コンサルタント・その他の仕事を担う人たち47検索上位にヒットさせる改善を提案SEO戦略コンサルタントつくにはどんな仕事? OSやDB(データベース)、ネットワークなどシステム構成に精通し、情報システムを技術面からサポートするのがITコンサルタントです。顧客となる企業にとって最適なハードウェアやソフトウェアを選択し、システムを提案します。顧客の要望を正確に理解するためにさまざまな業界の知識や、最適なITサービスを選択するための最新知識を学び続けなければなりません。つくには? ITコンサルタントの活躍の場は、ITを専業とする企業をはじめ、コンサルティング系企業、大手企業の情報システム部や経営戦略室などです。一般的には、専門知識を持つ人が集まりチームで業務を行います。つくには、大学・短大や専門学校などで、情報工学、経営学、商学、コンピュータなどを勉強する必要があります。関連学科経営システム工学科/ITビジネス学科 など(実務経験3〜10年以上は必要)。そのためには、大学・短大や専門学校などで、情報工学、経営学、商学、コンピュータなどを勉強しなければなりません。 また、ITコーディネータ資格を取得すると実践にも役立つでしょう。資格取得のためには、試験の合格と研修の受講が条件となります。研修では仮想企業を題材にした疑似体験が可能です。関連学科経営情報学科/ITビジネス科 などどんな仕事? 顧客のWebサイト内の課題を明確にするとともに、検索結果で上位表示されるように改善策を提案するのがSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)戦略コンサルタントの仕事です。Webサイト自体を改善するほか、上位表示が実現可能なキーワードの選定などを行います。また、上位に表示をさせるだけでなく、顧客が抱える課題を解決するための提案も行います。つくには? Webや検索エンジンのシステム、コンピュータ全般、企業経営に関する知識など、経営と情報技術の両分野の専門的な知識が必要です。ハイレベルなスキルを維持する意欲や、業界の動向から最新の経営理論まで、多方面へ関心を持つ人が求められます。SEOを専門に行う会社、システムコンサルティング会社などで活躍します。関連学科経営システム工学科/経営情報科 など経営と情報技術両方の知識を総動員 ITコーディネータは、経営者の立場に立って、経営とITの橋渡しをし、経営戦略と結びついたIT投資を推進・支援するプロフェッショナルです。経営層や社員にヒアリングを行い、それを基に経営戦略を練りシステム構築を行います。システムを取り入れるメリットを経営層に理解してもらうためには、経営と情報技術の両分野の専門的な知識と実務経験が必要です。ハイレベルなスキルを維持・向上させる意欲や、幅広い視野をもち業界の動向から最新の経営理論までキャッチできる人が求められます。どんな仕事専門知識と実務経験を身につけてから活躍 ITコーディネータを目指そうとする人は、企業のシステム部門や経営部門などに所属するか、経営コンサルティング会社やシステム開発会社、会計事務所などに就職して、働きながら知識と技能を身につけていくと良いでしょう経営に結びつくIT投資をサポート顧客企業に最適なシステムを提案ITコンサルタントITコーディネータ
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