こんな分野知ってる?~いろんな仕事があるんです~
学術系
美術理論、美術教育
「美とは何か?」に迫り、その素晴らしさを伝えます。
美術理論では、「芸術」や「美」についての研究や考察について学びます。世界中にある有名な芸術作品は、なぜ美しく、どのようにして創造されたのか、ということを理論的に研究しながら、美術の本質に迫っていきます。また、芸術・美術の価値を多くの人々に伝え、新たな作り手を育てることも目的としているため、教育分野とも少なくない関連性があります。
分野に関連する職業の一例
学芸員(キュレーター)
普段は学芸員室や研究室と呼ばれる場所を活動の拠点として、美術館の資料の管理、美術展示会の企画、ワークショップでの販売企画などを行います。
文化的な作品・資料の持つ本当の価値を、美術館や博物館といった場所で、たくさんの人々に伝えていくことが最大の使命といえます。
美術教師
小学校、中学校、高校のほか、絵画教室や造形教室などで児童や生徒に絵画、彫刻、陶芸など美術作品の制作を指導します。絵を描いたり、彫刻を作ったり、著名な芸術家の作品を鑑賞したりすることを通して、創作することの喜びや豊かな心を育むことが使命となります。