デザイン・美術

デザイン・美術のしごととは?

デザイン・美術系は、世の中のさまざまなものをデザインするエキスパート。
グラフィックデザイナーはおもに広告のデザイン、プロダクトデザイナーは家具や家電、機械や乗り物などのデザインをします。カメラマンはテレビ番組や映画で撮影する重要な役割を担っており、イラストレーターはイラストをデザインする職業です。広告編集制作はより手に取ってもらえるようにデザインし、DTP・オペレーターはデザイナーの原案をデータ化する職業です。

グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、パソコンで原稿・写真・イラストなどを編集し、より効果的な広告や印刷物を手がける職業です。広告には新聞広告・雑誌広告・電車の中吊り広告などがあり、印刷物にはポスター・ダイレクトメール・パンフレット・カタログなどがあります。近年は紙媒体の広告から、液晶画面で表現するデジタルサイネージが普及しています。

グラフィックデザイナーになるには、まず美術・デザイン系の専門学校や大学で、色彩の知識などを学び、グラフィックの技術を磨くのが一般的です。。それらを踏まえ、グラフィックのデザインを専門的に学び、機材を用いで実践的な学習も行います。

就職先はデザイン事務所や広告制作会社が多いです。

平均年収

デザイナー:375万円
(令和元年度 賃金構造基本統計調査 厚生労働省)

プロダクト(工業)デザイナー

プロダクトデザイナーは世の中のさまざまなものをデザインする仕事で、家具・家電や機械・乗り物など、デザインの対象物は幅広いです。製品の使いやすさはもちろん、安全性、消費者の好みや流行、他商品の傾向、会社の方針や考え方、原価意識に関する知識をかけ合わせたデザインが求められます。

プロダクトデザイナーになるには、大学や専門学校でデザインの専門知識を学ぶのが一般的です。卒業後、多くの人は家具・家電、機械・乗り物などを扱うメーカーに就職します。または制作会社などでデザイナーとして活躍することもあります。

平均年収

デザイナー:375万円
(令和元年度 賃金構造基本統計調査 厚生労働省)

ジュエリー・アクセサリーデザイナー

指輪やネックレス、ピアス、ブレスレットなど、アクセサリーのデザインやジュエリーの加工設計を行うのが、ジュエリー・アクセサリーデザイナーのお仕事です。宝飾品ブランドのデザイン部門や宝石加工会社などが主な就職先になります。
その顧客のターゲット層や嗜好(しこう)、ブランドイメージ、トレンド、あるいは使用する宝石の特性・特徴や加工にかかるコスト、壊れないための強度などを考慮しながら、デザインを考えていきます。デザインのセンスから、素材の特性についての深い技術が必要です。

イラストレーター

イラストレーターは、本のさし絵・ポスター・広告やパッケージ、ゲームのキャラクターなど、さまざまな媒体に載せるイラストを描く職業です。最近はパソコンを使い、より効果的な表現もできるようになりました。

イラストレーターになるには、美術・デザイン系の専門学校や大学でイラストに関する知識を学び、技術を磨くことが一般的です。その後はみずから描いたイラストを出版社に持ち込み認めてもらう方法もありますが、Web上にイラストレーターとして自身を登録し、営業やスカウトなどで仕事を受ける方法も増えてきました。

カメラマン

カメラマンは、映画監督やディレクターの指示のもと、カメラを用いてテレビ番組や映画、MVやショートムービーなどの映像を撮影します。最近はドローンを使った撮影もできるようになりました。

カメラマンになるには特別な資格は必要ありませんが、カメラの知識、操作技術などは学んでおくと有利です。また、場面によってアングルやショットを変えるなど、アドリブ力も必要です。

就職先は放送局や映画会社、制作会社などに入社するのが一般的で、最初はアシスタントとして経験を積むことになります。

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