雇う側にしてみれば、健康保険や厚生年金などの会社負担が掛からない、景気が悪くなればすぐ採用を打ち切れるのでフリーターは使い捨てできる便利な労働力。時給にしても社員と違ってアップがなく安上がり。フリーターは雇う側にとっても都合の良い労働力と言える。 深刻な社会問題になっているニートたち。実は、はじめからニートになった人というのは少なく、一度は卒業後就職していて正規社員になったり、アルバイト・パートで仕事をしていた人たちが多い。人間関係でうまくいかなかったり、私的な原因で働くのが嫌になった人たちがニートになる場合と、家庭環境でニートになるケースがある。親が援助するため生活には困らないからますますニートから抜け出せない。 |
フリーターは契約期間何日、時給いくらで採用されるので単純作業の仕事では、長期間やっても仕事のキャリアは評価されない。フリーターの仕事は技能も資格も得る機会が少なく、年をとるほど採用されなくなることもある。採用する側も安くて若いフリーターを選ぶのは当然。フリーターの生きる道はどんどん狭くなっていく。 正規社員・フリーターに限らず働いていれば、何らかの関わりで社会の役に立っている。しかし、働かないニートと言われる人達は、果たして社会に貢献しているのだろうか?労働力、税金、年金、少子化の問題もからんでニートの存在は、これからの社会にとって「負担にはなるけれど、プラスにはならない」存在と言える。 |
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