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環境系では、農作物を育てる技術やガーデニング・造園、フラワーデザインなどを扱います。また、環境問題に関する学びや、バイオテクノロジーなどもこの領域です。農業や園芸、フラワービジネスは伝統のあるジャンルですが、バイオテクノロジーや情報通信技術などの新しい技術を取り入れ成長しています。バイオテクノロジーは生物の持つ性質を利用する技術で、その対象は医療、食糧、環境と多岐にわたります。環境・エコロジーでは、地球温暖化などの問題に取り組み、よりよい社会の実現を目指します。
農業
農業といってもさまざまな仕事があります。直接農作物の栽培や家畜の飼育を行う仕事のほか、農業協同組合に就職して農家を支える仕事や、品種開発などに関わる技術者の仕事、ビジネスとしての農業に携わる農業法人での仕事、農業の改善や発展に努める公務員の仕事などがあります。農業分野で働くには、大学・短大、専門学校などで農業系の学科に進学し、専門知識と技術を身につけるのが一般的です。また、各県に設置されている「農業大学校」では、就農するための職業訓練や、農業後継者の育成など実践的な教育が行われています。
バイオ
バイオテクノロジーとは、遺伝子組み換えや細胞融合など、生命現象を利用した技術です。バイオテクノロジーを使った代表的な研究開発には、医薬品開発や、植物培養、醸造、食品開発、化粧品開発などがあります。バイオ技術者になるには、大学、短大、専門学校のバイオテクノロジー関連の学科に進学し、専門の理論と技術を学ぶ必要があります。1年次で生命科学、化学、物理学などの基礎科目を学び、2年次以降、実験操作を実際に体験しながら、より高度な内容に取り組みます。
フラワーコーディネーター・ガーデニング
フラワーコーディネーターは、レストランやデパートなどの店舗やイベント会場に花をデザインし、飾りつける仕事です。フラワーデザイン系の学科を持つ専門学校や養成施設を卒業して就職するのが一般的で、国家資格のフラワー装飾技能士を取得すると有利です。グリーンコーディネーターは、ホテル、飲食店、デパートやオフィスなどの空間を観葉植物などの緑で装飾・演出する仕事です。大学や・短大の園芸学科や園芸系の専門学校で植物について学び、専門店や園芸店に就職するのが一般的です
環境分野の特性
農業では、従来の農業技術と先端技術をかけあわせた「スマート農業」の展開に政府が力を入れています。また、日本の高品質な農作物をブランド化して海外へ輸出する動きも出ています。それと同時に、種苗の知的所有権などの問題も出ています。今後、農業は様々な変革を遂げていくと思われます。近年、「バイオエコノミー」という考え方が注目されています。これは、バイオテクノロジーによって環境問題などを解決し、新しく経済を成長させようとする考え方で、日々めざましく進歩するバイオテクノロジーの分野は、これからも発展していくと思われます。複雑化、スピード化する現代社会では、ストレスも生じがちです。そのため、人々の心を癒してくれる花や緑をコーディネートする仕事は、これからも必要とされるでしょう。
環境分野の就職先例
農業
官公庁、農業試験場、農業環境技術研究所、環境調査技術者、リサイクル会社
バイオ
官公庁、農業試験場、農業環境技術研究所、環境調査技術者、リサイクル会社、エコツアーガイド
フラワーコーディネーター・ガーデニング
フラワーコーディネーター、フラワーショップ、園芸店、造園会社、結婚式場