在校生・先輩メッセージ
調理師科 2003年卒業生
卒業後、鶴林よしだに就職。下積みから始めて8年が経ち、先代から店を継がないかと言われた時はプレッシャーを感じましたが、当時は先代の信頼が何より嬉しかったです。先代の時よりも味が落ちたと言われないために、今までもすごく努力をしてきました。お客さまを目の前にしていると、自分の料理に対する反響を直接聞くことができるのでおもしろいですね。いつかは、ミシュランの星を取れるように、頑張っていきたいと思います。
エコールCPを卒業後、鶴林よしだに就職。下積みから始めて8年後、先代から店を引き継ぎオーナーとして店を切り盛りして3年経つ。
調理師科 2005年卒業生
エコールCPで日本料理担当の菱田先生と出会い、和食を極めたいと思うようになりました。人丸花壇の総料理長がゲストシェフとして学校に来られた時、菱田先生の尊敬する人だと聞いて、人丸花壇で働きたいと強く感じました。新卒採用をしていなかったので、仕事の休日に人丸花壇に通って味の勉強をしていたところ、「ここで働きたいのなら」と声を掛けていただきました。現在は煮方を担当していて、煮炊きものやお吸い物、茶碗蒸しなどを作っています。出汁をひく仕事は特に難しく、重要な仕事なので気を使います。仕事をしていて印象的なのは、おせち料理。一年の集大成として下準備から長い時間をかけて作っていくので、最後に盛りつけをする時は感無量です。総料理長も料理長も人間性がすばらしい人たち。憧れの人のもとで働けて、身近にお手本がいる幸せを感じています。今は先輩方に頼りっぱなしなので、これからはひとりで仕事ができるように総料理長や料理長にあらゆる事を教わりながら頑張っていきたいと思います。
ゲストシェフで来校した総料理長にひかれ、卒業後仕事をしながら休日に通いつめていた熱意を買われて入社。現在は煮方を担当。
製菓スペシャリスト本科 2020年卒業生
学校で学んだ大切な知識を礎に、
誠実に仕事と向き合いながら、
夢の実現に向けて経験を積み重ねたい。
いまは主にケーキの製造を担当しています。ホールに出て直接お客さまと接する機会は少ないですが、お電話やメールでお褒めの言葉をいただくこともあり、自分たちが手がけたケーキで笑顔が増えると思うとやりがいを感じます。 初心を忘れず丁寧な仕事を心がけ、技術向上に励む日々。成果を評価してもらえるとモチベーションが上がります。
École CPで学んだこと
入学当初の実習で作業台をキレイに使うことを教わりました。基本的なことです が、実際に働いていて、器具の破損や異 物混入などを防ぐために大事なことだと実感しています。学校で身につけたのは、技術だけでなく日々の心がけや仕事 への姿勢です。常にお客さまの命に関わっていることを自覚して取り組む。 何より大切なことを学びました。
将来の夢は、自分のお店を開き、自分の想いをのせたケーキをお客さまにお届けすることです。当面の目標は自分で考案したケーキを販売してもらうこと。まだ実践できていませんが、夢の実現に向けてアイデアを集めておきたいと思っています。 また、お菓子についてもっと知識を深 めるために、もう一度、勉強したいとも考えています。
在学中のカフェやケーキショップ巡りの課題で訪問したお店にパティシエとして就職。尊敬する人たちか ら刺激を受けながら、前向きに丁寧に日々の仕事に取り組んでいる。
製菓スペシャリスト本科 2017年卒業
フランスのいろんな地方で働き、
パンづくりのノウハウを幅広く吸収。
30歳で自分のお店を開くのが夢。
いまのお店は、オーガニックのパンやケーキをつくっていて、自分たちの店舗だけでなく、アルザス地方のレストランやホテル、オーガニックのスーパー、学校へ卸しています。フランスに来て3年、少しずつ担当させてもらうことが増え、主にクロワッサンの折り込みや生地の仕込みから成形を任せてもらっています。
渡仏したきっかけ
いつかはフランスで働きたいと思っていて、卒業後就職した 「ラ・スイート神戸」で パンづくりの技術を磨きながらいろんな 方に相談していました。 あるとき、知り合いから募集しているお店の情報をもら い、直接連絡をして採用が決まったのがきっかけです。ワーキングホリデーを利用するつもりでしたが、 就労ビザを取得して渡仏しました。海外で働いてみて毎日約4000個以上も大量にパンを焼くわけですが、労働時間がきっちり決まっているため、時間になったらそこで終了。つまり、時間に合わせてチームで効率良く仕事をします。それぞれが意見をはっきりと伝えるところなど日本との違いを感じますが、日々新しい発見があり、自分を成長させてくれていると実感します。
若い間に海外を拠点に働けている、この経験を活かしてこれからもいろんなことに挑戦したいと思っています。 まずは、フラ ンス内のいろんな地方でパンづくりを学び、いつか首都パリでも働いてみたいですし、バケットコンクールで優勝もしたいです。そして、30歳で自分のお店を開く夢を実現させたいと思っています。
卒業後、 神戸のお店で働いた後に渡仏し、 アルザス地方のパン屋さんのブーランジェとして勤務。
調理スペシャリスト本科 2013年卒業生
芦屋市のフレンチレストランでシェフとして勤務しています。しかし、フレンチの世界は非常に奥が深く、高度な技術を求められるため「シェフ」と言ってもまだまだこれから。現在は、盛り付けやデザート、お客さまへの料理の説明などを担当しています。オーナーシェフや先輩から教わりながら、技術を一つひとつ身につけていけるよう日々、奮闘しています。何年先になるかはわかりませんが、早くメインディッシュを任せてもらえるようになりたいですね。このように、料理の世界は決して甘いものではありませんが、大きなやりがいを感じる瞬間もたくさんあって、今、一番うれしいのは、お客さまから「おいしい」と言っていただけた時です。料理を食べてお客さまが幸せになることで、私も一緒に幸せになりますね。これから、エコールCPの門をくぐり料理の世界に進む方々には、私が日々感じているこの喜びをぜひ、知って欲しいと思います。そして、同じ業界でがんばるライバルとしてお互いを高め合っていければうれしいですね。
ミシュランの星付きフレンチレストラン「芦屋フレンチ北じま」勤務。盛り付けやデザートを担当しながら、日々、腕を磨いている。
製菓衛生師科 1997年卒業生
本当に自分が作りたいものを作りたくて独立を決意。開業するまでには多くの人の協力や情報が必要でしたので、人とのつながりの大切さを実感しました。以前は「開業=ゴール」だと思っていましたが、実際には新たなキャリアのスタート。今後はお客さまに対して誠実に接することを心がけ、店舗を拡大させていきたいと思います。若手でも独立することができるので、皆さんもぜひ挑戦してください。
エコールCPを卒業後、新神戸オリエンタルホテルに就職。その後、京都のレマン館などで腕を磨き、2012年11月13日に「ア・テール」を開店。
製菓衛生師科 2005年卒業
とにかくパンが好きだから。パン職人になろうと思ったのはそんなストレートな理由からです。エコールCPを卒業して約10年、パン一筋にがんばっていますよ。「ブーランジェリー レコルト」には2015年の2月からお世話になっています。パンやサンドイッチの仕込みから製造、販売まで、業務は多岐にわたり決してらくな毎日ではありませんが、お客さまから「おいしかった」と言っていただけた時は本当にうれしくて、日頃の疲れも吹っ飛びますね。これからもこのやりがいを糧に努力を重ね、おいしいパンをつくっていきたいと思います。
エコールCP卒業後、約2年間神戸の有名ベーカリーで経験を積んだ後。名古屋で数年間にわたり腕を磨く。2015年2月より「ブーランジェリー レコルト」へ。
Wライセンスコース2016年卒業生
卒業後、広い視野で経験を積めると考えホテルへ就職。ダイニングで調理師として勤務しながら会員制のお店で接客も経験しました。
4年務めて退職しカフェ開業スクールへ入学し経営について学んだ後、心強い仲間の協力もあり26歳で開業することができました。
料理の道に進む時も開業の背中を押してくれたのは祖母。第一目標はそんな祖母をお店へ招き料理を振る舞い喜んでもらうことです。
一人でも多くの方に来ていただけるよう発信にも力を入れて3年後には2店舗目をオープンさせたいです。
○○コース卒業生
柔軟性と諦めない気持ちを大切に調理も製菓も頑張りたいです。
お客様には普段の食事よりワンランク上の雰囲気を味わいながら料理を楽しんでもらえるよう心掛けています