教授 大石 義英 先生
現代医療には医療機器が不可欠なものとなっています。厚生労働省は医療機器の適正な操作や保守管理に関し、医療法・医薬品医療機器等法の改正を行ないました。また、医療業界では安全確保の観点から、医療機器の保守管理の推進や生命維持管理装置の医療機器安全管理等に対して診療報酬が新設され、臨床工学技士の活用が図られています。
臨床工学技士は新たな業務環境を創設し、力を合わせて21世紀の新しい医療体制の構築および安全な医療機器の提供ができるように努力しています。臨床工学技士になるために、当学科では教員と学生との距離が近い学生生活ができる環境を作っています。1・2年生ではきめ細やかに組まれた共通基礎科目を中心として基礎となる教科を学びます。3・4年生では多くの生命維持管理装置を使用し、経験豊かな講師陣での専門科目や医学・工学実習での学びは将来臨床工学技士になる学生にとても重要です。
全学年を通じての国家試験対策や苦手な科目は教員全員で対応します。臨床実習は2・3年生の基礎・見学実習と4年生の約1ヶ月の臨床実習など、県内外の病院で経験します。この経験は臨床工学技士としての基礎を築きます。
臨床工学技士の病・医院での活躍の場が拡がりつつある現在の医療状況を学び、最新の医療機器発展に対応する臨床工学技士になるために、我々教員と一緒に学びませんか?