経済・経営・商学系
【経済学】世界の経済活動を分析・研究する 【経営学・商学】さまざまなビジネスを多面的に研究する
【経済学の関連学科】経済学、都市経済学、経済工学、経済システム学、社会経済学、公共経済学、ファイナンス学、産業経済学、農業経済学、経済情報学など 【経営学・商学の関連学科】経営科学、経営システム、マネジメント、ビジネス戦略、経営情報学、経営環境学、商業・貿易学、会計学、流通経済学、観光産業学、会計情報学、流通情報学など
経済・経営・商学系の概要
【経済学】
世の中の有限な資源から、いかに価値を生産し分配していくかを研究する学問で、総じて社会全般の経済活動が研究の対象です。
現在では、資本主義・貨幣経済における人や組織の行動を研究するものが中心となっていますが、広義においては、交換、取引、贈与や負債など必ずしも貨幣を媒介としない価値をめぐる人間関係や社会の諸側面も研究します。物やサービス、金の流れが作るしくみの理論を学び、複雑な経済システム構造や経済現象を分析・解明します。
【経営学・商学】
商品やサービスが生産者から流通業を通して消費者に行き渡るまでを守備範囲とし、加えて企業経営、中小企業の経営診断からマネジメントの一切までを扱う学問です。経済学の理論を応用し、実用化するための学問と言えます。
商学では、流通、貿易、銀行、証券、保険などビジネス全般を学び、一方、人・モノ・金・情報を中心に、企業経営に関連する事柄を学ぶのが経営学。IT分野との融合も進み、基礎的なコンピュータの知識からデータ処理、データベース構築などを習得する経営情報学科も増えています。
経済・経営・商学系を学んだ成果が活きる進路
【経済学】
会社経営者、店長、経営コンサルタント、中小企業診断士、営業、販売、経理、商品開発、証券アナリスト、金融ディーラー、ファンドマネージャー、ファイナンシャルプランナー、不動産関係、国税局、税務署、官庁などで活躍が見込まれます。
経済学を学び、社会の仕組みや経済活動の知識があるいうことを武器に国際問題などに取り組んだり、国家公務員として国を動かすことも目指せます。
【経営学・商学】
会社経営者、店長、経営コンサルタント、中小企業診断士、営業、販売、経理、商品開発、広報、スーパーバイザー、財務、不動産関係、海外営業、貿易事務、広告会社などで活躍を目指すことができます。
商学・経営学を学び、時代を読み、会社を興したり新しい業態・職業を生み出すことも可能です。
こんな人に経済・経営・商学系は向いている
【経済学】
お金儲け・お金の流れに興味があり、経済を研究することで社会の仕組みを考えたい人
将来起業したい・経営者になりたい人
社会の中での経済活動についてより深く理解したい人
【経営学・商学】
歴史や地理に興味がある人
社会や世界の情勢や成り立ちを、歴史や地理を通してより深く理解したい人
海外の文化にふれたい、または日本の文化を海外に紹介したいと思っている人