在校生・先輩メッセージ
工学部 機械工学科
工学部 機械工学科
機械工学専攻3年
工学の勉強といっても高校生の時はピンと来なかったなあ。理数系だったので工学部に行こうかぐらいで、何をするとか全然イメージがないままで入学したんですよ。それが3 年になって実験の授業が始まってから変わりました。実験では、たとえば物体のひずみ係数を求めたり、金属に負荷をかけて行き、どのくらい曲がるのかを測定するといったことをやります。
金属の性質を理解することは工学の基本なんですね。授業で式を使って解くことはやっていたので、わかっている気でいたんですけど、実際に金属が曲がっていく様子を見て数字でそれを書き写していくと、まったく理解が違います。
作ることの倫理観を学ぶ授業もあり、エンジニアという仕事がくっきり見えてきた感じがします。
今は、実際にモノを作る技術や知識を学んでいくという手ごたえがある。
研究室では、水素自動車の研究をしている関係もあり、自分も将来は自動車か次世代エネルギーに関わる仕事に就きたいと思っています。就活もそろそろ始まるので就職課に相談に行っていますが、
親身になっていろんな就職先を紹介してもらえるので、心強いですね。
自分の作った水素自動車を街中でみかける…そんな将来のために、頑張らなくては!
工学部 機械工学科
ロボット・スマート機械専攻2年
ロボットやAI (人工知能)がもたらすもの。パッと思い浮かぶのは便利さですね。
たとえば駅にある案内板「デジタルサイネージ」。目的地を告げるだけで、現在地からのルートがフロア上に表示されます。テクノロジーによる自動化が、日常をラクにしてくれるんですね。
埼玉工業大学では、1年次に工業技術のベースである4大力学とロボットの全体像をつかむのですが、とくに面白かったのは知能機械製作の授業。
組み立てたレゴのロボットを、パソコンでプログラミングして走らせます。数字の設定を少しでも間違えると動かないし、ドーン!と暴走することも(笑)2年次だとパソコンでのC A D 基礎製図かな。
そうそう、先日、先輩の課題をのぞいたら手書きで製図をされていて。製図の知識や図面を読み取る力を養うための「あえてのアナログ」なんだとか。奥が深いですよね。気になる所属研究室選びは3年次後期に行われるので、今は情報収集など下地作りを頑張っているところ。将来はテクノロジーで、誰かの心を癒せたらと思っています。ロボットが高齢者や入院されている方などの話し相手になることで、気持ちに安らぎが生まれたら嬉しいですね。
工学部 機械工学科
機械工学専攻
機械工学の学びと赤十字の活動をいかし将来はものづくりを通じた社会貢献を
幼い頃から大きな工業製品へ憧れがあり、将来は「ものづくり」を通じて社会貢献がしたいと埼工大に入学しました。現在は機械工学分野で、4 大力学( 材料力学、流体力学、機械力学、熱力学)を中心にさまざまな工学に必要な分野を学んでいます。埼工大では制御から強度計算、設計と幅広く学べるのは大きな魅力です。特に実習では、実際に工場で使われるような機械を操作しながら技術を身につけることができます。また赤十字奉仕団に入り深谷市周辺に活動を行っていて、地域の方との交流を深める中で感謝の言葉をいただいたり、全国の仲間とつながるなど、授業だけでは得られない貴重な経験をたくさんすることができました。卒業後は今学んでいる工学分野の技術と赤十字での経験を活かせる仕事がしたいです。
工学部 機械工学科
ロボット・スマート機械専攻
授業中も放課後もロボットで頭がいっぱい。人を助け、役に立つ技術を作りたい
ロボットはどうやって動いているのだろう? と興味がわき、実際にロボットに触れながら学ぶことができる埼工大を選びました。ロボット技術に必要な駆動・センサ・制御について幅広く学んでいま
す。授業のほかにも学生プロジェクト『ロボット研究プロジェクト』に所属し、ロボット同士の格闘技大会である第19 回ROBO-ONELight 大会に参加、3 位入賞を果たしました。授業と学生プロジェク
トの両輪でロボットについて学ぶにつれ、人が入れない場所に派遣できるロボット、重いものを運ぶロボットなど、産業用・生産管理・介護などの業界でロボットが活躍していることや、技術の進化の可能性を感じました。人々が必要としているさまざまな場所で、人を助け、人の役に立つロボットを作りたいです。
工学部 機械工学科
機械工学専攻 4年
近くて遠い、父の背中 僕は、父と同じ道を歩むんだ
机に洋服棚、ガレージ、サッカー好きの僕のためのサッカーゴール。製造業のエンジニアという仕事柄か、手先が器用な父は、休日には僕ら家族にいろんなものを作ってくれました。本人に言ったことはないけれど、そんな父を「カッコいいな」と思っていて、父を手伝いながら、僕もものづくりが好きになったんです。だから、この専攻を選んだことは、僕にとっては自然な流れ。高校は工業高校だったこともあり、溶接や旋盤など、ものづくりのひと通りの基礎は学んできましたが、大学ではさらに学びがレベルアップ。機械を動かしたり、作ったりする上で欠かせない4大力学を理論的な観点から学んでいます。
将来の目標は、機械系のエンジニア。いつかは父に追いつけるといいんだけれど。
工学部 機械工学科
ロボット・スマート機械専攻 4 年
大好きなものづくりを通して もっと笑顔を増やしたい
ものづくりが好き。人を笑顔にすることが好き。自分が好きなこと同士を組み合わせて見出した将来の目標は、人の役に立つロボットを作ること。僕が関わっていきたい分野は、医療・福祉系です。自動運転の車椅子、起き上がりや寝返りをサポートするベッド。介護する人もされる人も楽になれるものを作りたいんです。今、夢中になっていることは、自分でプログラムを組んでロボットを動かす実習。これがなかなか思うように動いてくれなくて。つぶさに原因を探り、改良していく。これの繰り返しなんです。ものづくりには知識や技術が欠かせないけれど、気持ちもすごく大切だと思う。困難にぶつかっても、「絶対に乗り越える!」という強い意思が。そうしたマインドもこの専攻の学びで鍛えられています。
工学部 機械工学科
ロボティクス専攻 4年
エンターテインメントとロボティクスを融合して、日常生活を楽しくする仕組みをつくりたい!
ロボットは、さまざまなパーツを組み合わせ、プログラミングで制御することで成り立っています。そのため、材料から力学の理論、プログラミングの専門知識までトータルで学べるのがロボティクス専攻の魅力です。なかでも面白いのは、実習・実験系の授業。自分で組んだプログラムで、ロボットが思い通りに動いたときの感動はたまりません。しかし、実験はうまくいかないことが大半。その原因を追究し、考える作業も楽しんでいます。授業以外では、演劇サークルの活動をしていることもあり、エンターテインメントとロボティクスの融合に興味があります。将来の目標は、ライブや演劇公演、アート展示などをサポートするロボットを開発すること。人間とロボットが力を合わせて、日常生活を面白くするような仕組みをつくり出したいです。
工学部 生命環境化学科
工学部 生命環境化学科
バイオ・環境科学専攻3 年
「受験勉強で生物に力を入れたら、生命や環境問題に興味が沸いた」っていう変わり種です(笑)3年次後期は研究室に仮配属の身で、ざっくり言うと化学的・工学的に環境を浄化する実験を行っています。
高校の時と違うのは、試薬の量が0 . 01㎜でもズレると実験値が変わってしまい、テキスト通りにはいかない事でしょうか。求められるのも結果ではなく理由。
「成功した理由」を先生と一緒に探り、突き止めた時に実験の面白さや達成感が体験できます。そうして実験と向き合う中で、原理や実験手技が理解でき、おのずとできることが増えていけば、研究に対する意欲もぐっと高まりますよね。
まだ先の話ですが、私が目指しているのは世界の環境改善に関わる仕事。人が暮らすうえで、環境問題は避けて通れない道です。
だからこそ技術や研究の進歩で、私たちが少しでも生きやすくなればと思います。たとえば空気の質の改善。理想は埼玉県にある小川町の空気(ピンポイント・笑)自然と深呼吸してしまうほど澄み切っているんです。
企業見学も生物系のインターンシップに積極的に参加したり、S D G sを謳い環境問題に取り組む企業にも目を向けています。
工学部 生命環境化学科
応用化学専攻2年
座学は生物学の勉強が主で、たとえば細胞生物学では体内で何が起こっているか、どういう機構で生化学反応が進んでいるかを勉強しています。
座学は何とかついて行けるんですが、難しいのが実験です。今受けている化学基礎実験では、教科書に載っていない実験をするんです。
たとえば刑事ドラマで血痕を光らせるルミノール反応がありますが、あのルミノール試薬を合成する実験をしたりします。ルミノールを鉄などいろいろなものと反応させるんですが、反応させる物質によって光り方が変わるんですね。光る長さが違ったり、瞬間的に光って終わったり面白いんですが、なぜを考えなきゃいけないのが難しいんです。
なぜ光り方が変わるのかは教科書にないので自分で考えなきゃいけません。
こういう化学反応の過程があるからこうなるという考察をレポートにまとめるのが大変です。来年から専門課程ですが、酵母を研究している研究室があるのでそこに行きたいなと思っています。
バイオと化学の中間、化学式で考えながらバイオを扱う研究がやりたいんです。だって将来は、酵母の研究者になりたいから。そのためには難しくても、目の前の「なぜ」と真剣に向きわなくちゃって思うんです。
工学部 生命環境化学科
バイオ・環境科学専攻
身近な化粧品や食品にも生かされている化学の力。専攻での学びが将来の夢につながっている
オープンキャンパスに参加し、埼工大のアットホームな雰囲気と生物系の研究室の研究内容に魅力を感じ入学を決意しました。バイオ・環境科学専攻は、毎期さまざまな化学実験の授業で実践力を身につけられるのが魅力。実験を通して植物や薬品の成分を検出・分析していく中で化粧品や食品など私たちの身近なところにも化学の力が生かされているのを実感できます。さらに、研究室では新種の花の「色」を作る研究をしながら、バイオテクノロジーや環境問題についての学びを深めています。将来は、食品や化粧品メーカーの生産技術職に就きたいと考えていますが、大学で得た経験と学びが未来への糧になっていると思うと学ぶことがとても楽しく感じられます。実験の経験や研究を深めていきながら、大学での学びを社会に役立てたいです。
工学部 生命環境化学科
応用化学専攻
化学をもっと知りたい、学びたいが、楽しさを伝える教員の夢へ
中学生の頃、ずっと悩んでいた肌荒れを自分に合った化粧水に出会うことで治すことができました。その体験で化学物質のすばらしさを知り、有機化学についてもっと知りたい、学びたい! と埼工大
の応用化学専攻に進学。1 年次から化学実験では、回数を重ねるごとに気づくことが増え、「成功した」と思える経験が、自信につながりました。また、実験はグループで行うため、技術だけではなく
ディスカッションが必要となり、協調性も養うことができます。学生生活では、秋桜祭実行委員会に所属したことで交友関係が広がり学部や学年を越えた仲間と充実した時間を過ごすことができまし
た。将来は私が化学実験で感じたような「理科」の楽しさを生徒たちに伝えられるような中学校の教員になりたいと考えています。
工学部 生命環境化学科
バイオ・環境科学専攻 4 年
あのとき抱いた憧れが、いまの私の原点 横断型の学びが、これからの私の礎
今やすっかり“リケジョ”である私の原点は、中学生の頃に観たテレビドラマ。白衣を着こなし、手際よく実験する主人公の姿に憧れて「私もこんなふうになりたい!」と思いました。子どもっぽい理由だったかもしれないけれど、この専攻で学び始めてから、あの時に抱いた思いは間違いじゃなかったと確信しています。この専攻の最大の魅力は、生物学と化学、環境を横断して学べること。それぞれの科目で学んだ知識が結びつき、新しい発見につながります。今後は研究室で遺伝子について深掘りするつもりです。生き物の構造や働きを決定づける遺伝子の仕組みを解明してみたいんです。そして、将来は食品や化粧品などの企画・開発に携わりたいと思っています。
工学部 生命環境化学科
応用化学専攻 2年
「きれい」や「かわいい」を 化学のチカラでかなえたい
メイクをしたり、いろんなコスメを試したりするのも楽しいけれど、私はそんな化粧品の成分にもすごく興味があります。もちろん将来は化粧品の商品開発職を希望しています。この専攻を選んだ理由も、化粧品と切っても切れない関係にある有機化学を学びたかったから。「これを美容液に加えたら」「ファンデーションの成分と一緒だ」といったように、授業で学んだことを化粧品にリンクさせながら考えることもしょっちゅう。高校までの理系科目の授業は座学が中心でしたが、大学では実験が多いことも嬉しいんです。
実際に手を動かし、目の前で起きたことを元に考察し、答えを導く。こうした過程が楽しくて、もっともっと学びたくなります。
工学部 生命環境化学科
バイオ・環境科学専攻 4年
みんなの地球を守るために自分にできることを模索中
祖父母が農業を営んでいたこともあり、幼少の頃から植物は身近な存在でした。そこで、農作物の品種改良など「バイオ」の先端研究に興味を持ち、バイオ・環境科学専攻を選びました。この専攻の特徴は、手を動かす実験系の科目が多いこと。1年次から生物学や化学のさまざまな実験を経験できます。なかでも印象に残っているのは、2年次の「環境計測」の授業。ダイオキシンや有害金属の計量方法などを学び、「環境」により強く関心を持つようになりました。3年次からは、環境系の学びをテーマにした研究室で、地球温暖化や大気汚染の問題を解決するための研究をしてきました。また、授業以外では、1年次から学園祭を運営する秋桜祭実行委員会に所属。3年次は代表を務めました。他学科の仲間との交流は、研究の視野を広げる上でも大いに役立っています。
工学部 生命環境化学科
応用化学専攻 4年
化粧品開発につながる新規化合物を合成したい!
化粧品の開発に興味があって、応用化学専攻を選びました。もともと肌に悩みを抱えていて、化粧水や乳液の成分には人一倍こだわっていました。そこで、自分と同じ悩みを持つ人に喜んでもらえるような化粧品をつくりたいと考えました。応用化学専攻では、有機化学・無機化学はもちろん、生物学や物理学の基礎まで幅広く学びます。2年次には、生物学系の実習でたんぱく質から機能を持つ酵素を見つける実験を経験し、化学とバイオの融合領域にも興味が出てきました。その後、3年次からは、有機化合物の合成をテーマにした研究室に所属し、化粧品開発につながるような新規化合物の合成に挑戦しています。将来の夢は、化粧品業界などで、大学で学んだ知識を役立てること。製品に含まれる成分をしっかり理解した上で、新商品の企画などに携わりたいです。
工学部 情報システム学科
工学部 情報システム学科
I T 専攻2年
私はモノづくりが大好きで成果が目に見えるのが好きなんです。だからプログラムにハマって、高校ではロボットを作って大会に出たりしました。
埼工大はすごいなと思うのが、工業系の知識のない学生でも授業について行けるように基礎から丁寧に教えてもらえることです。
わからない時はどんな基礎的なことでも質問に答えてくれる。たとえば1年生の時、プログラミングの授業で簡単なゲームを作ったんですが、私のように高校でC言語を学んでいる人もいれば、初めてパソコンに触るような子もいたんですね。
その両方が一定のレベルで学べるというのはすごいことなんじゃないでしょうか。授業で基礎を教えながら、一方で応用もしっかり教えてくれる。
今は、いろんな言語がサイトやアプリでどんな使われ方をしているのかを学んでいます。パッと見、何が起きるかわかんないようなプラグラムがちゃんと走ったり、バグに気づいてキレイに作れた時とかはうれしいですね。
3年次には、もっと高度なA Iの科目もあるので、しっかり学んでいきますよ。今からとっても楽しみ!
工学部 情報システム学科
A I 専攻3年
A I は、コンピュータによる学習です。A I に1~5までの数字を判断させるんですが、どのくらいのズレまで許容されるか、1と2が並んであったらどのくらいまで認識に誤差が生まれるのか、といったことを繰り返して精度を上げています。
学科では、システム構築を一から学ぶということで、埼工大のライブキャンパスのシステムを一から組み直し、どういう機能があるかを学んでいます。
僕の場合、じつはA I を学ぼうと思ったのには理由があるんです。高校3年生の夏に、僕の好きな祖父が亡くなったんです。
病室でつきっきりだった時に、医師から意識のない祖父に話しかけ続けてくださいと言われたんです。しかし話しかけても祖父からは何の反応もない… 。
正直、そんな祖父に話し続けるのはつらかった。その時に、偶然見たアニメに、A I を使って脳波を読み取り、V R 空間にダイブする装置が出てきたんです。
A I にそんなことができるなら、祖父のような人ともコミュニケーションできるかもしれない。そんな医療×A Iに挑戦するのが夢なんです。いつか、実現させて、つらい思いをする人が、少しでも減らせたらいいなと思っています。
工学部 情報システム学科
電気電子専攻3年
情報システム学科はコンピュータ専門と思われがちですが、実際には電子工学一般を広く勉強します。大学の授業で面白いのはやはり実験です。電気電子専門実験の授業では、高電圧を使って人工的に小さな雷を発生させて観察するなどをしています。電子回路や電気系機器の仕組みの理解が深まり、面白いんです。しかし実験の前に準備のレポート、実験の後に考察のレポートを出さなきゃいけない。それが毎週なので、もうめちゃくちゃ大変…!座学では今は自動運転やC Gに使うA Iでの画像処理を学んでいるんですが、画像にモザイクを掛けるといった画像処理を行う時、普通は画像処理ソフトに任せてその裏でどんなプログラムが走っているのか考えませんよね。
授業では画像処理のバックグラウンドでどんな処理が行われているのか、きっちり説明してくれるので勉強になります。
あ、そうそう、今までよりも答えを模索することが苦じゃなくなったのも自分の成長を感じるところ。4年生になったら、以前からやってみたかった患者さんの負担を減らせるような医療機器の開発やA Iを使った画像解析の研究をするぞ、と今から決めてるんです
工学部 情報システム学科
IT専攻
コミュニケーション能力を身につけたシステムエンジニアを目指します
現代社会で役立つ分野だと考え、情報システム学科を専攻しました。プログラミングの基礎から応用、ネットワーク構築やセキュリティについて実践を交えながら学ぶことができます。画像処理
や簡単なゲーム作りなど、グループで協力し合いながら意見交換を重ね、ひとつの課題に取り組む授業も多いので同じ目標を持った友達が増え、また良きライバルになっています。お互い刺激をし合う中で自然とコミュニケーション能力も高まり、自分自身の成長を実感しています。将来は、授業で得たIT の専門スキルとコミュニケーション能力も高めていきながら、プログラムを構築できる一人前のシステムエンジニアになりたいと考えています。
工学部 情報システム学科
AI専攻
「24 時間AI のことだけを考え続けたい」そんな願いが叶う場所
中学生の頃から脳科学やAI 技術に興味が湧き、気がついたら数学や物理が趣味になっていました。1956 年のダボス会議で初めて『人工知能』という言葉が出てから日々進化し続けているAI 技術。最先端で華のあるものに感じられますが、学問や研究領域は驚くほど地味な作業の積み重ねです。膨大な量のデータ解析やコツコツと学習モデルを開発し続けることがAI にとって大切なのだと授業を通じ実感することができました。最近では、大学の授業以外でもKaggle ※に参加してみたり、資格試験の勉強をしてみたり、授業以外でも毎日AI のことばかりを考える日々を過ごしています。将来はAI 発展に貢献できるエンジニアになれるよう、多くの人と議論していきながら学びを深めていきたいです。
※企業や政府などの組織とデータサイエンティスト/機械学習エンジニアを繋げるプラットフォーム
工学部 情報システム学科
電気電子専攻
子供の頃に憧れたものづくりの世界へ電気製品を使い便利な暮らしを実現したい
1 年次は一般教養や座学が中心でしたが、2 年次以降は毎週のように実験があるのでレポート課題に苦戦しながらも、幼い頃から憧れた「ものづくり」の世界の中にいることが嬉しく、楽しみながら授業を受けています。「電子部品に電流を流し、さまざまな値を読み取る実験」や「人工的な雷を発生させて観測する実験」では、電気の動きを自分の目で確かめることができるのでどんどん知識が深まります。学びを通して夢が広がり、将来は、大好きなものづくりをさらに追求するために大学院に進学するか、工業系または家電企業に就職するか、常にものづくりと向き合える場所にいながら、世の中がより豊かで便利になるような電気製品を作っていきたいと思っています。
工学部 情報システム学科
IT専攻 3年
培ったIT分野の知識を生かし、目指すは、新しいトレンドのパイオニア
小学生の頃から将来は起業すると決めていました。当時から周囲のみんなを引っ張るタイプだった僕。起業は自分の性格にも合っていると感じました。実際「何で起業しようか」と考えたとき、真っ先に浮かんだものは大好きなゲーム。なかでも特に興味を惹かれたプログラミングで挑戦したいと思ったんです。中学、高校時代は独学でプログラミングを学んでいましたが、この専攻では、ネットワーク構築やAI(人工知能)のことなどを幅広く学べるので、社会で生かせる知識が身についてきていると実感しています。ITは最先端の分野だからこそ、新たなトレンドが次々と押し寄せる。今、僕が考えている起業のアイデアだって、すぐに時代遅れになる可能性もある。だから、僕はもっと広い視野で多面的に学びたい。どんな時代になっても常に最先端で活躍できる人であるために。
工学部 情報システム学科
AI専攻 3年
AIが人間の仕事を奪うって、ホント?
「朝起きてから夜眠るまで、AI(人工知能)はあなたの生活にどれだけ関わっていますか?」。ある日、先生の不意な質問に思わず考え込んでしまった僕。そういえば、何があるだろう。スマホの音声アシスタント機能、機械翻訳、インターネット検索エンジン……。気づけばAIは僕たちの生活にすっかり浸透し、AI にかかわらずに一日を終えることなんてない。今後、ますます活用されることになるはず。そこに大いなる可能性を感じる一方、僕はAIのことをどれだけ理解できている?そう思うと、自分の学ぶ方向性がなんとなく見えてきました。AIがどんなに便利なものであろうとも、いかに役立てるかを考えるのはあくまで人間の役割。すべての人がAIを気軽に使いこなせるような社会。僕はそんな未来をつくるために学んでいるんだ。
工学部 情報システム学科
電気電子専攻 2 年
プログラミングから料理まで 僕の「ものづくり」のDNA
子どもの頃からパソコンに触れていて、「どうして動くのだろう?」「仕組みはどうなっているのだろう?」といったように、プログラミングに興味を持つようになりました。今、いちばん夢中になっている学びは、もちろんプログラミング。ソースコードをたくさん書いてトライ&エラーを繰り返すことで、どんどん上達していると感じます。昔から工作や機械いじりも得意だったのですが、何ごともコツコツと組み立てていく感じが自分の性に合っているのかもしれません。僕が得意なこと、もう一つあるんです。それは料理。やっぱり、何かを作り上げていくことが好きなんですよね。そうだ、プログラミングと料理を組み合わせたらどうだろう? A(I 人工知能)に関する知識も深めて、自動調理システムを開発しようかな。
工学部 情報システム学科
IT専攻 3年
環境はアットホームITの学びは最先端!
高校時代からプログラミングに興味があり、これからの社会で必ず役に立つと確信し、ITを学ぶ道を選びました。IT専攻では、1年次から実習を中心にプログラミングの知識を深めていきます。「基礎プログラミング演習」では、ゲームのキャラクターを左右に動かすプログラミングに挑戦。シンプルな構造でもコンピュータが命令通りに動くのはたまらない面白さがあります。入学後、驚いたのは、プログラミング言語の種類の多さ。C言語、Java言語はもちろん、MATLABなどの新しい言語も学べます。さらに、ソフトやアプリの開発だけでなく、ネットワーク構築、Webデザイン、A(I 人工知能)など、多種多様な研究テーマがあります。アットホームな雰囲気のなか、情報系の幅広い専門知識に触れることができます。少人数の授業で、じっくりと最先端のITを学びたい人におすすめの環境です。
工学部 情報システム学科
電気電子専攻 2年
IoT(モノのインターネット)を駆使して日本のエネルギー問題を解決したい!
高校時代からAI (人工知能)やIoT(モノのインターネット)が実現する未来に興味がありました。そこで、将来について調べ、IoTの社会で基盤を支える技術を身につけることが強みになると考え、電気電子専攻を選びました。入学後、IoTを用いて日本のエネルギー問題にアプローチする学びに興味が出てきました。本学は、1年生でも自由に研究室に出入りさせてくれる先生が多いのが魅力。現在は、再生可能エネルギーに関連する技術を専門とする研究室に通って、知識を深めています。また、資格取得にも力を入れていて、在学中に基本情報技術者はもちろん、応用情報技術者まで取得するのが目標です。さらに、海外留学や秋桜祭の実行委員など、やりたいことは盛りだくさん。大学がくれるチャンスをフル活用して、自分の可能性を広げていきたいです。
人間社会学部 情報社会学科
人間社会学部 情報社会学科
経営システム専攻3年
将来のためにビジネスとPCを学べる埼工大に入学しました。工業大学の文系なので、周りは男子ばかり。しかも、みんなパソコンが使えてというイメージがあって・・・すごく焦りました( 笑)私は高校時代にP Cに触れてなかったので、覚えることが人より多くて苦労したんですが、わからないところは先生方が丁寧に教えてくれました。
フォロー体制がしっかりできているので私のようにスタートが遅い学生でも授業に遅れずについていけるのはありがたいですね。あ! この前ゼミで、A Iを使ったアプリ開発を体験する、というのがあって、花の画像データを大量に読み込ませ、梅と桜の画像判別アプリを開発したんです。何度も試行錯誤して泣きそうでしたが、入学して初めてパソコンを触った私でも、アプリが作れちゃったんです。すごくないですか?所属しているゼミは、情報系のことだけでなく、それを経営に活かすことをしていて、例えば、企業の抱える経営課題の解決策を学生同士のディスカッションの中で見つけ出すといった、実戦型のミーティングを行っています。 実在する同業種の企業同士の売り上げが「なぜ開いてしまったのか」、「商品ポリシーの違いがどのように売り上げに影響するのか」など、今まで気にしたことのなかった視点からビジネスを考えることって、すごく新鮮。埼工大に来て、私の視野が確実に広がってるのを感じています!
人間社会学部 情報社会学科
メディア文化専攻3 年
じつは、高校時代から動画制作をしてアップロードするなんてことをやってはいたんです。
でも大学に入って、まさか授業でボーカロイドの曲を作曲するなんて思ってもみませんでした。
元々、趣味でリズムゲームをプレイしていたんですが、やってると自分でも曲を作りたくなってくるじゃないですか。それで、いつかコンピュータで音楽を作りたいなあぐらいに思っていたんですが、
3年生になってゼミを選ぶ時に、ぴったりのゼミがあったんです。先生が東京芸大出身の音楽家で、コンピュータで作曲をするのが授業なんですね。これは!と思って選びました。
作曲をするのは初めてなのでわからないことだらけですが、行き詰ると先生から的確な提案アドバイスが受けられるので、ありがたいですね。そして、曲ができるとやっぱりうれしい!うちのゼミに限らず、埼工大の先生はCGの授業の先生が、超有名企業のロゴのデザイナーだったり、どの授業もその分野のプロが先生をやっていることが多く、授業以外でも話を聞くだけで日々の学びが多いですね。
人間社会学部 情報社会学科
経営システム専攻
経営を学びながら教員免許取得を目指す。未来を担う子どもたちの育成に関わりたい!
大学進学をするうえで、はずせない条件が3 つありました。社会科の教員免許を取得できること、文系の学問を学べること、社会人に必要なパソコンスキルを身につけられること。このすべてが当てはまったのが埼工大。さらに、どのような職業に就くとしても経営について知っておくことは大切だという思いから経営システム学科で学ぶことを決意しました。企業経営に携わっていた先生が多いため、企業の実例を踏まえた授業はどれも興味深いものばかりです。部活動はバスケットボール部に所属し、主将として関東1 部リーグへの出場を目指しています。教育を通じて未来を担う子どもたちの育成に関われるよう、現在は教員採用試験合格に向け、日々勉強に打ち込んでいます。
人間社会学部 情報社会学科
メディア文化専攻
プログラミングの知識だけでなく、CG・音響などクリエイティブスキルも取得
大学では、プログラミングを学びたいと考えていました。このメディア文化専攻ならプログラミングはもちろんコンテンツ制作に関わる幅広い知識が学べることに加えて、埼工大では、今まで頑張ってきた卓球を全国レベルの環境で続けられることから進学を決めました。授業では、やりたかったプログラミングの授業に加えて、CG 技術を使った作品制作、グループに分かれた音響制作などのクリエイティブな学びから、情報、経営に関する学びまでさまざまな分野を通じて自分の興味の幅を広げることができました。また、卓球部はインカレでベスト8 に入る強豪校。ハイレベルな仲間とともに日々練習を重ねながら技術を磨くことができ、充実した大学生活を送っています。
人間社会学部 情報社会学科
経営システム専攻 3年
サッカー好きの僕の視点から見えてきた経営学の面白さ
小学生の頃からサッカーが大好き。僕が感じるサッカーの面白さは、メンバー1人ひとりの強みや個性を発揮しながら、全員がゴールというただ一点の目標に向かっていくこと。この専攻で学び始めてから、ビジネスにも同じプロセスがあることがわかってきました。例えば、企業活動は事業の目標達成のために、多くの情報を収集・活用するとともに、個々のパフォーマンスを最大限に引き出す人材配置やチーム連携を高めるための戦略が欠かせません。これはまさにサッカーの戦略そのものです。そう考えると経営学の学びは幅広く、深く、面白いことを改めて感じています。最近は経営戦略や会計なども積極的に勉強して、さらなるスキルアップを目指しています。将来的には学業と部活動で得た学びを大きく活かし、選手としても社会で活躍できるビジネスパーソンとしても大きく成長していきたいと思っています。
人間社会学部 情報社会学科
メディア文化専攻 2年
音楽、CG、WEBデザイン 仲間たちとの出会いが僕を成長させる
CGに関心がある人。音楽が好きな人。興味を一つに絞り切れない人。この専攻には多種多様なタイプの学生が集まっています。大学生活は自分のやりたいことを見つける時間でもいいと思います。僕は卓球部の活動を通じて様々な人と出会い、学び、日々成長している実感はありますが、それとは別にWEBデザインの知識やスキルを身につけたくて、この専攻を選びました。専攻の仲間は音楽やCGなど、それぞれの興味のある分野を専門的に学びながら自然に周囲の仲間に刺激されて視野を広げています。これができることもこの専攻の最大の魅力。僕はこの専攻を選びましたが、今は何にでも挑戦していきたい。自分の可能性を狭めたくないんです。文武両道を目指し、ずっと続けてきた卓球部の活動にも打ち込んでいくつもり。ハイレベルな環境で活動できるので、さらに力が入ります。埼工大は、やりたいことにとことん打ち込める大学です。
人間社会学部 情報社会学科
経営システム専攻 2年
生徒たちを惹きつけて、楽しく学べる授業を展開できる中学校教員になりたい!
中学校の社会科の先生になりたいという夢があります。
子どもたちに幅広い知識を教えたいと考えて、経営システム専攻を選びました。この専攻は、経営学、経済学、法学、情報学など、幅広い知識をまとめて学べるのが魅力で、まさに私が求めていた環境、学びがここにあります。
現在、力を入れているのはパソコンスキルの習得です。人間社会学部は、入学すると学部生全員にノートパソコンが1台供与されます。レポート作成やプレゼンテーションを通してパソコンのスキルを磨き、将来は、生徒を惹きつける魅力的な授業を展開できる教員になりたいです。
人間社会学部 情報社会学科
メディア文化専攻 3年
次世代のメディアを使いこなして、「伝える仕事」の可能性を追究したい!
高校時代から情報系の学びに興味があり、大学ではWebデザインやプログラミングを学びながら将来の進路を考えたいと思ってメディア文化専攻を選びました。
2年次には「Webデザイン基礎演習」の課題でオリジナルのWebサイト制作に挑戦しました。知らなかった事が多く自分の知識不足を痛感しました。その他、メディアの歴史や役割について学ぶ「メディア論」という授業もあって、レポート作成やプレゼンテーションの機会も多く、「伝える力」が必要なことを実感できます。将来はWebデザインや、スマホアプリの開発など「人に情報を伝える仕事」の新たな可能性を追求したいと思っています。
人間社会学部 心理学科
人間社会学部 心理学科
臨床心理専攻3年
小学4年生の時にテレビで見た心理学の特集が面白くて、いつか心理学を勉強したいと思っていました。入学してすぐに『自己理解の心理学』という授業があって、よく性格分析で質問に答えるアンケートがありますよね? ○がいくつ以上だと積極的な性格とか。あの仕組みを理解して、自分にどんな性格傾向があるのかを自己分析してレポートを出すんです。私の場合、自分でもメンタルが弱いと思っているんですが、その通りの結果が出て、すごいなと思いましたね。今は犯罪心理学や人格心理学など心理学の細かいカテゴリーを勉強中です。刑務所には3つ4つ種類があって、それぞれどんな違いがあるか、13才以下や18才以上の刑法上の扱いの違いなどの区分を学んだりしています。
高校までの授業は授業内容を覚えてテストを受ければよかったんですが、大学の授業は、あくまで触りだと先生方に言われました。授業をきっかけに自分で調べたり、学んでいくことが大学の勉強なんだと。毎週、論文の要約と発表があり、大変ですが好きな分野なので楽しいです。
人間社会学部 心理学科
ビジネス心理専攻2年
2年生になってから心理学の専門授業が始まったんです。
心理演習ではコミュニケーションワークという実習があって、グループに分かれて先生に与えられたテーマ(たとえば昨日と一昨日の食事内容)を隣りの人に言葉を使わず、口パクで伝えます。それを当てることで言語に頼らないコミュニケーションとは何かを学ぶんです。
どうですか? おもしろそうでしょ?もうひとつが、パーソナルスペースの実験で、相手が近づいてきて嫌悪を感じる距離に入ったら手を挙げます。これもコミュニケーションについての実験なんですね。これは、相手との関係性や性別や年齢、その人の性格にもより距離が変わるとか…。奥深いですよね。埼玉工業大学にはビジネス心理専攻があり、消費者の行動や心の働きを理解し、ビジネスに活かせるような心理学を学べます。例えば、Aという店には客が多いのにBという店には少ないのはなぜか? というようなことを心理学で解き明かすんです。今後はビジネス心理を中心に学ぶつもり。
私は人と関わることが好きで、卒業後は人と接する仕事をしていきたいので、きっと知っていたらいろいろ役立つと思うんです。今から「仕事に生かすぞー!」って気合が入ってます。
人間社会学部 心理学科
臨床心理専攻
子どもたちの心をケアする、スクールカウンセラーを目指して
将来は公認心理師の資格を取得し、子どもたちの心をケアするスクールカウンセラーになりたいと思っています。オープンキャンパスでの先生の話や学内を案内していただいた先輩の話を聞いて「公認心理師になるならこの大学がいい」と進学を決めました。授業で、心理職で働いている方から現場のリアルな話を聞いたり、ディスカッションをする中で、公認心理師になりたい思いが一層強くなりました。また、ダンスサークル『ゆっくり@ぷらす』の活動では、文化祭でコスプレをしながら踊ったり、地域イベントに参加したり、楽しい時間を過ごしています。これまで出会った人たちとの貴重な経験や思い出を糧に、困っている子どもたちに手を差し伸べてあげられるスクールカウンセラーになれるよう資格取得に向けて頑張っています。
人間社会学部 心理学科
ビジネス心理専攻
これから学んでみたいのは視覚心理学、日常生活から心理学の楽しさを見つけたい
人の思考はどうして変化していくのか、またその思考の裏にはどんな心理が働いているのかが気になり、幅広く「心理」を理解することができるこの専攻への進学を決めました。1・2 年次は心理学分野と英語・数学などの基本科目、そして週に一度は『心理学実験』や『心理演習』といった実習授業があるので、座学と実習によって幅広く心理学の知識を身につけることができます。3年次からは、
専門分野に分かれて学びを深めていくのですが、私は目の錯覚など生活している中で起きる錯視について研究する「視覚心理学」を詳しく学んでいきたいと考えています。幅広い心理学の世界を学びながら、日常生活の中でも心理学の楽しさを見つけていきたいと思っています。
人間社会学部 心理学科
臨床心理専攻 3年
心理学を学ぶことでますます周りの「人」や「社会」に興味が出てきました
推理小説が好きで、犯罪心理に興味があって、臨床心理専攻を選びました。入学後、心理学のイメージが大きく変わりました。以前は、人の内面をひたすら探るのが心理学だと思っていましたが、むしろ自分を変えたり、社会を理解したりするための学問であることがわかりました。例えば、演習系の授業では、「自分」を被験者として、さまざまな心理検査を行います。その結果を客観的なデータで分析することで、自分の意外な一面を知ることができました。すると過去に悩んだ人間関係の原因がわかり、モヤモヤがきれいに消えていきました。「社会心理学」の授業では、対人関係や集団心理の構造を理論的に学びます。“周囲に合わせてしまう”という日本人特有の行動の理由なども理解できるようになります。心理学を深く学ぶことで、ますます「人」や「社会」が面白くなっていきます。
人間社会学部 心理学科
臨床心理専攻 4 年
正解がないから、面白い 方程式では表せない永遠のパズル
勉強するほどに、面白いけれど難しい。難しいけれど面白い。何だかどっちつかずだけれど、これが心理学に対する正直な気持ちです。授業で実例を元にケアの方法を学生同士でディスカッションしたとき、意見や方向性がまったく違うということがありました。人それぞれで考え方が異なること、「これがベスト」といえる正解はないことに気づき、心理学という学問の奥深さを改めて感じたのです。それでも自分なりの適切な方向を見出すために、ひたすら知識と経験を積んでいきたい。そういえば、この専攻で学び始めてから、人の心の機微に敏感になったと思います。「他者を理解したい」という思いは実生活でも反映され、人間関係もスムーズになったような気がします。
人間社会学部 心理学科
ビジネス心理専攻 4年
色彩ひとつで人の心を動かす―だから心理学って面白い
例えば、カフェ。いろんな雰囲気のお店がありますが、その差はどこから生まれると思いますか? 実は、壁や床、家具など、空間を構成するものの色が及ぼす効果って大きいんです。茶系でまとめられた店内ならナチュラルな雰囲気のお店、黒系なら高級感が漂うお店など、人間の視覚は知らず知らずのうちに色からあらゆるイメージを受け取り、それが心にも大いに働きかけています。心理学の入口って、こんなふうにすぐそばにあるものなんですよ。私はビジネスで役立つ心理学を身につけたく
て、この専攻を選びましたが、学ぶほどに実社会における心理学の重要性を実感しています。目指している進路はマーケティング関係の業種。人々の購買意欲を分析・コントロールするなど、心理学の知識をビジネスのフィールドで生かしていきたいです。