学部・学科・コース
コンピュータサイエンス学部
学べること
ICT(Information and Communication Technology)の進歩により、社会は激しく変化しています。ICTエンジニアが求められる領域は広がり続けているとともに、時代の変化を先取りし、それを自ら主導していける技術者がますます欠かせない存在になっています。このような人材を育てるために本学部は、専攻とカリキュラムを一新しました。専攻については、 新たな技術開発に主眼を置く「先進情報専攻」と、社会的な価値創造を軸とする「社会情報専攻」を設け、ICTが活用される幅広い領域に対応する視座や思考力を養っていきます。また、ICT知識体系・スキル開発体系の国際標準に基づき、社会に新しい価値を生み出すための知識を体系的に学べるようカリキュラムを組み立てています。本学部は独自の革新的ICT教育を通して、将来にわたり第一線で活躍できる創造的人材を育てていきます。
学科・コース
先進情報専攻(情報基盤コース/人間情報コース/人工知能コース)
ネットワーク、クラウド、セキュリティ、計算科学などを領域とする「情報基盤コース」
音声処理・画像処理、人間工学、認知科学、メタバースなどを領域とする「人間情報コース」
機械学習、自動運転、知能ロボット、生成系AIなどを領域とする「人工知能コース」
3つのコースを設け、1年次にプログラムと価値創造の基礎を学び、2年次から各コースの特色を持つ科目を履修。実学主義に基づき、幅広い分野で活躍できるITスペシャリスト、アプリケーションスペシャリスト、ソフトウェア開発者などを育成します。
社会情報専攻
「ビジネス変革」「ビジネスサイエンス」「デジタルトラスト」「プロジェクトマネジメント」の4つの領域から技術を探求し、デジタル社会を支える先端ICTや価値創造の手法を学び、新たな価値創造・ビジネス基盤の実現ができるチカラを修得していきます。
メディア学部
学べること
メディア学部は、日本で最初に誕生したメディア学のパイオニアとして、革新的な教育・研究を展開。3つのコースを設定し、学生の関心の対象や領域ごとに専門性の高い内容を学ぶことができます。
多彩なメディア基礎技術を確実に修得した上で専門性を高めていく教育により、21世紀のメディア社会に様々なかたちで貢献できる創造性豊かな人材を育てます。
学科・コース
メディアコンテンツコース
メディアコンテンツコースでは、コンテンツ制作の表現技術を学びます。ゲーム、アニメーション、映像、音楽、Webなどのコンテンツを制作するために必要な知識や技術を修得し、メディア社会の最前線で活躍する、魅力的なコンテンツや表現手法を創り出す能力を身につけた人材を育成します。
メディア技術コース
メディア技術コースでは、豊かで便利な社会の実現に貢献するメディア技術を学びます。アプリケーション、音響、音声対話、ゲームデバイスなどに関する幅広い知識と技術を修得し、視聴覚情報処理に関する高度な理論と技術を駆使して、多彩なビジネス分野で活躍できる創造力豊かな人材を育成します。
メディア社会コース
メディア社会コースでは、メディアで人と社会を結びながら情報を広めることを学びます。これからの広告、教育、ソーシャルサービス、ビジネスなどを支える手法を考え、デジタルサイネージやインターネットマーケティングなど、社会とメディアの接点を見つめて革新的な提案を行える人材を育成します。
工学部
学べること
環境・産業・人間が共存共栄する、持続可能な社会づくりを支える「サステイナブル工学」を学ぶことができる工学部。
その取り組みは、新材料の開発、省エネルギー、資源リサイクル、新しい社会システムの創造など、工学的手法を基盤とする幅広い領域にわたります。
工学部の3つの学科、「機械工学科」「電気電子工学科」「応用化学科」では、各学科の専門教育に「サステイナブル工学」「コーオプ教育」「グローバルエンジニア教育」を関連づけて体系的に学び、専門性と実践力、国際性を身につけた優れた人材を育成します。
学科・コース
機械工学科
輸送機器や精密機器分野、産業用機器分野、加えてロボットや医療用機器など、多岐にわたる機械工学を学びます。機械、システムなどの要素技術の知識と、サステイナブル社会の実現に欠かせない先進的システム開発の専門知識、スキルを修得。強度設計や性能設計の力学などを理解したうえで、それらを応用する技術を学び、サステイナブル工学に基づく新技術の創造をめざします。
電気電子工学科
発電システムから家庭・産業用の電気機器やコンピュータまで、現代社会の多彩な分野にわたる電気電子工学を学びます。サステイナブル工学の概念のもと、電気電子回路および電磁気学の基礎知識を学び、電気系の専門知識と電子デバイスや組み込みシステムといった電子系の専門知識を修得。これらの知識を応用し、画期的な機器・システムを創造できる力を養成します。
応用化学科
原子・分子レベルで材料を設計し、優れた機能を持った材料を創造する化学の知識・技術を学びます。持続可能な社会を実現するために、材料の製造から廃棄までを総合的に理解し、革新的な材料などの開発をめざします。応用化学科では、サステイナブル工学の観点で有機、無機、バイオ、高分子といった基幹分野を身につけ、地球環境や社会にやさしい材料と、合成プロセスを追究。省エネルギーを実現する発展的なデバイスやシステムの創造をめざします。
応用生物学部
学べること
生物や生命が持つさまざまな機能に関する生命科学と、その可能性を探るバイオテクノロジーは今、最も大きな注目を集める分野の一つになっています。応用生物学部は、ますます重要性が高まっている生命科学&バイオテクノロジーに関する基礎と専門的な知識・技術を修得するとともに、それらを人や社会、環境、産業のために幅広く応用できる人材を育成します。
学科・コース
生命医薬コース
「生命医薬コース」は、生命が持つ極めて精緻な遺伝や代謝の仕組みを理解し、これらを医薬や健康管理に役立てるための先進技術を学ぶことができるコース。ハイレベルな研究に幅広く対応する充実した実験機器・設備を活用し、核酸医薬、タンパク質医薬、遺伝子診断、再生医療など新しい創薬技術を学修していきます。
地球環境コース
「地球環境コース」は、生物の高効率・省エネルギーの機能を応用することで、地球の環境問題の解決を考えていくコース。水や土壌の浄化、砂漠の緑化など多様な問題に取り組み、人と生物や自然が持続的に共存する循環型社会の構築手法を学修・研究していきます。
食品コース
「食品コース」は、バイオテクノロジーを駆使した、健康に役立つ画期的な機能性食品の開発を目指します。食品の成分や機能を学ぶ科目から、開発・製造を扱う科目まで幅広い内容を網羅したカリキュラム、さらには、国家資格である「食品衛生管理者」及び「食品衛生監視員」の取得をめざすこともできます。
化粧品コース
「化粧品コース」は、皮膚、毛髪、化粧品を学術的・専門的に学ぶコースで、化粧品専門コースとして他に先駆けて設立されました。化粧品メーカーの研究部門出身の教員が、開発の現場で必須の実践的な知識や技術を指導することにより、化粧品やその原料の開発・製造・販売などを手がける企業で活躍できる人材を育成します。
デザイン学部
学べること
2024年4月、デザイン学部はこれまで一貫して行ってきたデザイン教育を柱として、1学科4コース制を導入しました。1年次は、全員が感性演習とデジタルスキルを通してデザインの基礎を学び、2年次からは視覚・情報デザイン系と工業・空間デザイン系に分かれます。それぞれのデザイン領域に必要なスキルや提案力を身につけ、さらに3年次からはコースごとに自分の専門性を活かした研究へと発展させていきます。初歩から個人の可能性を伸ばし、デザイン力で現代社会に適応できる人材の育成をめざしています。
学科・コース
視覚デザインコース
エディトリアル、ポスター、パッケージなど、グラフィックデザインを追究し、対象となる多数の人々に届くビジュアルコミュニケーションの創出について学びます。
卒業後はデザインや広報関連をはじめ、さまざまな分野での就職が可能です。
情報デザインコース
映像、Web、サウンド、プログラミングなど多様な手法を用いて人と情報の関わりを学び、拡張する情報社会の課題を、デザイン+テクノロジーで視覚化・解決する方法を追究します。
卒業後にITやWeb関連のほか、社会のあらゆる分野で活躍できる情報デザインの実践力を修得します。
工業デザインコース
システム構築や企画、ブランディングなどのデザインマネジメントを学び、新たな生活様式におけるサービスを意識したプロダクトのデザインを学修します。
卒業後はプロダクトデザイン関連のほか、社会のあらゆる分野で活躍できる実践力を修得します。
空間デザインコース
住空間や公共空間などを対象に、将来のシステムやサービスをイメージした空間のあり方を学修し、プロジェクションマッピングなどの技術を活用した新たな空間デザインを追究します。
卒業後は空間やインテリアに関するデザイン分野のほか、社会のあらゆる分野で活躍できる実践力を修得します。
医療保健学部
学べること
今、医療の現場では「チーム医療」の徹底が急務とされています。求められるのは、高い専門的な知識・実践力とともに、さまざまな職種で構成されたチームで連携し、実力を発揮できる力を持った人材です。医療保健学部は、医療の安全や最新の医療テクノロジーを理解し、医療の最前線で自律と協働を実践できる高度医療専門職を育成します。
学科・コース
看護学科
実学主義を重んじた学修内容で、豊かな人間性と倫理観に基づく臨床判断能力を培い、保健・医療・福祉の領域で実践的・指導的役割を果たせる人材を育成します。産業看護・産業保健を学ぶ環境も充実しています。
臨床工学科
臨床工学技士とは医療現場の最前線で活躍する医療機器のプロフェッショナルです。
臨床工学科では実績ある臨床工学技士養成教育を継承しつつ、総合大学としてのメリットを生かした、他学部と連携した教育・研究で、創造力と行動力で先進医療を担うことのできる臨床工学技士を育成します。
リハビリテーション学科 理学療法学専攻
理学療法士は、けがや疾病によって障害を抱えた方々に運動機能の改善を図り、生活に必要な活動能力を高めるエキスパートです。
理学療法学専攻では、豊富な実績を有する教員による実学主義の教育を軸に、評価・治療の知識や能力を養い、チーム医療を担う専門職として、人々の豊かで質の高い生活をサポートできる理学療法士を育成します。
リハビリテーション学科 作業療法学専攻
作業療法士は、仕事、遊び、日常生活活動といった日々の様々な作業活動に焦点を当てた治療や援助によって、人々のこころとからだの健康・幸福を支援する専門職です。作業療法学専攻の特色は入学後早期から段階的に行われる臨床実習や地域・関係機関との連携教育です。教育効果を上げるよう様々な工夫を凝らした高度な専門教育で、リハビリテーションサービスの充実と発展に貢献する人材を育成します。
リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻
言語聴覚士とは「話す」「聞く」「食べる」ことの支援を行う医療専門職です。
言語聴覚学専攻では言語聴覚士としての高い専門性と職業人としての使命感や倫理観を持ちあわせ、科学的・論理的に判断できる言語聴覚士を育成します。
臨床検査学科
臨床検査技師は、病院などの医療機関において、患者さんの血液や組織などの検体検査および身体の生理機能の検査を行うスペシャリストです。臨床検査学科では、臨床検査データを多角的に解析・検証する能力を養いつつ、他学科との連携教育を進め、実践能力と主体的行動力を備えた医療専門職として、臨床検査学の発展に貢献できる人材を育成します。