履歴書を書く際の基本的な注意事項は、「自筆であること」「黒インクの万年筆、またはボールペン、サインペンを使用の上、楷書で丁寧に記入する」「1つの言葉を2行に分けて書かない」「助詞(~は、~がなど)を行頭には書かない」ことなどです。誤字・脱字に十分注意し、もし間違えてしまった場合は面倒でも書き直しましょう。
また履歴書は必ずコピーを取るようにしましょう。いつ、どのような内容で会社に提出したのか忘れてしまっては、面接に臨む際に不安が残ります。
3か月以内に撮影したもの。服装は無帽制服、校章、襟章、ホック、ネクタイに注意。スピード写真は人相が悪く写る場合があるので好ましくない。
履歴書からはがれてしまった時の事を考えて、裏面に学校名・氏名を書いておく。3枚程準備しておくとよい。
履歴書を書いた日ではなく、提出する日を記入する。
戸籍に記載されている正式な漢字を記入する。
年齢は提出日現在で記入する。
都道府県名から書き始め、番地、アパート名なども略さず、算用数字で記入する。あらかじめ住民票を取り寄せて、記載事項を確認しておく。
現住所以外に連絡を希望する場合のみ記入する。
正式な学校名を記入する。職歴にアルバイトは含まない。
省略せず正式名称で合格した最高の段・級位を取得年月順に記入する。
面接の質問に使われる頻度が高い。充分考慮し、具体的に記入する。この例の場合、クラシック音楽や歴史小説について少なくとも数曲(数冊)はそれについて質問されても自信を持って誰にでも説明できるようにしておく。
1年次からの部活動、ホームルーム、生徒会活動、委員会活動などの成績や活動う状況、または郊外でのボランティア活動などを具体的に記入する。
最重要事項。会社案内の丸写しや、あいまいな表現ではなく、自分の言葉で具体的に記入する。
・興味、関心、能力について
・その会社、職種を選んだ理由(同じ業界でも、なぜその会社なのか相手にアピールできるようにどこの会社でも通用するような文章では面接者の印象は低い。入社意欲が伝わるようにまとめる。)
・入社後の心構えなど
※詳しくは下記のポイントを参照
受けたい企業は会社案内やパンフレットできちんと調べておく。また自分(家族)や友人等がその製品を所有していたり、サービスを利用したことがある場合は、その感想(なぜ興味を持ったか、どんなところが使いやすいかなど)をまとめておくとよい。
私はいつも明るく人と話すことが好きで、販売の仕事を希望しています。
貴社は、①「一流の小企業」という目標を基盤としながら、そこに地域密着型の経営方針があり、確実に利用者の信頼を得ていると感じます。さらに私は、普段利用している初台店以外の4店舗を全て利用し新たな感動がありました。
それは、②どの店舗の掲示板にも利用者の90%以上が「満足」となっている来店客からのアンケート結果に加えて、「お客様の声」に対してどのように対応したかも掲示されており、貴社の顧客満足に対する真剣な取り組みが利用者にとてもわかりやすい告知だと思ったからです。
また、③掲示板を見ている際に、店員が「何かお困りでしょうか」と声を掛けてくださいました。来店客の動向にきめ細やかな対応が直ぐ出来る体制にさらに感動させられました。
そのようなことから私も、④貴社の販売現場で「お客様の声」に耳を傾けながら心のこもった小さなサービスを積み重ねて、来店客のご期待にお応え出来る社員になりたいと考え、貴社を志望いたしました。
①企業の基本的な経営方針を理解している。
②自分の方法で企業研究をし、数字や企業の特徴を入れることで同業他社ではなく、この会社に入りたいという気持ちが見える。
③具体的なエピソードが加わると内容が充実する。
④自分の入社後の意気込みや目標を示し、やる気をアピールしている。