つくにはBooksNo8_2025
49/98

関連学科コンサート・イベント科ローディー専攻、音楽サービス創造学科 など関連学科放送芸術学科美術コース、演劇スタッフ科舞台美術専攻 など関連学科関連学科レコーディングクリエイター科、音響技術科、音楽総合学科PAコース など関連学科音響・映像・照明学科、舞台音響照明学科、照明クリエイティブ科、コンサート・テレビ照明専攻などどんな仕事? PA(Public Address)とは、ステージ上の楽器や歌などすべての音源を一度集めてベストな状態にミキシングし、すべてのスピーカーから同じ音を出すシステムのことを言います。このシステム機器を操作・調整するのがPAエンジニアであり、その仕事によって、アーティストの演奏をすべての観客に最高の状態で行き届かせることができます。つくには? PAには音響や電子工学の知識はもちろん、音をきちんと聞き分けられる“音感”が求められます。また、基本的に現場仕事なので体力や他のスタッフとの協調性は必須です。やはりPA会社への就職が近道ですが、音響関係の専門学校などに通って最新の技術を学ぶのも道の一つです。どんな仕事? 場面や構成にあわせてさまざまなライトを組み合わせ、視覚的な効果を高め演出するのがライティングエンジニア(照明スタッフ)の仕事です。ステージや会場内のすべてのライトの照明効果を考えて操作し、アーティストの楽曲の世界観を光の効果で盛りあげます。つくには? ライティングエンジニアは専門的な知識が必要な技術職です。舞台照明のカリキュラムがある学部や学科、専門学校などに進学して照明技術を学んだ後、照明専門プロダクションなどに所属し現場に入るのが一般的です。 どんな仕事? ミュージシャンの楽器の調整やセッティングを専門に請け負うのが仕事です。コンサート会場やスタジオに同行し、ミュージシャンがいつでもベストな状態で演奏できる環境を作ります。つくには? 楽器についての知識はもちろん、協調性も大切です。日頃から人や楽器に触れる機会を多く持ち、知識や技術を身につけるとよいでしょう。どんな仕事? ステージ上に建てられる背景や美術セット(装置)のプランニングと、実際の制作を担当します。美術的センスや色彩感覚、造形能力が求められます。つくには? 美術に関する基本的な知識と技術を芸術系大学や専門学校などで学び、舞台美術制作会社などで助手から始めるのが一般的です。写真提供:左下 尚美ミュージックカレッジ専門学校音響技術のプロフェッショナル光と影でステージを彩るアーティストの演奏を陰で支える舞台上の世界を創る芸術家舞台美術制作者(舞台美術家)コンサート・舞台制作を支える仕事49PAエンジニアライティングエンジニアローディー

元のページ  ../index.html#49

このブックを見る