学び
どのようにして行きたい大学を決めればよいのでしょうか?志望校を決めるうえで重要なポイントとなるのは、大学での学問選び、つまり「何を学べるのか」。近年は文理融合型の学部も増え、選択肢が多様化しています。また大学で学んだ内容によって習得できる知識やスキル、資格が異なり、将来の仕事にも関わってきます。どのような大学で何を学べるのか、研究することが必要になります。
学部選択が「将来の仕事」につながる例
【学部選びが限定されている職業と条件】
- 医師になりたい
医学部を卒業、国家試験を受験し合格することが条件。 - 獣医師になりたい
獣医学部を卒業、国家試験を受験し合格することが条件。 - 薬剤師になりたい
薬学部を卒業、国家試験を受験し合格することが条件。 - 看護師になりたい
看護学科を卒業、国家試験を受験し合格することが条件。
【学部を選択することで有利になる職業】
- 弁護士になりたい
司法試験合格が必須。法学部卒業後、法科大学院へ進学するのが近年の傾向。その前に予備試験に挑戦する者も多い。 - 公認会計士になりたい
経済学部、商学部、経営学部等の出身者の合格割合が比較的高い。 - 図書館司書になりたい
文学部、教育学部、社会学部などで設けている司書課程で必要単位を取得することで資格を得られる。
Check大学選択で見るべきポイント
上でも述べたように、まずは自分が「大学で何を学びたいか」を考えることが、大学選択で重要です。就きたい職業や学びたいことが決まっていたら、それを軸に大学を選びましょう。また、文系・理系どちらに進んでも就ける職業を希望していたり、まだ目標が決まっていなかったりする場合は、自分が学びたい学問をもとに探してみるとよいでしょう。まず何を学びたいか、将来何をしたいかをベースに、じっくり焦らず大学や学部について研究していきましょう。