つくにはBooksNo9_2025
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Q1Q2AAA業界の最新キーワード23コロナ禍を経て、外国からの観光客が増加したことでインバウンドの波が帰ってきました。より日本国内で消費を楽しんでもらうために、飲食店では十分なインバウンド対策が必要となります。まずは、メニューやSNS等の多言語対応やフリーWi-Fiの提供、キャッシュレス決済の導入を行うなど外国人観光客への理解を深める。また、コロナ禍の離職による「人手不足」を解消することが喫緊の課題となるでしょう。「ローリングストック法」という日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法が注目されています。その影響で、非常食の改良が進み、普段の食生活での消費と備蓄を両立できるように味が改善されているほか、避難所などで誰もが安心して口にできることが重視された商品も増えています。非日常な時でも普段の生活を送れるように、自分に合った非常食を選ぶことが大切です。インバウンド増加による飲食店への影響は?外国人観光客のことを理解するとともに、対策と課題解決が必要になります。「わざわざグルメ」の魅力とは?外食ならではのライブ感や非日常感を楽しむことができる。「わざわざグルメ」とは、「飲食店で来店客自身が料理を仕上げたりドリンクを作るなど、楽しみながら体験できるグルメ」のことを指します。この「わざわざグルメ」が人気を集める理由として、外食産業にエンターテイメント性が求められているところにあります。コロナ禍を経て、非日常な体験を誰かと一緒に楽しめるコミュニケーションツールとしての期待が高まる。そして、より自分自身の好みに合わせた楽しみ方が定着していくと考えられます。非常食が進化しているって本当?Q3「使いながら備蓄」するために種類が増えて、美味しさもアップデートしている。業界の最新キーワード業界の最新キーワード業界の最新キーワード気になる業界の「?」をQ&Aで理解しよう!

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