つくにはBooksNo7_2025
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クリエイティブの仕事を担う人たち43Webサイトの基礎をつくるWebエンジニアつくにはつくにはWebの基礎知識と技術を学ぶのが有利 大学・短大・専門学校などの情報通信・クリエイティブ系学科で基礎知識と技術を総合的に学ぶと有利です。HTML/CSSやJavaScript、PHP、Javaなどのプログラミング言語を勉強しておくと良いでしょう。関連学科情報システム学科 などWebデザイナーなどを経験するルートが一つ Webデザイナー、Webエンジニアを経験して、ディレクターになるルートが一つです。学歴や資格は不問ですが、大学・短大・専門学校などの情報通信・クリエイティブ系学科で基礎知識と技術を総合的に学んでいると有利です。関連学科Web技術科/Webデザイン科/Webクリエーター科 など② バックエンドエンジニア:サーバーの構築やデータベースの構築、システムの開発・運用など、コンテンツのシステム全般の開発を担う。専門のサーバーエンジニアやデータベースエンジニアなどが担当することもある。Webサイト上で動くプログラムを開発する Webエンジニアは、WebサイトやWebを利用した業務システムなどの制作において、プログラムの作成を担当します。例えば、ネット販売やGoogle Mapのストリートビューなど、情報を複合的に入手できるWeb上のシステム開発もWebエンジニアの仕事です。こうしたWebサイトの複雑化から、仕事は大きく2つに分類されています。① フロントエンドエンジニア:Webデザイナーが作成したデザインと仕様書を基に、コンテンツの見た目(フロントエンド)を作成する。どんな仕事制作スタッフをまとめてWebコンテンツを作る Webディレクターは、自社の企画あるいは顧客からの依頼によるWebコンテンツ制作のプロジェクトを統括します。デザインを担当するWebデザイナー、システムやプログラムを担当するWebエンジニア、その他Webサイトのコンテンツに必要なライターなどさまざまなスタッフを取りまとめて指示を出し、プロジェクトの進行管理や全体のマネジメントを行う職業です。Webコンテンツ開発を行う上級職で監督者の役割を果たします。Webディレクター自身は、サイトの制作よりも人との交渉、企画、プレゼンテーション、監督の仕事を行うので、コミュニケーション能力、折衝能力、管理能力が重要になってきます。またプロジェクトに関わる全ての人の仕事を理解している必要があるため、経験を積んでから就く場合が多いです。どんな仕事Webコンテンツ制作のまとめ役Webディレクター

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