つくにはBooksNo6_2025
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24最新海外動向対コロナの施策として米国では、2022年には移動制限が解除され、感染状況次第でマスク着用不要との方針を打ち出しました。2023年5月からはワクチン接種証明書の提示も不要となり、コロナ禍以前の条件での入国が可能となったため、海外からの入国者数が増加しました。米国政府は旅行・観光戦略とし、2027年までに年間9千万人の外国人旅行者の受け入れを目指しています。外国人旅行者による消費額を2,790億ドルと想定し、米国経済の活性化につなげていく方針です。大手ホテルチェーンのマリオット・インターナショナル、航空会社のユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス、宿泊施設予約サービスのエアビーアンドビーなどが注目されます。ここでは、ホテル・ブライダル・エアライン業界の、海外における最新ニュースや動向、流行、活用・応用技術についてわかりやすく紹介します。アフターコロナ、米国経済の活性化新しいトレンドが次々に登場シンガポール航空グループのサステナビリティシンガポール航空グループは、サステナビリティ目標に対して積極的に取り組んでおり、利用客、株主、投資家、そして従業員にとって重要な項目だと位置付けています。また、より持続可能な方法で事業を行うための活動を実際に行い、環境・社会・ガバナンス(ESG)の取り組みをグループ全体で実施しています。さらに次世代航空機への投資、運航効率の向上、持続可能な航空燃料(SAF)などを使用した低炭素技術の導入や高品質なカーボン・オフセットを調達し、2050年までに二酸化炭素の排出実質ゼロを目指しています。旅行業界 ブライダル業界新型コロナウィルスの影響を受けたことから需要が伸びたフォトウェディングは、コロナウィルスが5類感染症へ移行となり規制が緩和された後も堅調に伸びています。他にも、花や緑などの自然に囲まれ、太陽の光を浴び、開放的な結婚式を楽しめるガーデンウェディング、海外だけでなく、沖縄や軽井沢、北海道や那須などで結婚式を挙げるリゾートウェディングなど、新しい結婚式のスタイルやトレンドが変化し続けています。エアライン業界ホテル・ブライダル・エアホテル・ブライダル・エアライン業界の、最新海外動向ライン業界の、最新海外動向

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