つくにはBooksNo6_2025
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売上高(億円)1,9401,6981,2161,009939807738655644528※西武HDはホテル・レジャー事業、共立メンテナンス、オリエンタルランドはホテル事業、三井不動産は施設営業事業、東急はホテル・リゾート事業業界最新動向●業界動向これまでの活動を継続させ客室の衛生管理を徹底し、チェックインシステムなどを導入して従業員や宿泊客の効率をUPさせるなど、安心して利用してもらえる取り組みが必要です。また最近では、在宅ワークの定着により、仕事(Work)と休暇(Vacation)をあわせたワーケーションが広まり、滞在型の需要も増えています。●主な企業株式会社帝国ホテル、株式会社星野リゾート、株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド●業界動向コロナの収束により大浴場利用や会席料理の提供など、宿泊客との接点は日常に戻りつつあります。さらに、フォトジェニックな料理や内装、非日常体験の提供によりSNSでの情報が主流な若い世代を狙っています。●主な企業角館山荘侘桜、箱根吟遊、銀山温泉藤屋、強羅花壇、加賀屋、佳翠苑皆美、指宿白水館<旅館業><旅館・ホテル><日本人宿泊者数><外国人宿泊者数>業界規模宿泊者数最新動向売上高ランキング企業名順位12345678910西武HDリゾートトラストルートインジャパン共立メンテナンス三井不動産東横インオリエンタルランド東急ホテルオークラニュー・オータニ(2022〜2023年度 業界動向リサーチ)2023年5月から新型コロナウイルスの位置づけが「5類」に移行したことや、十分な感染対策を行う等の不断の努力が実を結び、徐々に客足を回復しているホテル業界。復活の兆しが見えた2022年から、抑制されていた旅行へのリベンジ消費による需要増加もあり、大手が軒並み売り上げを伸ばしており、かなり日常が戻ってきた状況といえるでしょう。さらには円安により訪日外国人も堅調に回復・増加しており、しばらくは活況が続くとみられます。19●新型コロナウイルスの収束で回復傾向へ●34年ぶりの円安で更なる訪日外国人観光客の増加へホテルの将来は?旅館の将来は?ホテル業界供給増加によりホテル不足は解消90,705施設(前年度比+990軒)50,321施設(前年度比−202軒)(令和4年度衛生行政報告例生活衛生関係 厚生労働省)3,633万人(2024年2月)(前年同月比+3.2%)1,152万人(2024年2月)(前年同月比+94.2%)(令和6年2月観光庁 宿泊旅行統計調査)

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