学部・学科・コース
人文学部
学べること
グローバルなコミュニケーション能力を養い、
国際社会のあらゆるシーンで活躍する。
学科・コース
文化学科
文化の総合的・多角的理解。
「哲学・倫理学」「宗教学」「芸術学・美術史」「社会学」「心理学」「地理学」「文化人類学・民俗学」。これら7領域の横断的学びが、現代社会が抱える課題の解決力を養う。
文化学科では、多様な価値観が共存する現代で活躍するための、広い視野と柔軟な発想力を併せもつ人材を育成します。
祭りや儀礼、寺社仏閣、東西の思想、日本や海外の生活様式・都市デザイン、あるいは絵画や映画、アニメにマンガなどの「文化」、その「文化」を育む土壌である「社会」の構造やあるべき姿、そして、その「社会」で生きる「人間」の心のメカニズムや生きる意味に関心を持つあなたを、文化学科は待っています。
歴史学科
一人一人に向き合う細やかな指導。専門性の高い“考える歴史”に取り組む。
歴史学科で学ぶのは「考える歴史」です。日本史では古文書を、東洋史では漢文の文献を、また西洋史では欧文の文献を読み、考古学では発掘資料を調査して、理解や考察に基づく論文を作成します。それは専門性の高い学びですが、段階的に組まれたカリキュラムや学生一人一人への細やかな指導が4年間を支えます。また学生参加型の授業や学会との連携など、充実した教育環境がもたらすメリットも多々あります。卒業後は培った“考える力”を生かして企業への就職はもとより、研究者や博物館学芸員、考古学の専門家を目指し、大学院に進む人も増えています。
日本語日本文学科
広い視野で学ぶ日本語と日本文学を通して専門的知識と洞察力を備えた、豊かな人間性を持つ人材を育む。
私たちの文化、社会、生活の根幹となる日本語と、それにより表現された日本文学。日本語日本文学科では、全時代をカバーする教授陣によって、それらを体系的に学びます。
また、充実した比較文学のカリキュラムは、「世界の中の日本」というより広い視野での研究を可能にしています。演習中心の少人数制授業を通して、日本語と日本文学の根幹を学び、専門的な知識とともに、ものごとを深く考える力を備えた、豊かな自己の確立を目指します。
教育・臨床心理学科
教育と臨床心理、2つの領域の統合で人を育み、人の心に関わる。
教育・臨床心理学科では、「教育学」と「臨床心理学」の2つの領域を総合的に学ぶことで、自分の生涯にわたるキャリア形成について主体的に考え、人を支援するための知識とスキル、態度を身に付けていきます。
将来の進路に応じた、公認心理師トラック、キャリアデザイントラック、学校教員トラックの3つのトラックで学んでいきます。
英語学科
高度な英語力を身に付け、国際的な視野や異文化への理解力を持つグローバルな人材に。
英語学科では英語学とスピーチ・コミュニケーションを主に学ぶ「言語・コミュニケーションコース」と、英米の文学・文化を主に学ぶ「文化・文学コース」の2コースを設置しています。ただし、両コースともに「読む・書く・聴く・話す」の4技能の高度化を前提としており、TOEIC(R)等の資格試験でハイスコアを得ることも目標の一つになります。また、高度な英語力を身に付ける過程を通して国際的な視野や異文化への理解力も養い、将来、グローバルに活躍できる人材となれるように学んでいきます。
ドイツ語学科
ドイツ語を軸に、欧州に学び、ヨーロッパに飛び立とう。欧州で活躍するエキスパートを目指す「ヨーロッパ特別コース※」ドイツと日本の懸け橋となる国際人を目指す「ドイツ語圏コース」。
初歩から学ぶドイツ語と、幅広い運用能力を培う英語。留学生と多言語で学ぶ、日本と欧州文化。確かな語学力と、多様な価値観の理解に裏打ちされた、他者との交渉に堪える力を身に付け、ドイツ系企業やドイツの日本企業で活躍しましょう。大学院に進学することで、語学力と問題解決能力にさらに磨きをかけられます。
※入学者の意思を確認した上で、原則として総合的判断による入試成績上位者より10人程度を選抜し、「ヨーロッパ特別コース」に配属します。
フランス語学科
ヨーロッパを深く学ぶ「ヨーロッパ特別コース※」とフランスを様々な角度から多面的に学ぶ「フランス語圏コース」。言葉を武器に、自由で個性的な生き方を見つける。
フランス語の習得を通して、長い歴史を持つフランス、そしてヨーロッパの文化に触れ、これを理解し、深く味わうとともに、ネイティブスピーカーの教員をはじめ、ヨーロッパからの留学生や、留学先で知り合う人々との出会いと対話を通して、自ら考え発言する力を磨きます。4年間で養われる自立の精神と確かなフランス語運用能力とが、国内外での社会貢献を支える礎となるはずです。
※入学者の意思を確認した上で、原則として総合的判断による入試成績上位者より10人程度を選抜し、「ヨーロッパ特別コース」に配属します。
東アジア地域言語学科
中国・韓国を中心にアジア全域をとらえた学び。
ボーダーレスに活躍できる人材を目指す。
中国や韓国をはじめ、アジアへの玄関口として発展を遂げた福岡。その福岡で、グローバルに活躍できるリーダーを育成することは本学の使命の一つであり、その一環として設置されたのが東アジア地域言語学科です。主に中国あるいは韓国の言語や文化、地域事情を学ぶ中国コースと韓国コース、いずれかに軸足を置きつつ、もう一方の科目も時間割の可能な範囲で自由に学ぶことで、東アジア地域で活躍し得る人材の育成を目指します。
法学部
学べること
法的思考力(リーガルマインド)を身に付け、
公平な判断能力をもった社会人に。
学科・コース
法律学科
入門ゼミで楽しく法学に触れ、将来を見すえたコース履修へ。社会で活躍するためのリーガル・マインドを身に付ける。
将来の目標に応じて学べる3コース(「法律総合コース」・「公共法務コース」・「総合政策コース」)を設置しています。それぞれの目標の実現につながる授業を体系的に展開しています。また、1年次から少人数制のゼミを導入し、4年間を通じて濃密な学びや考察、議論に取り組むことで、社会での活躍の土台となるリーガル・マインドを身に付けていきます。
※本法学部は、本学法科大学院と法曹養成連携協定を締結し、2020年3月、文部科学大臣の認定を受けました。
経営法学科
企業における法の役割を理解し、企業法務の知識を身に付けて経営者や国際的なビジネスパーソンを目指す。
企業法務に精通したビジネスパーソンとして活躍したい人、起業や会社経営を目指す人を対象に、会社法・経済法・知的財産法・税法などのビジネス・ローを学ぶ「企業法コース」。
商社や外資系企業、旅行業などでの国際的な活躍を目指し、国際法を主に学ぶ「国際コース」。
両コースとも、実際のビジネスシーンにおける法の役割を理解し、運用する法務能力を培うカリキュラムで構成しています。あらゆる業種・業界のリーダーに求められる企業法務の知識を身に付け、将来の活躍に結び付けます。
経済学部
学べること
地域と世界に強い社会人、
より良い社会づくりに貢献できる経済人へ。
学科・コース
経済学科
“生きた経済”を幅広く学習。経済が原動力である現代社会を、強くしなやかに生き抜く能力を養う。
経済学科では、経済理論や経済史、財政・金融の現実的な諸問題、国際市場に関する科目はもとより、最新のコンピュータ解析技術から身近な家計に至るまで、広範囲に学習することができます。その目標は“生きた経済”を学ぶ過程から視野を広げ、時代や社会を総合的に視る能力を養うこと。それは経済が動かしている現代社会を、強く確かに生き抜くために必要な能力であり、あらゆる企業・機関から“頼もしい存在”として求められる人材になることにつながります。
産業経済学科
調査・分析・実証を重視した実践的な経済理論と情報リテラシーを備えたビジネスエキスパートへ。
産業経済学科では、起業家精神・経済理論の考察にとどまらず、調査・分析・実証などを実践的に科学的に学びます。学内外での実習やフィールドワークも多く、企業や組織のニーズでもあるコンピュータ情報やデータベース構築等のスキルも修得した、真のエキスパートを育成します。なお、本学科では、「起業家育成プログラム」と「地域イノベーションプログラム」という、選択の自由度と専門性が高いカリキュラムを提供します。
商学部
学べること
世界の注目都市・福岡で商学の理論と
応用実学をバランスよく学ぶ。
学科・コース
商学科
ゼミを核とした科目群。地域経済からグローバル社会まであらゆるステージで活躍できるビジネスリーダーを育成。
「商学」とは市場を中心に、消費者・企業・行政などが複雑に関係し合う現実のビジネスについて、そのメカニズムを解明しようとする学問です。このため本学科では学びに3領域6分野を設定しています。学生個々の目標に応じて専門的に、あるいは総合的に、1年次から4年間にわたるゼミでの学びや活動を通じてビジネスリーダーに不可欠な“観察・構想・実践”の能力を習得します。地域経済の活性化からグローバル市場の開拓に至るまで、あらゆる場面で活躍できる人材を育てる。
経営学科
目標は「会計がわかる経営人」「経営がわかる会計人」。高度な専門知識と思考力を身に付ける。
経営学科では「企業を“ヒト・モノ・カネ”および“情報”の集合体である」ととらえ、それらを経営と会計の2分野からアプローチしてトータルに学修していきます。そして高度な専門知識と思考力、その2つを駆使して問題を解決していく能力、およびマネジメントリーダーに不可欠な豊かな人間性を身に付けていきます。その目標には2分野があり、「会計がわかる経営人」あるいは「経営がわかる会計人」の2つ。プロフェッショナルな経営者や起業家、公認会計士や税理士などの専門職を目指した、“目的意識”のある学びに取り組むことができます。
貿易学科
九州・福岡からアジア・世界へ。
グローバルに活躍する人材となるために。
「高度なビジネス英語力を身に付け仕事に生かしたい」「貿易や金融などの国際ビジネスの場で実力を発揮したい」「九州と世界をつなぐ仕事をしてみたい」「アジアをはじめとする途上国地域の経済発展に貢献したい」。本学科ではそのような目標を持つ学生たちへ、専門的な学びと実践的な英語教育を4年間を通じて提供。実務につながるスキルを身に付け、世界を舞台に活躍できる人材を育成します。
会計専門職プログラム
在学中に公認会計士、税理士などの資格試験合格を目指す福岡大学独自の会計プロフェッショナル養成プログラム。
会計・財務関連業務の多様化やグローバル化に伴い、社会からは、高度な専門能力をもった会計専門家が求められています。この社会的ニーズに応えるために商学部・商学部第二部に設置されている「会計専門職プログラム」は、在学中に公認会計士・税理士などのハイレベルな資格試験に合格することを目指すプログラムです。過去5年間で28人が公認会計士試験に合格するなど、大きな実績を挙げています。
最大の特長は、公認会計士試験合格実績第1位の専門学校との提携による公認会計士受験対策講座を無料で受講できること。ダブルスクールの費用負担がありません。その他にも、本プログラム学生のみを対象とした基礎ゼミナールなど、合格をアシストする仕組みが整えられています。このようなフルサポート体制で難関資格試験合格が目指せるのは、全国でも本学の会計専門職プログラムだけです。
商学部伝統の会計学専門科目群と少人数のゼミナール教育。これに公認会計士受験対策講座を加えて理論と実践の両面から徹底的な会計教育を行い、“会計のプロフェッショナル”を育成します。
商学部第二部
学べること
社会人および働きながら学びたい人に勉学の場を提供
学科・コース
商学科
働きながら学ぶ。学びをすぐに実践に生かせる。その積み重ねが、キャリアアップにつながっていく。
商学部第二部には、高校を卒業したばかりの学生はもちろん、昼間は社会人として働いている人など、多様な人々が共に学んでいます。その目標は「自分を磨いてキャリアアップしたい」や「資格を取得したい」、「大学院に進学したい」、「学費を考慮して」など明確であり、誰もが高い向学心を持っているのが大きな特色です。それだけに授業に取り組む姿勢は常に意欲的です。また境遇や年齢が異なるクラスメートとの触れ合いが、視野を広げ価値観を磨いてくれます。自立した学生生活を目指す人、1日24時間、時間を有意義に使いたい人は商学部第二部へ。その熱い思いを私たちは強くサポートします。
会計専門職プログラム
在学中に公認会計士、税理士などの資格試験合格を目指す福岡大学独自の会計プロフェッショナル養成プログラム。
会計・財務関連業務の多様化やグローバル化に伴い、社会からは、高度な専門能力をもった会計専門家が求められています。この社会的ニーズに応えるために商学部・商学部第二部に設置されている「会計専門職プログラム」は、在学中に公認会計士・税理士などのハイレベルな資格試験に合格することを目指すプログラムです。過去5年間で28人が公認会計士試験に合格するなど、大きな実績を挙げています。
最大の特長は、公認会計士試験合格実績第1位の専門学校との提携による公認会計士受験対策講座を無料で受講できること。ダブルスクールの費用負担がありません。その他にも、本プログラム学生のみを対象とした基礎ゼミナールなど、合格をアシストする仕組みが整えられています。このようなフルサポート体制で難関資格試験合格が目指せるのは、全国でも本学の会計専門職プログラムだけです。
商学部伝統の会計学専門科目群と少人数のゼミナール教育。これに公認会計士受験対策講座を加えて理論と実践の両面から徹底的な会計教育を行い、“会計のプロフェッショナル”を育成します。
理学部
学べること
社会のニーズに応える理学を目指した、
4学科+2インスティテュート。
学科・コース
応用数学科
論理的思考力と、問題の発見・解決能力を身に付ける。社会や企業が求める人材へ成長していく。
「数学が好き」という人にとって、数学ほど面白い知的ゲームはなく、応用数学科では数学に純粋に取り組むことができます。その一方で、あらゆる科学の基礎を支えているのも数学です。高度な数学を専門的に学ぶことで養われる論理的な思考力、問題の本質を見極め解決する力は、社会や企業が求めている能力にほかなりません。このように有為な人材への成長が果たせるのも「数学を学び、数学で高まる」をテーマとする本学科ならではです。
物理科学科
物理学を中心に広範な科学を学び、
幅広い視点・思考法、問題解決能力を養う。
物理科学科では、物理学の基礎から応用に至る幅広い視点や思考法を基に、宇宙、生命、材料、教育などに関連したさまざまな研究を通して、問題解決能力を養い、社会の発展に貢献できる人材の育成を目指しています。
化学科
最先端の装置・設備を用いた、実験重視の教育。
研究開発職に役立つ実践的スキルの獲得。
科学技術が日々進歩している現代において、化学系分野で活躍するためには化学の幅広い知識を持つスペシャリストが求められています。また同時に、社会構造の変化に柔軟に適応するため、異分野の専門家とのコミュニケーションができるジェネラリストとしての実践的な能力も必要とされています。最先端の装置・設備を用いた総合学習型の実験や実習を通じて、化学系研究開発職としての実践的スキルを身に付けます。
地球圏科学科
自然科学の基礎を元に地球、大気、生物を専門的に学ぶ!
我々ヒトを含む生命とそれを育む豊かな地球の未来のために。
地球圏科学科の特長は、物理学、化学、生物学、地学といった地球や生命を理解するための自然科学を、幅広く基礎から学べることです。1・2年次の学習によって抱いた興味や関心によって、3年次からは地球科学分野、地球物理学分野、生物学分野のいずれかを選び、専門的かつ統合的に学びます。地球と生命を相手に、豊富な実験、演習、フィールドワークに取り組みます。目指すのは、自然科学を通して地球と生命の未来に貢献できる“私”です。
社会数理・情報インスティテュート
数理・情報・社会分析を融合した学びを通して、さまざまな問題をイノベーションできる人材に。
あらゆる産業から行政まで、社会はさまざまな“システム”により構成されています。そして、それらのシステムの原理は数理モデルを用いて表すことができ、明らかになった原理が新たなシステムの正しい構築・運用をもたらします。本インスティテュートでは、そのような数理モデルを理解・分析する知識を習得し、それらのシステムと密な関係にある“IT領域”の高度な理論とスキルを身に付けることができます。
1年次から卒業までの一貫した少人数教育と“数理、情報、社会分析”を横断・融合する学びにより、さまざまな問題にあらゆる角度からアプローチし、イノベーションしていく人材を育成します。
工学部
学べること
専門技術・知識、人間力を磨き、
環境世紀のニーズに応えるものづくりを。
学科・コース
機械工学科
基盤技術から各分野の専門的な学習まで、
実践力あるリーダーエンジニアを目指して。
機械工学科では、あらゆる工業生産やものづくり技術の基盤となる知識の習得と人づくりを主な目標としています。今後さらなる発展が望まれるエネルギーや環境、航空宇宙やロボット等の産業分野への応用を視野に入れながら、機械力学や材料力学、熱工学や流体工学、加工や制御理論などの基礎から応用と実践までを学びます。また、それらの過程から実践的な情報処理能力や問題解決能力などを身に付け、行動力のあるエンジニアへと育成します。
電気工学科
SDGsに配慮した電気エネルギーの発生、輸送、利用をトータルで学び、現代社会を支え、新たな技術を創出するエンジニアへ。
電気:現代社会において必要不可欠。電気工学は、電気エネルギーの発生・輸送ばかりではなく、情報・通信・計測から新素材の開発、エネルギーの効率的な制御まで多岐にわたり、社会基盤を支えています。それどころか、新技術の創製により社会を変革していく原動力となっています。本学科では、電気工学を基礎から段階的に取り組み、社会に不可欠なエンジニアへと育成します。
電子情報工学科
電子から情報までICT社会を支える技術者へ
情報通信技術(ICT)やコンピュータ工学、半導体技術や光技術など、急速な進化・発展を続ける高度情報通信産業の基盤を支える電子情報工学。本学科ではこれらの分野の人材ニーズを踏まえ、“ハードウエア”領域の電子工学系または“ソフトウエア”領域の情報工学系、双方の理解を促す教育を展開。通信や放送、ロボット・コントロールなどの分野も視野に入れ、学生に対し、主たる分野を持ちつつ、電子から情報まで幅広い知識を備えたICT社会を支える技術者へと育成します。
化学システム工学科
化学工学コースと分子工学コースが育てるのは、新素材から環境装置までの幅広い分野の研究開発・生産技術に求められる化学技術者
化学システム工学科では、分子工学の基礎となる「化学」の学習に始まり、「ものづくり」の現場で必要とされる化学工学を学ぶことにより、幅広い分野・業種で活躍できる化学技術者を育成しています。実験や演習を中心とした学科カリキュラムは企業の注目を集め、卒業生は多様な業界で活躍しています。2年次進級時に、学生の特性に対応したコース選択制度を実施。工学部の学科の中でも女子学生の割合が高い学科です。
社会デザイン工学科
安全で快適に暮らせるまちづくりとそのためのアイテムを創造する、実践力を備えたシビルエンジニアを目指して。
社会デザイン工学科では、私たちが安全で快適に暮らせるまちづくりとそのためのアイテムを計画、設計、施工、管理するための理論や技術を学習します。JABEE認定のカリキュラムでは、構造工学、水工水理学、地盤力学、社会基盤計画学、建設材料学、環境システムの6分野に基礎から応用発展科目までがバランスよく配置されており、興味に合わせてより深く学べるようになっています。
技術や理論だけでなく、景観や環境問題にも配慮できる次代の社会基盤をデザインできる実践力を備えたシビルエンジニアを養成します。
建築学科
社会や人々のニーズ、自然環境との調和を踏まえた建築。それを計画・設計できるプロアーキテクトへの幅広い学び。
建築学科では古代ローマの建築書の「強・用・美」という言葉のように、バランスの取れた専門家の育成を目指します。プロフェッショナルとよぶにふさわしい実力を持った建築家や建築技術者を目指して、基本的なことから専門的・実践的なことへと学生の力を着実に伸ばしていきます。
医学部
学べること
高度な医療・看護の知識と技能を修得し、
高い倫理観と豊かな人間性を育む。
学科・コース
医学科
医の原点に立った高度な医療技術と問題解決能力を身に付け、「人を治療する」人として、質の高い医師を目指す。
分子レベルにまで及ぶ疾患の解析をはじめ、病因となる遺伝子の発見や免疫の獲得機序の解明など、医療は日進月歩しています。しかし、がんやエイズ(後天性免疫不全症候群)といった難病の発症メカニズムの解明や治療法の確立など、解決すべき課題は今も山積しています。そのため医学は、さらなる進化・発展を遂げねばならず、本学医学科にもその一翼を担うことが課されています。
一方、「臓器移植に関する法律」の成立や遺伝子レベルでの解析実用化を背景に、生命操作などに関する議論が高まり、医学は臨床での医療に限らず、人間の根源を問う倫理の学問としても探究されるべき時代を迎えています。また、医師と患者の関係についても、両者が納得・合意するまで話し合い、協力して治療に取り組むことが、これまで以上に強く求められていくでしょう。そのような時代の医師に不可欠なのは何か。日々進化する医学や医療技術の修得はもちろん、高い倫理観を備えつつ患者と誠実に向き合い、人々から信頼を得ることができる“豊かな人間性”にほかなりません。
これらを大前提に本学医学科では、あらゆる分野に対応できる医療技術と問題解決能力を高める統合教育を実施すると同時に、「人が人を治療する」という医の原点に立ち続け、“人間”として質の高い医師を育成していきます。
看護学科
人々の健康な生活に貢献できる創造的な看護職者を目指して、幅広く看護学を学ぶ。
看護学は、自然科学と人間科学を包括し、幅広い教養や見識が必要とされる学際的学問です。そのことを大前提に、福岡大学病院や福岡大学筑紫病院からのサポートをはじめ、恵まれた環境を利用して教育を推進します。地域はもとより国際社会における医療に尽くし、人々の健康・幸福に貢献できる創造的な看護人材を育成します。
薬学部
学べること
質の高い専門家としてはもちろん、
信頼と尊敬を寄せられる薬剤師に。
学科・コース
薬学科
基礎的・臨床的な先端医療研究を土台とする6年制薬学教育。医療人として社会から真に信頼される薬剤師となるために。
医療技術の高度化や創薬につながる科学の進歩、医薬分業の進展などを背景に、薬剤師が担う使命は大きくなり続けています。これらを踏まえ本学薬学科では、「医薬品の開発や安全使用に関する基礎的・臨床的先端研究の推進をもって、国民の健康と福祉に貢献する」を理念とする6年制薬学教育により、次のような薬剤師を養成します。
1.「チーム医療」の現場で医師や看護師などと協力、活躍できる薬剤師。
2.全人教育(医療人としての幅広い人間性の醸成のための教育)により、豊かな教養教育を身に付けた薬剤師。
3.医薬品に対する深い専門的知識と医療人としての確固とした倫理観と研究マインドを持った質の高い薬剤師。
4.環境や食品衛生の向上に寄与し、人々の健康維持・増進に貢献しうる薬剤師。
5.臨床マインドを持って医薬品の開発、創薬などに従事する薬剤師。
スポーツ科学部
学べること
スポーツと健康について、実践と科学を学ぶ。
学科・コース
スポーツ科学科
スポーツ科学を学び、競技能力アップに応用。
ハイレベルなアスリートや指導者を目指す。
スポーツ科学科が注力しているのは実践(選手活動)を通じてスポーツ科学の専門知識を学び、それを競技能力の向上に応用すること。同時に、その過程から科学的なトレーニング法やテクニックの開発法、発達に応じた指導法といったコーチングから施設や用具の開発、マネジメントに至るまで、スポーツに関わる専門技能を広く修得することです。また、学生相互の切磋琢磨や充実した環境を生かして、プロや国際レベルでの活躍が目指せるのも本学科ならではです。
健康運動科学科
運動と健康に関する分野を科学的・実践的に学び、第一線で活躍する研究者や指導者への道を開く。
健康運動科学科では学生自身がスポーツとレクリエーションを実践しながら、心身の健康維持や増進、回復の理論と技術を学びます。スポーツ科学科と比較した場合、“運動による心身の健康づくり”を重視しているところが特長です。生活に密接な運動と健康づくりを科学的に学習すると同時に、現場での実習や企業・地域公共施設と連携した実務教育を展開。スポーツ医科学や生涯スポーツの最前線で活躍するハイレベルな研究者や指導者を育成します。