つくにはBooksNo7_2025
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「仕事」について調べようつくにはネットhttps://www.tsukuniha.net/50コンサルタント・その他の仕事を担う人たち※法律で定められた国家資格の取得が必要パソコン技術を多くの人に教えるパソコンインストラクターまだまだあるよ! IT関連の仕事どんな仕事? 高校の科目「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」を担当します。2022年度より「情報」科目が分割され、情報モラルやコンピュータ、ネットワーク、簡単なプログラミングを学ぶ「情報Ⅰ」が必修化、データサイエンスやさらに充実したプログラミングを学ぶ「情報Ⅱ」が選択科目になりました。小中学校でもプログラミング教育が必修化したことで、教員には高度な知識・技能が求められます。また、進路指導、部活動の顧問などの業務もあります。つくには? 大学院・大学の教育学部などで教育実習を経て、国家資格である「高等学校教諭一種免許状(情報)」「高等学校教諭専修免許状(情報)」どちらかの取得が必須の条件です。募集人数が限られているため、「情報」の免許だけでなく、「数学」の免許を併せて取得し、情報教諭と数学教諭を兼任する人が多いです。関連学科教育学科/情報学科 などどんな仕事? パソコンインストラクターの役割は、受講生の疑問に答え、PC利用技術を確実にアップさせること。教える相手は、若い人からお年寄りまで、まったくの初心者からIT関連の資格取得をめざす人などさまざまです。街のパソコン教室や企業での研修、小・中学校でのプログラミング学習などその活躍の場は多岐にわたります。どのような相手にもその習熟度に合わせて適切に教えることのできる知識とコミュニケーション能力が必要です。つくには? パソコンの知識や利用技術だけでなく、指導方法の習得も不可欠。専門学校のOA関連学科なら体系的な知識と必須スキルをマスターできます。 資格がなくてもインストラクターの仕事はできますが、実力の裏づけとなりますから取得しておくと有利です。特に、MCTやMOS、Adobe認定プロフェッショナルは知名度が高く、取っておいて損はありません。関連学科情報学科/情報ビジネス学科 など製品説明書を作成■テクニカルライター■家電製品に封入される取り扱い説明書や、技術者のための仕様書をわかりやすく簡潔に作成する仕事です。人に説明する文章を書くので、自身が製品のことをすみずみまで理解している必要があります。テクニカルライターの仕事につくには、ライティング力や理解力、機械的な知識が重要です。会社内のコンピュータの何でも屋■システムアドミニストレータ■会社内で使用するコンピュータを管理するスペシャリストです。新しい情報システムの導入計画や、社員が使用するパソコンのトラブルに対処するなどさまざまな業務を行います。ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークの知識やどんな状況でも素早く対応できる力などが必要です。コンピュータの営業、販売を担当■セールスエンジニア■コンピュータやその周辺機器、搭載するソフトウェアなどの営業、販売にあたります。豊富な商品知識と専門知識を持った技術者的側面と、顧客企業のニーズに鋭く反応して提案できる営業センスの両方を兼ね備えた人材であることが求められます。高校の科目「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」を担当高校教諭(情報)

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