2023|東京五美術大学連合卒業・修了制作展
東京の五美術大学(日本大学藝術学部、東京造形大学、女子美術大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学) の美術系学科による卒業・修了制作展である「令和4年度 第46回東京五美術大学連合卒業・修了制作展」が2023年2月25日(土)から3月5日(日)まで国立新美術館で開催されていました。
私も実際に足を運び、様々な作品を見て、自分自身には全くない感性、センスに触れてきました。作品数は1000点を超えていて美術・芸術に圧倒される空間が広がっていました!
美術・芸術の道を少しもかじっていない私が実際に感じたことをレポートしていきます!
言葉を失った・・・
六本木駅付近の焼き肉ランチを食べ、幸せ&少しの眠気と共に入場しました・・・
受付を通り、「作品目録」を受け取りいざ展示室に入ると一気に目が覚めました。
作品のクオリティ、規模間に圧倒され完璧に言葉を失いました・・・と同時にここから先、自分の理解できる世界なのか?と思いながらもワクワクしながら足を進めました。
展示作品はファインアート系作品。一人の学生が物語性を持たせて複数出展していたり、壁一面を使った作品、映像作品、さらに彫刻系の作品では天井から吊るされている作品など非常に自由にのびのびとした作品ばかり。
自分の作品+空間も含めて作品を完成させているのかな?と思いながら一つ一つの作品を楽しませてもらいました。
何より、五美大展の面白いところは1度に五美大の学生の作品を見比べることが出来るという事。
展示室は各大学で入口が一応分かれている程度。展示室の中を歩いているといつの間にか違う大学の展示作品に変わっているということも。
だからこそ“各大学の作品の個性やメッセージ性、特徴の違いが分かりやすい“と素人ながらに感じました。
展示場内はこんな感じで入り乱れています。
展示場内の大学の境界線は帯で区別されています。
どんどん足を進めていき、一つ一つの作品を楽しみ、五美大すべての作品を見終わったころには2時間半が経過していました。
こんなにもアートに囲まれた時間を過ごすのは人生で初めてです・・・
美術館などに行くことはありますが、作品数が圧倒的に多く、焼き肉でお腹いっぱいだったのが作品でお腹いっぱい大満足に変わりました笑
この作品にはどんな意図、どんなイメージ、どんなメッセージがあるのかを心躍らせながら見ることが出来て非常に充実した時間を過ごすことが出来ました!
自由な発想の大切さ
今回五美大展を見学して縛られない発想・自由な発想を持つって素晴らしいと深く感じました。
作品を見ていると、“自分の学科・専攻の作品を作成している”というわけでなく、本当に自分の好きな作品を作成しているというのが伝わってきました。
クリエイターは、型にはめるのでなく、型をつくっていくそんな存在なのか・・・と自分なりに理解しました。
この自由な発想は、芸術の世界だけでなく自分の生活、仕事のなかでも大事なことだとハッとしました。
ただ、自由な中にもそれぞれの作品にメッセージ性や物語があり、自由だけでなく自分の主張をするという事も感じることができ、「深い」と思いました。非常に勉強になりました!
自由な作品を作り出すには・・・
自分の好きな作品、作りたい作品を作成するには、学びたい学部や学んでみたい専攻がある学校に進むことが必要不可欠です!
自分の思い描く作品を作り上げるには、技術が必要、知識が必要だと思います。
その技術と、知識を学ぶのが学校。そのため学校選びが非常に大切ですよね。
さんぽうが主催している、「アート×デザイン×クリエイティブ進学フェア」では一つの会場で多くの美術大学・専門学校が参加しているため、1度の来場で様々な学校を知れる機会になります。
具体的にどんな情報がえられるのかというと、学べる分野・専攻、どんな先生がいるのか、卒業後について、ほかにも入試についてと進学におけるすべての話が聞けます。
自分が自由に創作活動できるようになるためにも自分にあった学校選びをしてほしいと思います。
是非、「アート×デザイン×クリエイティブ進学フェア」に足を運んでみて下さい!