業界就職最前線業界就職最前線64業界就職最前線どちらともいえない(30.8%)変化を感じない(69.2%)面接などオンライン対応が定着これからも引き続き注意して生活を学校に聞いてみました新型コロナウイルス感染症の影響で、業界の就職動向に変化を感じますか? 新型コロナウイルス感染症によるコロナ禍が国内で発生してから、令和6年時点でまる4年経ちました。昨年には政府によって同感染症の「5類」移行が宣言され、数々の規制も緩和・撤廃されました。社会では観光分野などを中心に、一連の騒動の収束ムードも強まっています。 業界就職最前線ではここ数年、コロナ禍にあって業界の就職動向に変化はあったか、就職指導ではどんな取り組みを行ったかについて、掲載各校にアンケートを取ってきました。 コロナ禍の影響で、現在の業界の就職動向に変化はあったか、という設問については「いいえ」が過半数、残りは「どちらともいえない」という結果でした。昨年時のアンケートにおける同様の設問についてもほぼ同様の結果となっています。 (専門学校仙台総合医療大学校)・オンライン面談の指導。 (静岡産業技術専門学校)・面接指導をハイブリッド(対面・オンライン)で行っている。 (専門学校 沖縄中央学園)・対面での合同企業説明会を行っていたが、コロナ禍よりオンラインでの企業説明会へと切り替えた。企業の説明を録画し、体調不良等で当日参加できなかった学生や、より多くの企業を知りたい学生が後から何度でも見ることができ、好評を得ている。 (専門学校 沖縄統合医療学院)・パネルシアターやエプロンシアターの強化など。 (専門学校尚学院国際ビジネスアカデミー) この結果については、コロナ禍以前から各業界、特に保育・福祉業界では人手不足が続き、新しい人材が常に求められていることに加え、コロナ禍がきっかけで導入が進んだ、面接や企業説明会のオンライン化が、多くの企業・学校で定着したためと推測されます。 実際、コロナ禍の影響で始め、現在も継続している就職指導の取り組みはあるかという設問に対しては、今年も多くの学校が、オンラインでの面接や企業説明会について回答しています。 ちなみに「現在、就職現場はコロナ禍以前の状態に戻っていると感じられるか」という問いには、若干ながら「戻っている」という回答がありました。コロナ禍がこのまま収束しても、この分野においては就職動向に大きな変化はないのかもしれませんが、ウイルスの感染者は現在も出続けています。私たちはこれからも社会の動向と、自身の暮らしに注意を払って生活を続けてゆくべきでしょう。コロナ禍の影響で新たに取り入れ、現在も継続している就職指導はありますか?・ネット環境を整え、学生のWEB面接や説明会参加の際に使用している。コロナ禍で移動制限があった際には、遠方の学生に対してリモートでの就職指導を行った。現在もリモートでの指導が必要な時に活用している。Q2Q3保育・福祉・医療・健康業界コロナ禍を経て、就職に変化は?
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