学部・学科・コース
学芸学部
学べること
音楽学科、メディア創造学科、国際教養学科を擁する本学部は、各分野の専門知識・技術を学ぶことにより、新しい文化を創造・発信し、表現できる力を養成。座学だけにとどまらない多様な学修機会を設け、実社会における実践力と豊かな感性を兼ね備えた人材を育成します。
学科・コース
音楽学科
音楽学科には演奏専攻と音楽文化専攻を設置しています。「演奏専攻」には声楽、鍵盤楽器、管弦打楽器の3コースがあります。「音楽文化専攻」は、4つの分野「音楽学」「音楽療法」「音楽クリエイション」「音楽ビジネス」に科目群を設定します。いずれの専攻においても共通の基礎科目をもとに幅広い学問領域を学び、人間性豊かな音楽の専門家を育てます。
メディア創造学科
「アートとデザイン」「マスメディアとカルチャー」「エンターテインメントとビジネス」「メディアとテクノロジー」の4つの分野を自由に組み合わせて学び、メディア分野全般の基礎能力と、社会で幅広く活躍するための実践的な創造力と表現力を身につけます。
国際教養学科
国際感覚を磨くため、希望に応じた期間や地域を選択できる、柔軟性に高い留学プログラムを実施。「語学力」だけでなく、国際社会の諸問題を英語で考え、発信する「総合能力」を磨きます。リベラル・アーツを重視したカリキュラムで、国際舞台での活躍をめざした幅広い教養を身につけます。高い英語運用能力と明確な目標を持って留学し、集大成として英語で卒業論文をまとめます。
現代社会学部
学べること
国際化、情報化、少子化、高齢化などが進むなか、現代社会のさまざまな課題を解き明かし、その改善・解決策を探ります。多彩な学問ジャンルを幅広く、専門領域を深く学んでいきます。
学科・コース
社会システム学科
「多文化共生」「京都学・観光学」「ライフデザイン」「心理・福祉」「ビジネス・AI」「公共政策・法」の6コースを設置。現代女性の生き方を社会学、法学、国際関係学、教育学、心理学、経営学、観光学などの学問を通して得た複合的な視点から、社会的課題に取り組み専門性を深めます。
現代こども学科
「こどもとは何か」を実践的に幅広く理解したうえで、こどもをどのように育み、ケアしていくのかを追求。さらに、こどもの視点を重視した社会的諸問題の解決方法を、地域や社会に発信し、新しい時代を担う女性となることを目標にしています。
小学校教諭一種免許・幼稚園教諭一種免許に加え、保育士資格の取得が可能。2023年度公立小学校教員採用試験では、受験者25名中20名が二次試験に現役合格しました(合格率80.0%)。こどもとかかわり、こどもを理解し、新しい社会を創造していく資質を養います。
薬学部
学べること
キリスト教主義、国際主義、リベラル・アーツという教育理念に基づく「医療人としての薬剤師の養成」が教育目標です。医療や創薬、医療行政などの幅広い分野で活躍できる実践力、さらに高度な倫理観と豊かな人間性、国際的視点、幅広い教養も持ち合わせた薬剤師・研究者を養成します。
学科・コース
医療薬学科
基礎薬学分野と医療薬学分野の科目をバランスよく履修する一方、整備された模擬薬局や模擬病室での実習など実践的な授業も重視。薬学に関する英語能力の向上や海外研修などを通じて国際性豊かな医療人を育成します。薬剤師国家試験対策やアドバイザー制度など、学生へのサポートも万全です。
第109回薬剤師国家試験合格率では本学科新卒の114名が受験し、89名が合格(合格率78.07%)。現在では全卒業生1,763名のうち95.2%にあたる1,678名が薬剤師免許を取得し、さまざまなフィールドで活躍しています。
看護学部
学べること
3つの教育理念、「キリスト教主義」(他者への思いやりや人に寄り添う気持ち)、「国際主義」(異文化への理解や多様性を受け入れる姿勢)、「リベラル・アーツ」(知性と教養、それに裏打ちされた冷静な判断力)を礎に、看護学に関する専門的な知識・技術に加えて、円満な人格と幅広い教養、高い倫理観、人間や環境への深い洞察力を養い、ヒューマンケアに基づく看護実践能力を備えた女性の育成をめざします。
学科・コース
看護学科
「キリスト教主義」「国際主義」「リベラル・アーツ」の3つの教育理念を礎にした教育を通して、看護の専門的知識・技術を備え、さまざまな看護の現場に対応することのできる女性を育成します。
第113回看護師国家試験では2024年3月卒業生89人が受験し、87人が合格(合格率97.8%)。第110回保健師国家試験においては資格取得者5人が受験し、全員が合格しました。また、看護支援方法の研究開発や看護実践の質向上に寄与する研究者や教育者をめざし、大学院へ進学する人材の養成も視野に入れた教育を行います。
表象文化学部
学べること
英語英文学科、日本語日本文学科を擁する本学部では、英米・日本の言語、文化、文学などの知識、さらにコミュニケーション能力アップのための見識と技術を重視する教育を実践。多文化共生社会における諸問題に柔軟に対応し、多分野で活躍できる人材を育成します。
学科・コース
英語英文学科
英語圏の文学・文化・言語・コミュニケーションという4つの専門分野を「表象」というキーワードを用いて、広く、深く学びます。国際社会で必要な優れた英語運用能力と高度なコミュニケーション能力の向上をめざし、国際社会で活躍できる力を育てます。TOEIC(R)やTOEFL(R)の演習科目も充実しており、団体受験を通して、英語運用能力の伸びを確認できます。キャリアデザイン科目では通訳法、エアラインイングリッシュなど卒業後のイメージを持って学修できる科目を幅広く設置。職業選択の可能性を探ります。
日本語日本文学科
「日本語学」「日本語教育」「近現代文学」「古典文学」「日本文化」の5分野から、日本語・日本文化への学びを深めます。文学や語学研究に加え、京都で発展し、継承されてきた日本文化についても十分学べる教育内容とします。
生活科学部
学べること
社会・人文科学的手法による研究・教育を主とする人間生活学科と、自然科学的手法での教育研究をすすめる食物栄養科学科を擁します。2学科での学びを通し、あらゆる生活場面とその背景を科学的に分析・探究し、各専門分野に立って社会貢献できる人材育成を目標としています。
学科・コース
人間生活学科
住居および住居をとりかこむ空間を対象とする「すまい」領域、衣服および人の身なりを対象とする「よそおい」領域、人と人とが共にくらすためのつながりを重視した「つながり」領域を有機的に学ぶことにより、より豊かな生活を想出しその実現に向けて具体的な、つまり「生活をデザインする」力を養います。所定の科目を必要単位数修得して卒業することで、新たに二級建築士・木造建築士の受験資格が得られるようになりました。
食物栄養科学科
「食物科学専攻」は2019年度よりカリキュラムを改編。食品開発プロジェクト等の科目を新たに設置し、豊富な実験・実習を通して実践力を磨きます。「食品学」「調理学」「栄養学」をバランスよく修得し、多様な食の価値を科学的に追求することができる「食のスペシャリスト」をめざします。
「管理栄養士専攻」では臨床栄養学を中心に幅広い分野での活躍を見据えた実験・実習を行っています。国家試験合格に向けても徹底的に指導します。
第38回管理栄養士国家試験では、2024年3月に管理栄養士専攻を卒業した84名が受験、82名が合格し、合格率97.6%となりました。