文学系
「言葉」や「文学」からさまざまな問いに向き合う
【関連学科】日本文学、外国文学(英米文学)、外国文学(フランス文学)、外国文学(ドイツ文学)、文化・人文学、哲学など
文学系の概要
文学は日本語や外国語のほか、方言、流行語、古代の言語など、さまざまな「言葉」に焦点をあて、言葉を発した人の内面を考察、そこから発せられる言語を注意深く読み解き、「人間とは何か」などの問いを解明していく学問分野です。作品理解を中心とした日本文学・外国文学、地域ごとの特長や人間の生活に焦点をあてた文化・人文学、「人間とは何か」を問う哲学など、"言葉"を道具として、人間存在そのものを追求していきます。
また、言語の性質や機能を研究する語学とは、密接な関係にあります。
文学系を学んだ成果が活きる進路
出版社、新聞社・放送局、中学・高校の国語の教員、図書館司書、書店員、サービス業、営業職など。「ことば」を駆使して情報を伝えるスペシャリストや「ことば」を教える仕事、文学を含む情報が入ったメディアを扱う仕事など。
また、「ことば」はコミュニケーションの最も基本的なツールとなるため、文学の系統で学んだ知識はさまざまな職種で役立つことでしょう。
こんな人に文学系は向いている
- 歴史や地理に興味がある人
- 社会や世界の情勢や成り立ちを、歴史や地理を通してより深く理解したい人
- 海外の文化にふれたい、または日本の文化を海外に紹介したいと思っている人
※高校の関連教科 国語・英語・日本史・世界史・地理・公民