ハードウェア・メカトロニクスの仕事を担う人たち39高度化するロボットを開発、設計ロボット開発エンジニアシステムを常に良好な状態に保つ工業系の学校で高度な専門知識を修得する 先端的な研究にチャレンジしたいのなら、大学や大学院のロボティクス学科や機械工学科でより高度な専門知識を習得する必要があります。また、工業系専門学校や短大、高専などで実践的な教育を受けて、関連の仕事に携わるケースもあります。主な活躍分野は、ロボットFA(ファクトリーオートメーション)関連会社、自動車や電気メーカーの研究・開発・製造部門などです。関連学科 ロボティクス学科 などハードウェアの知識があると有利 大学・短大・専門学校などの情報系学科、電子工学系学科で学び就職するのが一般的です。CEの仕事につくには、コンピュータメーカーなどの販売会社や多数のサーバーを運用するためのデータセンターを保有する会社に就職する場合が多いです。関連学科高度情報処理学科 など②現地調整作業 ユーザーへ新しくコンピュータを納品するときに、OSの初期設定を行います。また、周辺機器の取り付けや、システムの設定を行い、正常に動作することを確認します。③保守点検 システムが安定稼動できるようにソフトウェアのアップデートや監視を行います。④故障修理 ハードウェアの交換、システムやデーロボットでの自動化が進む ロボットには接客、介護、産業、建設用などさまざまな種類があります。ロボット開発エンジニアはコンピュータ制御によって、複雑な動きをする高度なロボットの研究・開発と設計をする仕事です。大きく分けると、人でいう五感にあたる「センサー」、動作をコントロールする「知能・制御」、人間の手足にあたり運動を行う「駆動」の3つの専門分野があります。業務内容は、どんな仕事顧客のシステムをメンテナンスする カスタマーとは顧客、取引先という意味であり、コンピュータや関連機器、またそのシステムが常に良好な状態で作動するようにメンテナンスを担当するのがカスタマーエンジニア(CE)です。CEの仕事を大きく分けると、次の4つの作業になります。①機器の選定 顧客が求める要望に対して、適したどんな仕事自社製品を提案します。タの復旧などを行います。計画書の作成、専門分野ごとに担当する箇所の設計・開発、実用化に向けた実験、メンテナンスが主です。「知能・制御」の分野では、C言語やJavaなどの言語を使用しソフトウェアのプログラミングを行うため、ソフトウェアの深い知識も必要になります。つくにはつくにはカスタマーエンジニア(CE)
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