在校生・先輩メッセージ
シュウセイケンセツセンモンガッコウ
在校生・先輩メッセージ
【日本の伝統建築を継承しつつ、よりよいものをつくる仕事に挑戦したい!】
私はGATUN!プロジェクトの中のひとつ「Archi Lab.」に参加。他業界の方とのコラボやたくさんの話し合いを重ねながら実践的に学んでいます。最近では大阪福祉専門学校の学生と連携し、尼崎市の特別養護老人ホームのリノベーションを提案。認知症の進行を抑える効果のあるアロマを安全に漂わせるための設備の設計にも携わりました。福祉の視点から建築にアプローチするのは初めての経験で、とても勉強になりました。
先生方は資格試験が近づくと対策講座が始まり、資格取得に向けて受験前日ギリギリまで熱心に指導してくれます。私は福祉住環境コーディネーター(R)3級と2級を取得しました。毎週土曜日の資格講座を受講。動画配信もあるので、自宅での予習復習もスムーズにできます。分からないところは授業で先生に質問し、理解できるまでじっくり教えてもらえるので安心できました。
【パソコンを使った授業が充実しているのは建築デジタルデザイン学科ならでは!】
最初はWordやExcelなどのパソコン操作の基礎から始め、そのあとAutoCADなどの建築CGソフトを使った実習へと進みます。個人の習熟度に合わせた課題が
与えられるので取り組みがいがあります。今はRevitというソフトの操作を練習中。新しい課題もこれまでに身につけた基本を活かした応用で、今はなんとか対応しています。スキル的にはもっと上をめざし、技術を磨くと同時にできることを増やしていきたいです。
建設業界のプロである経験豊富な先生方のサポートが手厚いのも魅力です。建築製図の授業では、コンピュータを一切使わない手描きの建築図面を作成。これが予想以上に難しく、先生には細かくチェックして指導していただきました。シャープペンシルを使って力加減で線の濃さを調整するのに苦労しましたが、一番最初に描いた図面と今描く図面を比較すると、かなり自分の成⻑を実感できます。平行定規や三角スケール、勾配定規など、設計に欠かせない専門的な道具を使いこなして頑張っています。
【第一線で活躍している先生の直接指導が受けられる多彩な実習を体験できる】
「造形基礎」の実習では段ボールで椅子を制作。デザイン画から図面を描き、模型製作からプレゼンまで、一連の流れを実践的に学べました。周辺環境を活かした建物の設計に取り組んだ「スペース演習」は模型作りに苦戦!発想やアイデアは良いけれど無駄が多いと先生から指導を受け、実務を積んだプロならではの指摘にレベルの違いを思い知らされました。もっともっと吸収し、経験を増やしてスキルアップしたいです。
今は資格取得に向けた勉強を通じて、建築やインテリアなどの専門知識を増やしています。まずは1年目にしっかりと基礎を固め、受験準備を整えてから挑戦したいと思っています。授業以外にも資格取得講座が開講されているので、有効に活用しながら頑張ります。卒業後は専科に進んで二級建築士の資格取得をめざすことを希望しています。国家資格を取得し、インテリア分野での仕事に役立てたいと思っています。
【大工への憧れを経て、施工管理の仕事の魅力に気づきました】
修成には夜間部があるので夜遅くまで教室に残ることができ、その日の授業での疑問点や課題などもその日に終わらせることができます。先生方は現場経験が豊富な方ばかりなので、その場で質問して教えてもらいながら勉強を進めることもできます。2級建築施工管理技士の一次検定前の2週間は毎日夜8時くらいまで先生に指導をお願いして、一緒に受験する仲間と頑張りました。そのおかげもあって無事に合格!本当に感謝しています。
⻑い歴史を持つ学校だけに多くの企業とつながりが深く、現場見学やインターンシップなどで多くの卒業生にお世話になります。先日の企業実習では、住宅やマンションの建築現場で、内装のチェックやコンクリートの打設などを体験。また、学校に企業の方を招いて行うシーリング実習や、建設中のマンションの施工現場を見学させていただくなど、実践的な学びを通じて、自分のやりたいことや目標も確認できます。
【将来は、地元に多く残る古いため池の安全を守る土木工事に携わりたい!】
この学科は1クラスで授業や実習も全員一緒。仲間の結束の固さはもちろん、先生方も学生一人ひとりに熱意を注いでくれます。冗談交じりの雑談にも加わるような気さくな雰囲気ながら、実は豊富な現場経験を持ち、1級土木施工管理技士や測量士、ドローンの免許など、自分たちが目標にしている資格を全部持つスペシャリスト!そんなすごい先生方が何でも親身に相談にのってくれるのは、本当に恵まれた環境だと感じています。
今は測量士補国家試験や土木施工管理技術検定試験を見据えた授業が中心。授業内容をしっかりと理解して覚えれば合格に近づけるので、自然とやる気が出ます。資格を取得すれば支給される奨励金も励みに頑張っています。先日は特別教育を受けて締固め用建設機械(ローラー)の免許を取得しました。他には測量士補と2級土木施工管理技士補の試験に合格し、さらに上の資格にも挑戦してステップアップを図りたいです。
【プロジェクトの現場監督になり、日本のインフラを整備して社会貢献したい】
在学中の2年間で10種類以上の資格取得が可能です。私はすでに2級建築施工管理技士補を取得。通常は2年次に受験するのですが、私は「早く取得したい」思いが強く、熱心にサポートしてくれた先生に感謝しています。おかげで2年次には1級建築施工管理技士補にチャレンジが可能です。車両系建設機械の技能講習は、産学協同教育としてキャタピラー教育所で実施。特別教育ではクレーンやローラ、玉掛けの技術も習得できます。
座学では施工の計画づくりや工程、安全、品質管理まで、施工管理に必要なスキルをトータルに修得します。CAD製図や測量実習、建築部材の強度測定実験まで、演習や実習は学生主体で実施。一人ひとりが体験を通して学べるため記憶に残りやすく、就職後は自信を持って取り組むことができます。この仕事は建築物や構造物が完成した際の達成感が大きいだけでなく、結果が地図に残るため、達成感も持続できるところが気に入っています。
【市街地や公園などの都市緑化に関わる仕事に就いて、街に緑を増やしたい】
校外フィールドワークでは樹木の剪定や除草などの作業を通じて、授業で習ったことを実践しながら学びました。先日は奈良にある池泉回遊型庭園の依水園を見学。大きな池が印象的で、それ以降は自分が考える図面にも水を使ったデザインが増えたように思います。学生がプロジェクトに参加した大野川緑陰道路を散策したり、淀川河川公園などを散歩して季節の植物を観察したり、散歩という趣味を通じて感性を磨く努力もしています。
校舎5階の屋上庭園、4階の和風庭園、3階の休憩スペース、そしてエントランスの花壇。これらの風景をデザインし、図面設計から施工、日々のお手入れや管理を担当しているのは、ガーデンデザイン学科の全学生。「園芸学」の授業では班に分かれ、季節ごとに植栽計画を考えてプレゼンし、投票数の多かった案が実際に採用されます。まだ自分のデザイン案が選ばれたことがないので、次の機会にはぜひ採用されるよう頑張ります。
【建築士の資格を取得して、個人の住宅や店舗づくりに携わりたい】
文系出身者も安心の細やかな指導が魅力です。設計、施工の専門知識はもちろん、世界の建造物の歴史や様式なども含む建築全般を幅広く学べるカリキュラムが揃っています。国際系の高校出身で理系分野の授業はほとんど履修していなかったのですが、数学の基礎からすごく丁寧に教えてくれるので安心できました。構造計算なども難しいですが、しっかりと授業を聞いていれば大丈夫だと思います。
就職ガイダンスや面接練習など、就職支援が充実しているのは大きな魅力。これからはさらにお世話になると思います。今度、自宅近くの構造設計の会社でアルバイトを始めますが、修成では夜間部の学生に合わせた就業時間のアルバイト先を紹介してくれるので、仕事と学びの両立もしっかりサポート!就職活動はもちろん、建築CAD検定や福祉住環境コーディネーターなど、いろんな資格取得にも挑戦したいと思っています。