災害救助犬トレーナー
ひとりでも多くの人命救助
訓練の状態は毎年チェック
災害救助犬トレーナーってどんな仕事?
災害時に出動する勇敢な犬の救命士
地震で家屋の下敷きになった人の救助、雪山での遭難救助、海や川での遭難などの救助にあたるのが災害救助犬です。
災害救助犬の育成は、JKC公認災害救助犬育成訓練所をはじめ、全国各地の団体でも育成を行っています。地震災害を主とするJKCでは、認定試験を毎年おこない、公認の訓練所で訓練された犬が受験をして合格すると災害救助犬として認定されます。
また、日本災害救助犬協会では、一般の愛犬家を対象に合同訓練を実施し、災害救助犬を認定しています。いずれも、東京消防庁等と提携し、要請があれば事故現場に出動することになります。
災害救助犬トレーナーになるには?
団体に所属し、災害に備える
いざというとき、災害救助犬とともに災害現場に出動するのが指導手です。JKOの場合、指導手になるには、公認の訓練所に所属するか、災害援助チームの一員として参加できるボランティアなどの条件があります。
災害救助犬トレーナーを目指す系統・分野の学部・学科
- 大学・短期大学 農学系統
- 専門学校 動物分野
- ドッグトレーナー学科 など
こんな人に災害救助犬トレーナーは向いている
- 犬が好きで、人助けなどボランティアにも関心がある
- 結果がでるまで根気よくやり抜く方だ
- 体力には自信がある