学部・学科・コース
国際文化学部
学べること
人間と文化を通じて世界の多様性を学び、さまざまな人々が暮らす社会のより良い姿を追究します。人文学科では日本の歴史、文学、社会を広く学び、グローバルスタディーズ学科では海外での体験を軸に、世界を文化の視点から学びます。
学科・コース
人文学科 歴史専攻
古代から近代までの日本の歴史を対象に、文献資料の研究や史跡を巡る現地調査を行います。歴史に名を残す英雄だけでなく、当時を生きた民衆の視点からも史料を読みとき、自分の視点で過去の出来事を分析することで、物事を多角的にとらえる力を磨きます。
人文学科 文学専攻
古典から小説、詩、エッセイまで日本の文学を幅広くとらえ、自分の興味や関心にあわせて研究を深めていきます。海外との作品比較や、日本と世界各国の関係性から文学作品を読み解くなど、国際的な視野で日本の文学を考察する力も養います。
人文学科 社会専攻
家族や教育、労働、ジェンダーなど、身近でありながら世界規模の問題にも発展しているテーマを、フィールドワークなどの手法を用いて研究します。社会現象や人間の行動について、社会学の理論や調査手法を用いて分析し、自分が属する社会を変える力を身につけます。身近なモヤモヤが研究テーマになることも。
グローバルスタディーズ学科 国際文化専攻
さまざまな国や地域の文化や歴史、社会、環境、政治や経済を多角的に学びます。また、異文化を理解し世界を広げるための語学力向上をめざします。最長1年間の長期での海外調査や異文化交流を経て、身近な問題を世界的な課題へつなげる視点を養い、よりよい世界に向けて提案できる力を身につけます。英語の教員資格取得も可能です。
グローバルスタディーズ学科 国際日本学専攻
伝統文化からマンガ・音楽・映画などの現代の大衆文化まで、幅広く日本の文化を学びます。海外との比較や、他国との関係性をふまえて日本文化を考察し、理解することで、文化という側面から日本社会の変遷をとらえなおし、今後の日本文化のありかたを考えます。国家資格である登録日本語教員をめざすこともできます。
メディア表現学部
学べること
メディアとコンテンツに関する広い知識とビジネス感覚を身につけた、新しい価値を創造する人を育成します。最先端の表現に不可欠なプログラミングやテクノロジーを活用して、教育、医療、都市設計、経済、エンターテインメントなどあらゆる領域において、さまざまな課題を解決できる多面的な能力を養い、デジタル革新で変わりゆく社会に、新しい価値観を提案します。
学科・コース
メディア表現学科 メディアイノベーション専攻
デジタルマーケティング、デザイン、プログラミングや電子工作などのテクノロジーを学びます。ビジネス理論と技術の両方を学び、デジタル技術で社会課題の解決をするサービスやプロダクトを生み出していきます。テクノロジーを用いた商品開発や、海外展開に関心がある人におすすめです。
(UI/UX・IoT)
メディア表現学科 メディアデザイン専攻
アイデアを生み出す力を磨くと同時に、プログラミング、企画・編集、グラフィックデザイン、映像制作、電子工作など視覚表現を支えるさまざまな技術の構成要素を学びます。メディアの特性に応じた演出を理解し、情報を視覚的に伝える方法と技術を身につけます。
(映像・デザイン)
メディア表現学科 メディアコミュニケーション専攻
メディアやコンテンツの企画制作を学びます。プロジェクト運営のためのチームマネジメントやプレゼンテーション、課題発見緒ためのリサーチ技法などに取り組みます。生み出した企画は実際に社会に発信し、世の中の評価をもとにブラッシュアップをする、実践的な学びを重視しています。
(企画)
メディア表現学科 音楽メディア専攻
作曲や編曲などの従来の音楽制作に加え、ゲームや映像領域に連動したサウンドデザイン、電子音楽などの音の表現、周囲の環境に配慮するサウンドスケープ(音風景)といった幅広い領域に取り組むことができます。IoTを組み合わせた新たな仕組みの模索など、音楽制作だけでなく、音の表現技法を広く活用する仕組みづくりも学びます。
(音楽・音響)
芸術学部
学べること
1年次は特定の専攻に所属せずに、共通カリキュラムで洋画・日本画・版画・立体造形・陶芸・テキスタイル・映像といった7つの表現技法、ものをつくる際に土台となる観察力や思考力を領域横断的に身につけます。2・3年次からは、7つの専攻に分かれて専門性を深めていきます。そして4年次には、集大成として卒業制作に取り組みます。充実した施設で思いきり自分の表現を追求できます。
学科・コース
造形学科 洋画専攻
静物画・風景画・人物画など絵画を中心に学び、芸術の本質を見つめます。絵画以外の技法に触れ、新たな表現を発見する授業も用意されています。一人ひとりに広いスペースが与えられるため、制作に没頭することができます。
造形学科 日本画専攻
植物や動物を繰り返し写生することで、描く対象の本質をとらえます。岩絵具やニカワなど日本画特有の材料や用具の使い方も習得します。自然に囲まれた環境と、大きな作品に取り組める充実した制作環境も魅力です。
造形学科 版画専攻
木版画、銅版画、リトグラフ、シルクスクリーンの基本4版種に加え、写真やCGといったデジタルまで、「版」に関わる幅広い技法が学べます。紙をつくることから挑戦できる紙すき工房は、日本でも屈指の施設です。
造形学科 立体造形専攻
立体表現において大切な対象物のかたちを引き出すプロセスや型取り技法に加え、石や木、金属、ガラスといった素材の性質と扱い方を習得。素材と技法を駆使した空間表現に挑みます。鉄工、木工、石加工をするための施設もそろっています。
造形学科 陶芸専攻
手びねり、ロクロ、タタラ、絵付けといった陶芸技法を習得。できるだけ多くの素材や技法、考え方に触れ、器からアート作品まで幅広く制作します。大型のガス窯から電気窯、伝統的なのぼり窯まで、さまざまな技法に挑戦できる環境が整っています。
造形学科 テキスタイル専攻
シルクスクリーン、友禅、フェルトなどの染めと織りの技法を習得します。伝統文化も盛んな京都で、染織関係企業との連携などを通じ、社会との接点をもって力を伸ばせる機会を豊富に用意しています。大型の織り機から染色工房まで、プロ仕様の施設が充実しています。
造形学科 映像専攻
アートアニメーション、ショートムービー、メディアアートの3領域を軸に、ビデオ編集やCG、アニメーションといった技法を習得。音楽PVや短編映画など多彩な映像制作に取り組みます。
デザイン学部
学べること
企業や地域と連携する本格的なプロジェクトと、自分の感性を磨きオリジナリティあふれる作品を生み出すための授業が豊富にあります。自分の得意な面を生かして、社会の課題を解決するデザイナーをめざします。
学科・コース
ビジュアルデザイン学科 グラフィックデザインコース
写真やイラストなどの「図像」、タイトルや説明文などの「文字」、それを見た人との「コミュニケーション」。これらデザインの基本要素について、ポスターや映像、Webなどのさまざまな制作を通して学び、専門的な知識と技能を身につけます。
ビジュアルデザイン学科 デジタルクリエイションコース
ゲーム・3DCGなどのデジタル表現で社会に発信する力と、人をワクワクさせるアイデア力を身につけ、いままでにない新しい体験を生み出すクリエイターを目指します。グループでの制作も行い、自分ひとりではできないことを、チームで実現させるコラボレーション力も養います。
イラスト学科 イラスト専攻
イラストは、デザインや広告はもちろん、Webや絵本などを通して、人々にメッセージを伝えるメディアそのものです。そのため、イラストコースでは、「発想力」と「描く力」の修得を重視しています。表現の基礎となるイメージ力を養うための表現技法と、人に伝えるためのプレゼンテーション力を身につけ、実際の仕事をイメージした具体的な課題から社会とのつながりを意識し、力をさらに伸ばしていきます。
イラスト学科 モーションイラスト専攻
「デジタルで描くこと」と「デジタルで動かすこと」を軸とした授業で、ソーシャルメディアやWebメディア、動画など、多様なメディアに対応する新しいイラスト表現と発信方法を学びます。この専攻では、従来のイラストレーターが担うクライアントワークだけではなく、自ら発信し、新たなコミュニケーションを構築していくことができるクリエイターを育成します。
プロダクトデザイン学科 インダストリアルデザイン専攻
家電や自動車のように、現代の生活には欠かせない工業製品や、メガネや医療器具といった人体に密接に関わる機器のデザインに取り組みます。デザインの基本となる素材やかたち、機能はもちろん、使う人のニーズをつかむためのリサーチやアイデアを生み出す方法も学び、身近な問題を解決したり、新しい生活スタイルを提案したりできる力を養います。
プロダクトデザイン学科 ライフクリエイション専攻
家具や照明などのインテリア、雑貨など、暮らしを豊かにするためのデザインを学びます。商品のデザインに加え、空間やグラフィック、エディトリアルなども幅広く学ぶことができます。企業との連携授業や、海外大学とのワークショップで、企画力や提案力を実践的にきたえます。
プロダクトデザイン学科 ファッション専攻
「着る人」のためのデザインを追求し、ファッションの力で社会をより良く変えていくことをめざします。人と社会に求められるものを生み出し、必要とする人に届けるために、服をつくる技術に加え、調査・分析力、雑誌や展覧会などによる発信力を磨きます。
建築学科 建築専攻
住宅、商業ビル、公共施設、都市開発、インテリアなどについて、幅広い知識を習得します。模型製作、CG制作、スケッチなどの実習を通して、イメージを形にする訓練を重ねていきます。現場を訪れ状況を観察し、その場所をみて考える経験を積むことも重視しています。また、アートの視点や発想力を加えて、建築家として社会に貢献する力を育てます。建築家として活躍する教員から実践的に学び、世界で活躍できる建築家をめざします。
建築学科 人間環境デザイン専攻
人間の生きる環境のあり方を、世界中のあらゆる文化や社会から学びます。特徴的な授業は、キャンパスを飛び出して国内外の各地を訪問して、現場での対話から課題を発見し、アイデアを生み出すフィールドワーク。実践的な学びを通じて、人間や地域への深い理解、状況を分析できるデザイン的な思考、建築や都市計画の知識・技術を身につけ、持続可能な建築やまちづくり、コミュニティのあり方といった、人々の新しい暮らしを提案していきます。
マンガ学部
学べること
マンガ学部は、マンガに関することすべてを専門に学べる日本で唯一の学部です。どこよりも早く取り組んできた長年のマンガ教育実績を土台に、プロとしてつくり続けるための力を培うカリキュラムが充実しています。第一線で活躍するクリエイターから、新しいマンガ表現についても学ぶことができます。
学科・コース
マンガ学科 ストーリーマンガコース
第一線で活躍するマンガ家から、キャラクターづくり、物語構成力、作画技術など読者の心をつかむための力を直接学びます。卒業生の中には、作品がテレビアニメなど幅広く展開されるヒット作を生み出す作家も。2000年のコース開設以来、着実に実績を積み重ねています。
マンガ学科 新世代マンガコース
従来の見開きマンガに加えて、SNS向けのショートマンガや縦読みのWebtoonなど、変化し続ける新しいマンガ表現も研究します。幅広い業界で活躍するプロから、ストーリーづくりの理論や構図、構成などのノウハウを学び、多くのファンをつかむコンテンツづくりを実践的に学びます。
マンガ学科 キャラクターデザインコース
魅力的なキャラクターを生み出すため、画力に加え、キャラクターデザインの発想力、2D・3DCGのデジタル作画にも取り組み、デジタルを使いこなす技術力、ビジネスへ展開していく知識や企画力を養います。ゲームやアニメ業界の現場ではたくさんの人との協働が不可欠。コミュニケーション力やプレゼンテーション力をきたえ、業界で活躍するスキルを身につけます。
アニメーション学科 アニメーションコース
アニメーションの基礎である「動き」を徹底的に学び、キャラクターの感情、性格、年齢までも表現できる知識と技能を身につけます。そのために、手で描く作画力とCGの技法を習得するだけでなく、作品の企画、演出、音響といった、アニメーション制作に関するすべてのプロセスを学びます。