お役立ちDATAフランス語スペイン語ドイツ語イタリア語ポルトガル語計第1次合格者数(人)631 第1次合格率(%)24.0 第2次受験者数(人)706 第2次合格率(%)50.6 受験者数(人)17 10.6 26 34.6 英 語 2,764 173 18 18.6 20 50.0 100 13 31.7 15 40.0 44 54 18.1 72 43.1 中国語 319 16 33.3 21 33.3 54 13 7 41.9 18.9 14 10 14.3 30.0 32 ロシア語 40 14 16.3 14 71.4 韓国語 87 2 8.3 3 33.3 タイ語 25 901 48.4 785 22.7 ※受験者数には、筆記試験免除者数を含む 3,638 最終合格者数(人)357 合格率(%)9 12.95.210 10.06 13.631 9.77 13.02 3 6.37.510 11.51 4.0436 12.0(参考資料:2023年度 日本政府観光局(JNTO)HP)難易度再上昇、有資格者の地位向上 外国人旅行者を相手にプロの通訳ガイドとして活動できる国家資格「全国通訳案内士(2018年1月通訳案内士より名称変更)」の知名度が上がっています。コロナ禍以前は訪日観光客の増加や、東京五輪をはじめとしたインバウンド需要への関心の高まりが背景となっていました。 日本政府観光局によると、2022年度の全国通訳案内士の資格試験の総受験者数はコロナ禍の影響も明け、3,638人と前年度より166人増加、最終合格者は436人と135人減少しました。合格率は12.0%で、前年度の16.4%を下回り、コロナ禍でありながらもこの資格の重用性が高まってきたことが認知されています。資格取得者には質の高さが求められており、またコロナ収束により訪日外国人が増加傾向にあるため、今後も通訳の不足とニーズの高まりは続くと思われます。 全国通訳案内士は、通訳案内士法において「報酬を得て、通訳案内(外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をすることをいう)を行うことを業とする」とされています。国家試験に合格したのち、「全国通訳案内士」として都道府県に登録をします。2024年4月1日現在の登録者数は27,590人に達しています。全国通訳案内士試験は、年齢、性別、学歴、国籍などに関係なく受験が可能です。 単に語学力が優秀であるだけでなく、日本を紹介するという重要な役割を担う点で、“民間外交官”とも言えるやりがいのある仕事です。初任給例活躍の場関連資格□翻訳出版社 □翻訳会社 □翻訳エージェント □通訳派遣会社 □総合旅行会社 □フリーランスetc.●JTA公認翻訳専門職●TOEICⓇ L&R TEST ●全国通訳案内士●実用英語技能検定 etc.全国通訳案内士試験 2023年度受験者数及び合格者数通訳案内士:日給約25,000〜30,000円(参考資料:(社)日本観光通訳協会HP)44翻訳・通訳の仕事を支える人たちTravel World翻訳・通訳の仕事を支える人たち企業のグローバル化に伴い需要増。アジアの言語に注目地球規模で活躍が期待されるマルチリンガル
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