専門学校基礎講座【専門学校の奨学金】

専門学校基礎講座【専門学校の奨学金】

専門学校の奨学金ってどんな種類があるの?

奨学金とは

奨学金とは「経済的な理由で修学が困難な学ぶ意欲のある学生」を経済的に支援する制度です。大きく分けるとお金がもらえる「給付型」と、返済しなければならない「貸与型」があります。

奨学金の他、経済的なサポートで代表的なものには教育ローンがあります。その他にも専門学校が独自に設けている支援制度などもあるので、進学前にぜひ調べておきましょう。

種類豊かな支援制度をうまく活用しよう

代表的な奨学金制度

  • 学校独自の奨学金
  • 日本学生支援機構の奨学金
  • 地方公共団体の奨学金
  • 企業の奨学金 など

学校の中には独自に奨学金制度を設けているところがたくさんあります。貸与型に給付型、金額もさまざま。成績や経済状況が条件となる場合が多いです。また入試や在学中の成績で特典が受けられる「特待生制度」などもあります。その他、学生が居住している市区町村などで奨学金制度を設けている場合もありますので調べてみてください。

代表的な教育ローン

  • 日本政策金融公庫(国の教育ローン)
  • 銀行や信用金庫の教育ローン
  • 信販会社の教育ローン など

教育ローンは成績にほとんど左右されずに借りられる点と、一度に最大数百万円の大きな金額を借りられる点がメリット。ただし、奨学金に比べ、利息が高いのがデメリット。大抵の奨学金の場合お金の支給は入学後からとなるので、入学前の納入金を用意したいとき、教育ローンは有効な手段となります。

最も利用されている「日本学生支援機構」の奨学金

奨学金制度の中で最も有名で利用者が多い「日本学生支援機構(JASSO)奨学金」。分類として卒業後に返済が必要な「貸与型」と、返済の必要がない「給付型」が用意されています。さらに貸与型奨学金は利子のつかない『第一種』と利子の返済が必要な『第二種』の2種類に分かれています。

また給付型奨学金に加えて授業料や入学金が減免・免除される制度もあります。給付型奨学金と授業料・入学金の減免・免除については、2020年度から「高等教育の修学支援新制度」としてスタートしています。ただ、家庭の経済状況や世帯構成など細かな採用基準があるうえ、進学する学校が制度対象校ではない場合は、利用できません。早めに確認しておくことが大切です。

日本学生支援機構奨学金の種類と流れ

日本学生支援機構の利用額(月額)※2018年度以降入学者

貸与型
区分 貸与金額(月額)
自宅通学者 自宅外通学者
第1種
(無利子)
国公立 2万円・3万円・4万5000円 2万円・3万円・4万円・5万1000円
私立 2万円・3万円・4万円・5万3000円 2万円・3万円・4万円・5万円・6万円
第2種
(有利子)
2万円~12万円まで1万円単位で選択
給付型
区分 貸与金額(月額)
自宅通学者 自宅外通学者
国公立 第1区分 2万9200円 6万6700円
第2区分 1万9500円 4万4500千円
第3区分 9800円 2万2300円
私立 第1区分 3万8300円 7万5800円
第2区分 2万5600円 5万600円
第3区分 1万2800円 2万5300円

専門学校基礎講座【目次】

進学お役立ち情報

まるごとわかる大学基礎講座

まるごとわかる大学基礎講座

まるごとわかる短大基礎講座

まるごとわかる短大基礎講座

まるごとわかる専門学校基礎講座

まるごとわかる専門学校基礎講座

まるごとわかる専門職大学・専門職短期大学基礎講座

まるごとわかる専門職大学・
専門職短期大学基礎講座

TOP