つくにはBooksNo7_2025
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Q1Q2Q3A成層圏から無線通信サービスを提供するシステムAAIの信頼性やリスク、セキュリティマネジメントなどを向上させる取り組みA病気治療や狭いところでの作業が期待されていますHAPS(ハップス)とは「High Altitude Platform Station」の略称で、無人航空機などを利用し、成層圏から広域な無線通信サービスを提供する新しい通信システムのことです。従来の地上系ネットワークではカバーできない山岳部や離島などで利用できる点がメリットです。2027年の実用化に向けて多くの事業者が参画し、「空飛ぶ基地局」としての無人航空機の開発を行っています。AI TRiSMとは「AI Trust, Risk and Security Management」の略で、AIの信頼性やリスク、セキュリティマネジメントなどを向上させる取り組みです。Web会議やリモートワークなどのデジタル技術が導入されたことや、ChatGPTなどのAIが導入されたことによりセキュリティリスクの管理が大きな課題となったため注目されるようになりました。説明可能な設計のAIモデルの構築、開発から運用・更新までの効率的な実行、攻撃に対する耐性、プライバシー保護の4項目が大きな柱になっています。その名の通り、マイクロサイズの小さな自律型のロボットです。将来的には小さなロボットが体の中に入り、病気の治療に活用されることが期待されています。そのほかにも、エネルギー消費量が少ないことや廃棄物の削減などのメリットが挙げられ、多方面での活躍が考えられます。しかし、小さなサイズのロボットにコンピュータや動力源を収納する必要があるため、開発は困難を極めます。実用化のため、今後の研究が盛んになる分野の1つでしょう。業界の最新キーワード23通信業界で注目されている「HAPS(ハップス)」とは?「AI TRiSM」って何の略?どういう意味?「マイクロロボット」には何が出来るの?業界の最新キーワード業界の最新キーワード気になるIT業界の「?」をQ&Aで理解しよう!

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