美大合格者体験談

美大合格者体験談_2023年度卒業

長野県松本市にある松本第一高等学校から、合格者体験レポートが届きました。松本第一高等学校は、長野市で実施している「美術・デザイン系進学相談会」に毎年先生と一緒にご来場いただいている高等学校です。美大に合格された2名の生徒さんの体験談をご紹介いたしますので、高校1・2年生の方はもちろん、中学生の方にも美術進学を考えるうえでご参考にしていただければと思います。

松本第一高等学校 美術工芸系統
小林  佐吏さん
進学先:武蔵野美術大学 油画学科 グラフィックアーツ専攻

小林佐吏さん01 小林佐吏さん02 小林佐吏さん03 小林佐吏さん04

─高校3年間振り返ってみて、どのような高校生活を過ごしていましたか?

好きなことをひたすら追求した3年間でした。また、色々な人に出会い、視界が広がりました。人は一人では生きていけないように、自分が自分であるのには私一人ではかなわないということを大いに学びました。

─この学校に進学を決めた理由を教えて下さい。

私はイラストレーションを中心に作品を制作しており、武蔵美のグラフィックアーツ専攻ではイラストでの表現を活かしつつ、新しいスタイルを模索していくことができると考えたからです。

─入試対策としてどのようなことを取り組みましたか?苦労したことや時間がかかったことがあれば教えてください。

受験に使用したポートフォリオ制作では、自分の作品の世界観を表現しつつ、わかりやすく伝えたいことが伝わるような構成を組むのに苦労しました。

─入学後にチャレンジしたいことは何かありますか?

グループ展や個展などに興味があります。展示をするときにはテーマを決め、それに合わせて展示をすると思います。誰かと、あるいは一人で一つの展示をつくることには必ず一度はチャレンジしてみたいです。

─将来の目標・ビジョンはありますか?

今、個人で行っているイラスト活動の幅を広げたいです。また、美術の先生になりたいとも考えています。私自身が先生方に好きなことを肯定していただき伸ばしてもらったので、今度は私が誰かのそのような存在になれたらと思います。

─来年受験をする高校生へ向けてアドバイス・メッセージをお願いします。

やりたいこと、目指すものがあったら、それについて一切妥協をしないことが大切だと思います。自分が成長できるかもしれないと感じるきっかけがあれば迷わず挑戦し、最後までやりきってみてください。そして、自分の好きなことには正直にまっすぐ向きあい、一番の自分の味方にしてください。


松本第一高等学校 
宮川  みのりさん
進学先:多摩美術大学 情報デザイン学科 メディア芸術コース

宮川みのりさん01 宮川みのりさん02 宮川みのりさん03 宮川みのりさん04

─高校3年間振り返ってみて、どのような高校生活を過ごしていましたか?

やらなきゃいけないこと、のスキマでやりたいこと、をやっていました。

─この学校に進学を決めた理由を教えて下さい。

多様なメディアを扱えるからです。自分の表現の幅を広げたかったし、現代社会に対応していきたいと思ったからです。

─入試対策としてどのようなことを取り組みましたか?苦労したことや時間がかかったことがあれば教えてください。

予備校に通いデッサンや入試対策をたくさんやりました。自分自身の考えを持ち、それを人に伝わるように表現することがずっと課題でした。

─入学後にチャレンジしたいことは何かありますか?

個展やグループ展をしたいです。

─将来の目標・ビジョンはありますか?

自分をアーティスト(表現者)と名乗れるようになりたいです。

─来年受験をする高校生へ向けてアドバイス・メッセージをお願いします。

自分自身を知り、自分が何を伝えたいかを自分で理解できるようになると、制作や表現の幅が広がると思います。たくさん描いたり作品をつくったりして、どのような表現方法をすればいいのかを知るといいです。私はまだ見つかっていないですが・・・。(笑)

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