医療保険事務協会が実施している厚生労働省認可の試験「診療報酬請求事務能力認定試験」を受験して、資格を取得しておくと有利です。病院に勤務する時に職種の希望が通りやすいこともあるでしょう。どんな仕事? 医療業界の秘書です。病院では医師を上司とする秘書業務になります。一般企業と違い、病院では秘書に求められる業務のほか、受付や会計、診療費の計算といった医療事務に関する知識が必要になってきます。スケジュール管理や書類作成にはパソコンのスキルが必要不可欠です。医療用語や診療報酬に関する知識、医学会議の資料作成など医療知識に基づいた秘書業務となります。つくには? 病院の受付や会計業務といった仕事をするためには、「医療秘書」の資格が必要になります。医療秘書の資格を取得できるもっともポピュラーな資格試験は、医療秘書技能検定試験であり、レベルに応じて1級、準1級、2級、3級と4レベルに分かれています。病院勤務を希望するときにこの資格を持っていると、有利に働くこともあります。関連学科義肢装具士科、義肢装具士学科 など関連学科 医療秘書学科、医療秘書・医療事務科 などどんな仕事? カルテをはじめとする院内の診療記録を整理し、必要なときすばやく提供できるように管理する仕事です。それらの情報を加工し、病気や診療統計をまとめ、研究や広報のために提供することもあり、多くの患者が訪れる大規模な病院では専門職として勤務する場合もあります。コンピュータの操作スキルはもちろん、医学知識、診療情報に関する読解力も求められます。医療の安全管理、質の向上になくてはならない仕事です。つくには? 四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)および医療研修推進財団が資格付与する「診療情報管理士」資格を取得すると有利です。この資格を取得するには日本病院会が認定する専門学校や大学を卒業して試験に合格するのが早道です。関連学科 診療情報管理士科 など医療秘書教育全国協議会事務局 TEL:03-5675-7077一般社団法人日本病院会 TEL:03-5215-6647医療の安全管理になくてはならない存在病院内のスーパー秘書診療報酬請求事務医療秘書診療情報管理士
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