つくにはBooksNo6_2025
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●業界動向晩婚化が進むことにより、「なし婚」が増加している一方で、高価な結婚式を行うカップルも増加しており、結婚式にかける費用が2極化しています。結婚に対する考え方が多様化しており、従来のような一律のサービスではなく消費者のニーズに沿った結婚式を企画することが求められるでしょう。●主な企業株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ、株式会社ツカダ・グローバルホールディング●業界動向様々なものをシェアする動きも加速している現在、結婚式などで使うパーティドレスをレンタルするという需要は将来も一定量あるでしょう。インターネットなどを使用して、より手軽にレンタルできるようになっています。●主な企業株式会社ブライダルハウス チュチュ、株式会社ハツコ エンドウ ウェディングス業界規模最新動向 (2022〜2023年 業界動向)ブライダル業界の市場規模は激減し、厚生労働省によると2023年の国内の婚姻件数は、489,281組で前年より30,542組減少しました。コロナ禍に見舞われた2020年に大幅減少したのち、22年はその反動からわずかに持ち直しました。その後、コロナ禍が収束したことで、結婚を先延ばしにしていた人たちを中心に巻き返す動きが期待されましたが、2023年に再び大きく下振れた形となりました。コロナ禍で雇用の不安定化や人の出会いが極端に抑制されたことをきっかけに、婚姻数の減少が顕著となったと考えられます。 (令和5年(2023)12月分人口動態統計:令和6年2月)業界最新動向21エアライン業界結婚式場・手配ランキング516億円1位 ツカダ・グローバルHD455億円2位 テイクアンドギヴ・ニーズ257億円3位 BP(2020年)241億円3位 エスクリ 5位 ワタベウェディング(2021年)196億円ホテル業界トラベル業界ブライダル業界婚姻件数は微増で業績は堅調に推移ブライダル業界ブライダルプロデュースの将来は?ドレスショップの将来は?

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