学部・学科・コース
美術学科
学べること
4年制美術大学と同等の幅広い内容を2年間で学びきる、スピード重視で内容の濃いカリキュラム。美術系短期大学として開学以来、半世紀になる歴史とともに積み上げた教育ノウハウで、短期間に能力を身につけたい学生をバックアップしています。
また、嵯峨美術大学と同じキャンパスなので、美術大学ならではの専門的な工房や附属ギャラリー、附属博物館などを共有。恵まれた環境で創作活動に打ち込むことができます。
学科・コース
美術分野 日本画領域
日本古来の画材と、新しい表現の融合。
日本画領域では、今では日本にしか残っていない稀な画材を用いて表現します。
今、生きている自分の感覚と、伝統的な素材が秘める新しい表現の可能性を探求していきます。
新しさと伝統が共存する京都・嵐山で、自分の日本画を探しましょう。
美術分野 洋画・現代アート領域
自分だけの表現を見つけよう。
自分自身が求める表現を見つけ、実現すること、人に伝えること。
そのために必要な基礎作り、土台作りの場となります。デッサン、ドローイング、油彩、アクリルなどの絵画の表現から、写真、映像、立体、コンピュータを使った先端表現まで、自由に選択することが出来ます。一人ひとりが自分が表現したいことを自由に探求し、創造性に満ちた「私」の作品制作を目指します。
デザイン分野 グラフィックデザイン領域
情報を的確に伝え、時代のあこがれを表現する。
ポスター、フライヤー、雑誌、パッケージなどさまざまなデザインをとおして、「伝えたい情報」を的確に伝え、「時代のあこがれ」を提案し、「豊かな商品文化」を支える。これがグラフィックデザインのめざすものです。また「ユニバーサルデザイン」にも注目し、流行を意識するだけでなく、真に必要なデザインの研究にも取り組みます。
デザイン分野 イラストレーション領域
どんなイラストでも生みだせる力を。
広告、ポスター、挿絵、キャラクターデザイン、絵本など、イラストレーションが活躍する場はたくさんあります。
イラストレーションを描くうえで大切なことは、作画力だけでなく、資料を集めること、物事を観察すること、そして、作品をプレゼンテーションすること。
イラストレーション領域では、商業イラストレーションや創作イラストレーション、絵本作家など卒業後のビジョンも踏まえた指導を行います。
2年次では「イラストレーション」「絵本」いずれかの学びのジャンルを選択します。
デザイン分野 アニメーション領域
思い描いた世界が現実に動き出す。
「動くイラストレーション」ともいえるアニメーション。
作画の基礎についてしっかり学ぶとともに、動きの基礎や素材の作成についても学習します。そして、アナログによる作画やデジタル機材により、実際にアニメーション作品を制作しながら、思い描いたイメージを自在に表現する力を身につけます。
デザイン分野 暮らしのグッズデザイン領域
使いやすさと優しさを、デザインする。
デザインするときに大切なことは、人の役に立つものをつくること。
自分の価値観だけにとらわれず、使い手の気持ちを考える力が求められます。
暮らしのグッズデザイン領域では、木、金属、ガラス、布、土など、さまざまな素材の加工技術を学び、雑貨、家具、食器など、人の暮らしに根ざしたグッズをデザインすることで、実践力を養っていきます。
マンガ・コミックアート分野 マンガ領域
「マンガ」という総合芸術を学ぶ。
マンガは絵を描く表現力だけでなく、ストーリーの発想力、画面の構成力、文章力などを総合して生み出されます。
プロのマンガ家はもちろん、マンガ表現を活かしたアーティストの育成も目標にしています。
さまざまな知識や教養を身につけ、広い視点を持ち、世界に誇るマンガ文化を支える人間に成長しましょう。
マンガ・コミックアート分野 コミックアート領域
日本生まれの新しいアートを究める。
コミックアートは、オリジナルキャラクターや世界観をひとつの画面で表現するビジュアルアート。
マンガやアニメーションの影響を受けながらも、その枠にとらわれない新しい表現として、年々活躍の場が広がっています。
デッサンなどの基礎から、デジタル表現、アナログ表現に至るまでバランスよく学びつつ、第一線で活躍しているアーティストの指導を受けられることも大きな特色。
また現役で活躍中のプロの教員の活動から自分の方向性をイメージし、仕事への取り組みを学びます。
専攻科
学べること
さらに2年間学び学士(芸術学)を取得する。
学科・コース
美術専攻/デザイン専攻
2年間で学んだ技術や表現力を、さらに深く広く追求することができるのが専攻科(二年制)です。美術専攻、デザイン専攻(マンガ、コミックアート含む)を設け、アートイベントや公募展への参加などを通じて、美術と社会とのかかわりを学びます。また、四年制大学と同等の学位を取得することも可能で、大学院進学への道もひらかれています。