注目PICKUP
アニメ・マンガのしごととは?
アニメ・マンガ系は日本を代表する文化で、日本のアニメ・マンガは海外でも高い人気を誇ります。
最近はスマホやタブレットの普及で、より手軽に見られるようになりました。
作品を手がけるためには高度な技術が必要ですが、現代ではアニメやマンガを学ぶための学科も充実しています。
アニメーター
セル画を1枚1枚描いたものを連続撮影し、静止画に動きを与え、アニメーションを作る職業です。以前の手書きによる彩色から、最近はデジタル処理が進んだため、より高度でスムーズな表現ができるようになりました。
アニメーターには多くの仕事があり、色々な役割を経て、1つの作品を作ります。
監督
アニメ作品の方向性を決める役割を担います。作画スタッフ、脚本家、音響監督、プロデューサーなどと話し合い、どのような作品にするかを決定し、やること・やらないことを整理します。
原画家・動画家・作画監督
アニメの絵の部分を担当します。原画家は場面ごとの主な絵を描き、動画家はその原画と原画をつなぐ途中の動きを描き、それら全体の絵のばらつきを作画監督が修正します。
演出家
絵コンテと呼ばれる、アニメの制作設計図をもとに、作品がより面白くなるための絵作りを指示します。
背景美術
キャラクターの背景に入る絵を描きます。
制作進行
アニメの仕事全体を管理する仕事です。進行状況を把握し、各担当者に連絡をとって必要な素材を調達します。
アニメーターになるには、アニメ制作会社に就職するのが一般的ですが、独立・フリーの道もあります。専門学校や大学などでアニメ系を専攻すると企画や原画作成など、アニメ制作の全般的な知識が学べます。
仕事につくにはチャート
マンガ家
マンガ家は、各メディアに掲載されるマンガを描く職業です。出版社と契約し、編集部から依頼された内容のマンガを制作するのが一般的です。
どのような展開にするか編集者と打ち合わせ、それに沿ってコマ割りやセリフ、キャラクターなどが大まかに描かれたラフを考えます。ラフに対し編集者から承認を経て、ペン入れやトーン貼り、修正など作画をして原稿を完成させます。
最近はWebサイトで公開されるマンガを描く、「Webマンガ家」も増えてきました。
マンガ家になるには、雑誌やWebサイトの編集者に自分の作品を認めてもらう必要があります。そのためには各出版社が設けているマンガ新人賞に応募したり、編集部に自作のマンガを持ち込んだり、マンガ投稿サイトに投稿したりします。また、プロのマンガ家のアシスタントをしながら経験を積み、自分で描いた作品を編集者に見てもらうこともあります。
専門学校や大学でマンガを専攻すると、表現技法やストーリー展開など、マンガ制作を全般的に学べます。