消防官
火災などの災害から人々を守ります
火災から人の命や財産を守ると共に、災害による被害の軽減、予防に力を注ぎます。危険物取扱者への指導なども行います。
消防官ってどんな仕事?
災害現場で消火、救助業務に当たる「警防業務」、病人やけが人を病院へ運ぶ「救急業務」、消防設備の検査や防火指導を行う「予防業務」の3つが大きな仕事です。さらに、火災の原因や損害の調査、防火技術や危険物対策などの研究、開発などさまざまな業務があります。
消防官になるには?
市町村や行政組合、東京都などが持つ消防局、消防本部(東京都は東京消防庁)の採用試験に合格しなければなりません。自治体ごとに一部異なるが、採用試験は専門系、大卒程度、短大卒程度、高卒程度に分かれることが多いです。学科試験のほか、体力検査も行われます。合格後は消防学校で基本的な教育を受けた後、各消防署に配属されます。
消防官を目指す系統・分野の学部・学科
- 大学・短期大学 社会科学系統
- 大学・短期大学 体育系統
- 専門学校 教育・福祉・スポーツ分野
- 専門学校 公務員(専門学校進学後)
- 法学部 法律学科 体育学部 体育学科 など
こんな人に消防官は向いている
- 根気強い
- 体力には自信がある
- 困っている人を見ると放っておけない
- 予想外のことが起きても、わりと冷静でいられる