学部・学科・コース
法学部
学べること
法律とは自分や人の権利を守るルールです。情報化・国際化が進む現代では、官・公・民のさまざまな場面で、法律的知識を運用する力(リーガルマインド)が求められています。法学部では、現代社会を成り立たせている法律とそのしくみについて専門的な指導を行い、法曹界や行政機関、民間企業など幅広い進路で法の知識を生かせる人材を育成します。
学科・コース

法律学科(450名)
1年次に専門分野の基礎(憲法、民法、刑法、商法、政治学など)を学び、2年次より「法職コース」「行政コース」「企業法コース」の3つのコースから自分の専門分野を選択。裁判傍聴や刑務所見学、模擬裁判といった体験学修や現役の弁護士や司法書士を講師に迎え、生きた法学を学びます。
また、法学部では、課外講座と連携して資格取得にも注力しています。国家資格である宅地建物取引士・行政書士の合格率は毎年全国平均を大きく上回ります。
経済学部
学べること
SNSの影響で特定の商品に人気が出たり、身近なものの価格が上下したりと、「経済」は社会と密接につながり、私たちの暮らしに直結しています。経済学部では、国際的な問題から地域が抱える課題まであらゆることを題材として学びを深めます。ビジネスにも私生活にも、幅広く活用できる経済学を身につけます。
学科・コース

経済学科(340名)
経済学科では、体系的な学びを深める3つのコースと7つのプログラムの体制をとっています。コースは「企業経済コース」・「公共経済コース」・「生活経済コース」で構成されています。2年次後半からいずれかのコースに所属し、将来の目標に向けて専門性を高めていきます。プログラムにはFPライフプランニング、簿記・会計、公務員・経済学検定試験、データサイエンス、教員養成、グローバル・ビジネス、ビジネス・リーダー養成があり、どのコースに所属していても、興味のある分野や進路に合わせていくつでも挑戦することができます。また、一般企業から講師を招き、企業分析や面接対策を実施する「実践力アップ科目」を1年次から受講することができ、学生の進路選択や就職活動を4年間を通してサポートします。
経営学部
学べること
「経営・会計専攻」と「データサイエンス専攻」の2つの専攻を設置し、経済が多様化する現代ビジネスシーンで生かせる経営の知識とスキルを身につけ、即戦力として活躍できる人材を育成します。身近な企業の経営事例を題材に取り上げ、ヒト・モノ・カネ・情報がどのように動いているのかを把握し、そこで求められる企業経営のありかたを考察。経営の実践をリアルに学ぶアクティブ・ラーニングやグローバル社会に対応できるよう語学力養成にも力を入れています。
学科・コース

経営学科 経営・会計専攻(290名)
企業経営から身近な出来事まで、幅広い題材から授業を展開。2年次から「経営コース」と「会計コース」に分かれて、株式投資の模擬体験や企業とのコラボレーション商品の企画など、“経営”をリアルに学びます。また、英語の語学力を段階的に向上させる授業や海外研修により、ビジネスシーンで使える語学力を磨きます。

経営学科 データサイエンス専攻(50名)
データサイエンス専攻では、企業の経営戦略に不可欠な情報通信技術(ICT)を学修し、効率的なビジネス実践に役立つデータサイエンスの知識とスキルを身につけ、データサイエンティストを育てます。
人文学部
学べること
十人十色といわれるように、さまざまな側面を持つ「人間」について考えます。学びの分野は人間とのかかわりを持つ広い分野におよび、教育、芸術、言語、文学、社会、歴史、自然など実に多種多様です。最も特長的なのが1年次の「人文の知」科目群。1つのテーマを専門の異なる3人の教員が取り上げることで、物事の多様性を見ることができます。2年次からは広範囲な学びを「人間探究科目群」「言語・文学科目群」「人と社会と自然科目群」に大別し、自身の課題や関心に応じて履修します。
学科・コース

人文学科(300名)
【人間探究科目群】(哲学、教育、芸術、比較文化)
文化および文化の主体である人間について探究し、幅広い視野を身につけます。
【言語・文学科目群】(日本語学、英語学、日本文学、外国文学)
言葉と文学を深く学び、他者に対する理解力と自らの表現力を養います。
【人と社会と自然科目群】(環境、人類、地域、歴史)
自然、社会、地域とその歴史を学修し、世界の多面性を広く総合的に理解することをめざします。
心理学部
学べること
「社会に生きる心理学」をテーマに、医療・福祉・教育・司法・産業といった幅広いフィールドを見据えながら「こころ」を総合的に学びます。また、心理職初の国家資格となる公認心理師の養成に対応した学びを用意。大学院への進学経路も確立し、受験に必要な履修プログラムを整備しています。
学科・コース

心理学科(150名)
感情や認知、発達といった心理学的科目に加えて、人に対する生物学的理解や社会文化的側面など、さまざまな角度から「こころ」にアプローチできる人材を育成します。心理学の知識を社会におけるビジネスやコミュニケーションに生かせるよう、実験実習やフィールドワークなど実践的な教育を重視しています。卒業後に必要となる知議を学ぶことで、言語聴覚士や精神保健福祉士など心理学に関わりの深い専門職をめざすこともできます。
現代社会学部
学べること
社会、経済、経営、行政、国際問題、マスコミ、ボランティアなど幅広く学ぶことで多面的な視点を養い、現代社会学科、社会防災学科の各学科で深い専門知識の修得を図ります。アクティブ・ラーニングやフィールドワーク、インターンシップを多く取り入れた実践的な授業で主体性や行動力を高め、社会を生き抜く力を育てます。
学科・コース

現代社会学科(130名)
学びの柱は「市民と生活」「仕事と産業」「地域と文化」の3分野。現代社会が抱える課題を解決する力だけでなく、地域貢献できる実践力も養成します。少人数クラスをベースにしたワークショップ形式の授業でプレゼンテーション、ディスカッションなどの基礎を修得。企業訪問やまちおこしなど、企業や地域と実際にかかわる参加型のプロジェクトが豊富で、学生が主体的に取り組むことで“地域に学び、社会に生かす力”を養います。

社会防災学科(90名)
防災・減災や国際協力・ボランティアの基礎知識を理解し、それを現場で実践するために必要な社会貢献マインドを養成します。学びの軸になるのは「市民の視点」「行政の視点」「社会貢献の視点」の3つ。それぞれの視点を意識しながら、住民の安全意識の向上や、災害時に必要な行政や地域における人々のつながりなどをいかに実現するべきかを理論と実践の両面から学びます。
グローバル・コミュニケーション学部
学べること
英語・中国語・日本語の3コースに分かれ、それぞれの言語をはじめ、社会・文化・歴史・経済などを専門的に学びます。語学授業は720時間以上。3年次の全員留学に備え、「話す」だけでなく「使える」レベルの語学力を身につけることが本学部の目標です。(※日本語コースは企業でのインターンシップ)。また、思考力、理解力、行動力などを実践的に鍛え、世界に通用するコミュニケーション力を備えた人材を育てます。
学科・コース

グローバル・コミュニケーション学科
国際都市として歴史を刻む神戸を舞台に、実践的な語学教育を展開しています。異文化間で意思疎通ができる能力の養成を重視しながらTOEIC🄬やHSK(中国語検定)をはじめとする各種語学試験の得点向上という、目に見える形で成長を実感できる指導を実施。一人ひとりの目標に合わせた教育で各自の可能性を高めます。

英語コース(120名)
留学や異文化交流の機会を通じて国際的な知識を学び、グローバルビジネスの現場で活躍できる高い英語コミュニケーション力を培います。英語教員などの指導者をめざすことができます。

中国語コース(30名)
中国語圏の社会と文化について学び、確かな言語運用力を身につけ、経済発展が加速するアジアでリーダーシップを発揮できる人材を育てます。

日本語コース(外国人留学生対象)(30名)
実用的な日本語のほか、日本の文化、経済、法律などを学びます。日本の文化への理解を深め、日本企業への就職をめざします。
総合リハビリテーション学部
学べること
医療と福祉が一体となった教育を最先端の設備や機器を活用して展開し、リハビリテーションの専門性を高める授業を実施。生活を支援する上で重要な対象者の体と心、生活への理解を深め、医療や福祉の専門家を育成します。
学科・コース

理学療法学科(40名)
専門性の高い運動知識と技術を修得し、生活復帰をサポートできる理学療法士を育てます。
臨床経験の豊富な教員が多数揃い、少人数教育で学生一人ひとりが密度の濃い指導を受けられる環境です。設備も充実しており、即戦力となる人材を育成しています。

作業療法学科(40名)
日常における生活機能の回復を支援する力を身につけ、トータルな実践力を持った作業療法士をめざします。
心にアプローチする精神領域のケアも担い、患者さんが自分らしい暮らしを取り戻せるように、柔軟な発想で機能回復を図ります。

社会リハビリテーション学科(90名)
「生活の質」を向上させる医療と福祉に関する幅広い知識を身につけ、社会生活のさまざまな場面を支援する専門能力を育成します。
社会福祉士や精神保健福祉士をめざす「社会福祉士コース」と社会福祉の基礎知識を備えた企業・起業人をめざす「生活福祉デザインコース」の2コース制を採用。専門性を高めたカリキュラムにより、将来進みたい分野の知識を深めながら、就職活動や資格取得も視野に入れた学びを展開します。
栄養学部
学べること
チーム医療が基本となる現在、医療に強い管理栄養士や、栄養に見識のある臨床検査技師の必要性が高まっています。神戸学院大学の栄養学部では、このようなニーズに応えるために「管理栄養学専攻」と「臨床検査学専攻」を設置。各領域を深く学ぶことはもちろん、互いに関連する科目も組み入れた独自のカリキュラムのもと、「医療」と「食」の両面から健康を支えることができるスペシャリストを養成します。
学科・コース

栄養学科 管理栄養学専攻(95名)
医療と食の知識を生かして、人々の健康を支えるスペシャリストをめざします。病院で患者さんの栄養管理を担うため、学内でほかの医療職とのコミュニケーションが体験できる環境は、将来に役立ちます。地域や企業と協働するプロジェクトにも取り組みながら、医療をはじめ、さまざまな分野の最前線で通用するスキルを修得します。

栄養学科 臨床検査学専攻(65名)
医学の視点や臨床検査の知識を学ぶとともに、栄養学の観点から生活習慣病などについても学修。他の医療職との連携授業、充実した国家試験対策の支援体制など、目標実現のための環境が整っています。病態をしっかり理解し、的確に検査データを分析する力を身につけたチーム医療で活躍できる臨床検査技師をめざします。
薬学部
学べること
薬学部があるポートアイランド第1キャンパスは、先端医療技術の研究開発拠点として整備された神戸医療産業都市にあります。恵まれた環境を生かし、数多くの研究所や医療機関、産業分野の組織とも連携し、人的・学術的交流を活発に推進しています。こうした実践的教育によって薬剤師国家資格取得のために必要な薬学知識と技術、問題解決力を身につけるためのプログラムも充実しています。
学科・コース

薬学科(6年制)(250名)
1年次から早期体験学習で医療現場を理解します。2・3年次からはさらに専門性を高めた学修、5年次には薬局と病院で実務実習を行い薬学の総合的な知識を身につけます。段階を踏んで土台を整え、演習・実習中心のアドバンスト教育で専門性の高い知識を備えた薬剤師をめざします。また、約50年の歴史を誇る「アメリカ薬学研修」では世界の薬学教育に触れることで、薬剤師としてのグローバルな活躍も視野に入れ、成長することができます。