つくにはBooksNo8_2025
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「仕事」について調べようhttps://www.tsukuniha.net/デジタルサウンドでの演奏には欠かせない■マニピュレーター■デジタルサウンドの打ち込みをはじめ、ライブなどで楽器を奏でる以外の音を専用のコンピュータから出力するエンジニアです。最近ではよりミュージシャンに近い役割として、ステージに上がるケースもあります。ピアノ調律のエキスパート■ピアノ調律師■あらゆるピアノの音色を調整、また保守を行います。家庭用のピアノから、演奏会で使用するものまで、調律は必ず必要になります。専門的な知識や音を聞き分けられる能力が必要ですが、免許はありません。楽器メーカーや販売会社に就職するのが一般的です。オペラの影の功労者■コレペティトゥア■オペラ歌手が新しいレパートリーを覚える際に手伝うピアニストです。伴奏のみならず歌唱の指導やデュエットの相手のパートを歌うなど、その役割は多岐にわたります。カッティングエンジニアなど高い技術を継承へ■アナログレコード製造■高品質で世界的に人気の高い日本製のアナログレコード。国内には現在、アナログ盤(LP/EP)を製造する会社が2社あり、1990年ごろに途切れかけた技術を継承し、製造されています。特に、プレス原盤を制作するカッティングエンジニアは、音のバランスを再現する精密さが必須の技術職。次の世代へ継承するべく若い人材も求められています。幼児期の感性を豊かにする■幼児リトミック指導員■リトミックは0〜4歳児向けの教育メソッドとして知られています。音楽を活用して歌声に合わせて元気に遊んだりしながら、子どものリズム感や集中力、創造力を養います。カルチャーセンターなどの講師として就職することが多いです。幅広い層に歌唱のコツを伝授する■ボーカルインストラクター(ボイストレーナー)■歌手や俳優、声優など、声を使った仕事をする人に正しい発声法や歌唱法、感情表現のコツなどを教えます。プロの人たちに教える事が多いですが、カラオケなどで上手に歌いたいといったアマチュアの人まで、性別や年齢問わず求められるニーズは多様です。ボーカルスクールに就職する以外ではフリーランスとして働く道やYouTubeで歌唱法を伝授するトレーナーもあり、自身の家でスクールを開業することも可能です。つくにはネット56まだまだあるよ!音楽の仕事まだまだあるよ! 音楽の仕事

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